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こちらはムッタブラサ特有のギルマン族たちの風習を記録したページです。自由に御利用ください。 ムッタブラサに棲むギルマン族たちのものであり、他のギルマン族に影響を与えるものではありません。 公式設定は“竜園”ムッタブラサ詳細を御覧ください。 *目次 [#c4d9e103] #contents *ムッタブラサのギルマン族 [#zedc4c01] **概要 [#sdddbe2f] ギルマン族は、いくつかの氏族に分かれて暮らしています。 同じギルマン族でも氏族同士の仲は良くなく、互いを牽制し合いながら生活し、しばしば争いが起こります。 些細な問題を巡っての小さないざこざがほとんどですが、時に餌場争いから大きな戦にまで発展することもあります。 大抵は異なる2つの氏族間での争いですが、氏族争いなどの複雑な問題では多数の氏族同士が争う状態にもなります。 そうした状況でも、氏族同士が手を組むことはほとんどなく、双方が疲弊するか、一方が叩きのめされるまで続きます。 唯一、これらの争いを鎮める方法が、ギルマン族の長老殿による調停です。 長老殿は最も敬虔なアプカルルの司祭たちによって運営され、泥泡の神アプカルルの御名によって戒めが決められます。 彼らが信奉する神の名を出すくらいでしか止めることは出来ず、それも一時のものです。 ギルマン族の各氏族は、それぞれに特有の身体的特徴を持っていて、それを効果的に使う術を知っています。 氏族により性格傾向も優先する事柄もまちまちです。 彼らが互いに手を組むとしたら、ほとんどが人族やマーマン族など、外部の勢力に対して敵対する時でしょう。 **信仰(ムッタブラサのギルマン族) [#g1862691] 他の蛮族と同様にイグニスによって作られた神々を信仰しています。 泥泡の神アプカルルを中心に、ラーリスなどの異界の神とも思われるようなものを信仰しています。 純粋な力としてダルクレムの信仰も少なくありません。 自ら毒を扱うような氏族にはブラクザバスやテメリオの信仰も見られます。 最も、アプカルルやラーリスは魔神信仰の色が濃く、イグニスの系譜とはまったくの別物の信仰だと考えられている節もあります。 具体的な魔神としてはドレッドバールです。 氏族によってはジャーグラッドを熱烈に切望します。 メルビズなども讃えられてはいますが、ドレッドバールの使いのような扱いです。 **軍隊構成・派兵構成(ムッタブラサのギルマン族) [#d7653989] ギルマン族は、横のつながりが非常に薄いため、何をするにしても氏族内で固まる傾向があります。 そのため、局地的な場所では特化した強さを発揮しますが、対策されやすくもあります。 また、氏族内の同じくらいの力を持った者同士でつるむので、大きな軍隊が構成されることはほとんどありません。 しかし、まれに強い個体によって統率された集団も出てきます。 氏族を無視しして組み入れられた編隊には、熟練の冒険者ですら難しい相手になるでしょう。 **衣食住(ムッタブラサのギルマン族) [#zdc9c297] ギルマン族は、生活圏が水辺や河、海などということもあり、 動きやすさのため自らの鱗を最上として、衣服や鎧を用いないない傾向があります。 儀礼的な意味で綺羅びやかな衣服や荘厳な鎧を着ることはあります。 貝殻などのアクセサリはギルマン族にとって一般的なものです。 純粋な漆黒の色が至上とされますが、特定の色にきらきら光るものも人気があります。 水陸両用で使うには鉄は錆び易いため、忌避されます。 魚の硬い骨で作られた武器が多いでしょう。 また劣化しにくい銀の武器は、ギルマン族にとっても特別なものです。 棲家は氏族や個人の好みによって幅広く分かれます。 水の中の洞窟のような場所で暮らす者もいれば、泥まみれになるのも気にせず泥の中で生活するものもいます。 昼と夜で過ごし方が違う者もいれば、生涯ずっと水の中で暮らす者もいます。 また、水場から遠く離れることはありませんが、好んで地上で暮らす者もいます。 生活の場所は千差万別ですが、いずれも雨風を凌ぐという意識がないのか、建築様式はあまり発達していません。 洞窟などを利用しない限りは、せいぜい、自分の縄張りであることを示すための印が立てられるくらいでしょう。 ギルマン族は狩猟民族で雑食です。 海藻、水藻、魚や水棲の蟲など、何でも食べます。 ギルマン族が異常繁殖した場合、生態を荒らされて、周囲の者達は迷惑を被るでしょう。 日常の食べ物の確保などは、周囲の生活環境に沿って漁(あるい猟)をして行います。 地上に慣れ親しんだ者は網などを用いることもありますが、そうでないものの多くは槍や銛などの武器1つで魚を猟ります。 当然、人族の肉を好むものもいます。 しかし、生活環境が重なることが少ないため、とっておきのデザートのようなものです。 特にエルフの柔らかい肉が希少で人気のようですが、めったにありつけないため、人族(特にエルフ)を見つけたらそのまま襲い掛かってくる者もいます。 蛮族同士だからって食うのを控えたりしません。 マーマン族はいけすかない連中ですし、人の部分の肉は人肉と同じくらい美味しいので、よく狙います。 リザードマン族は苦手です。全体的にリザードマン族の方が頭がいいので、襲っても逆にやられることが多々あります。 また、鱗があって肉も硬いので、わざわざ食事の対象にするのは物好きな者です。 ギルマン族は雑食というだけでなく、食べ物の種類に対して頓着しません。 あまりにも食べるものがないと奴隷のサハギンを食います。 それでも食べるものがなくなったら、ギルマン族同士で共食いを始めます。 **祭事(ムッタブラサのギルマン族) [#wd6f62a1] 現在、把握しているだけでゾマ湿原のギルマン族たちの祭事は以下のものがあります。 人族で、その詳細を知るものはほとんどいないでしょう。 こういうものらしい、ということが伝聞されている内容になります。 ***潮流祭 [#sdb50dda] 月の満ち欠けに合わせて行われます。 最も潮が満ちる夜に行われ、偉大なる海を讃えます。 ***泥濘祭り [#bd26f857] 年に一度、川底、海底に溜まった泥を掘り起こす祭りです。 端的に言えば、泥んこ祭りです。 深き沼に自分の身を沈め、泥濘や泥泡と一緒になる決意と祝福を祝います。 ***卵誕祭(生誕祭) [#o75058bb] 卵を産卵する時期に行われ、氏族ごとに行われる時期も方法も異なるようです。 人族にとっては生理的嫌悪感を抱く行事も多いようです。(祭事全般がそうなのですが) *氏族(ムッタブラサのギルマン族) [#s08338fb] ムッタブラサのギルマン族は各氏族ごとにまとまっています。 以下に氏族の中でも有名なものを列挙します。 **マグロ氏族 [#l149138d] 通常のギルマン族より一回り大きな身体を持つ氏族です。 鱗は非常に硬く、また力も強いです。目が大きいのも特徴です。 知能もギルマン族の中では高い方でこれといった欠点のないことから、しばしば、ギルマン族の部隊を取りまとめるリーダーに抜擢されます。 純粋な力を是とする傾向もあり、ダルクレムを信仰する者も多い氏族です。 **タイ族 [#he2d1c55] 端正な顔つきをしたギルマン族で、(ギルマン族にとっては)イケメンが多いとのことです。 頭が良く、また、信仰心も厚いため、その多くが魔法を扱えます。 綺羅びやかに自分を着飾る傾向にあり、儀式や伝統など儀礼的なものを好みます。 またギルマン族の中では思慮深いため、彼らの中から長老殿に選ばれる者が多いです。 **サンマ族 [#e784fdaf] 通常のギルマン族の中でも細身の氏族です。 力もそれほど強くなく、(ギルマン族にとっては)美しい女性も多いとのことです。 鱗が剥がれやすい氏族的欠点もあり、ギルマン族の中でも弱い存在のため争いになるとすぐに逃げ出します。 鱗を自ら剥がしていくギルマン族のストリッパーみたいな職もあるようです。 **サメ族 [#mdc07118] 鋭い牙をもったギルマン族の氏族です。 力も強く、身のこなしも素早く、戦闘的な傾向があります。 ただ、頭が致命的に悪く、奴隷として扱っているサハギンにも騙されることがあるようです。 凶暴で、一旦暴れると手がつけられないため、ギルマン族の中でも触らず避けて通ろうとする風潮があります。 **トビウオ氏族 [#ec5d7296] 細身の身体をしたギルマン族です。 彼らは非力ですが、身のこなしが素早く、また細い身体で水を切るように動き、水上を走行することが可能です。 ギルマン族の中でも伝令の役目につくことが多いでしょう。 **エイ族 [#i3c840c5] 平らな身体をしているギルマン族です。 尻尾のように長く伸びた尾ヒレが特徴です。 毒のある鋭い牙も持っていますが、あまり使うことはないようです。 口の扱いに長けていて幅広い発音をこなせることから、言語も豊富に持ちあわせ、また、魔法にも長けているようです。 しかし、お世辞にも思慮深い性格とは言えません。 **カサゴ氏族 [#e0af854f] 体の一部、または多くの部分に鋭利な刺が生えている氏族です。 刺には激痛を伴う神経毒があり、彼らはこれを武器代わりに用いることがあります。 カサゴ族は警戒心が強く、また怒りっぽい性格をしています。 非常に攻撃的な氏族で、多数あるギルマン族の氏族の中でも恐れられている氏族です。 **オコゼ氏族 [#p9525f0c] 丸々と太った身体をしているギルマン族です。 背びれの刺に毒を含んでいます。この刺を攻撃に扱うことは出来ませんが、身を丸くして(元々丸いですが)防御に使う傾向があります。 彼らは非常にのろまではありますが、石に擬態する能力に秀でていて、獲物を狩るときは身を隠し、待ちぶせします。 気づいた時には彼らに捕食されてしまっている人族は後を絶ちません。 *他種族との関係性(ムッタブラサのギルマン族) [#z2e4fbdf] **サハギン族 [#n312ebd3] ギルマン族はサハギンを奴隷として扱っています。 その扱いはさながら水の中のコボルトといったところです。 更に、緊急時には非常食にもされ、サハギンはギルマン族の間で養殖されています。 **マーマン族 [#j4e17e34] マーマン族とは生息域が重なりやすく、また、自分たちの捕食方法(根こそぎ食う)に文句を言ってくるので、心底嫌っています。 また、マーマン族の人の部分は人族のような味がするので、人気もあり、しばしば生存競争が起こります。 力はギルマン族優勢ですが、知識戦で押されやすく、被害が決して少なくありません。 **リザードマン [#y0b06a3f] どちらかといえば、リザードマン族は地上にいることを好むものが多いので、時にしか争いが生まれません。 しかし、力は互角で、リザードマン族の方が知性的なため、挑むと分の悪い戦いになります。 多くは奴隷のサハギンを無駄死にさせるだけで終わるでしょう。 **スキュラ族 [#pa6d46dc] スキュラ族は天敵です。 よほど集団で襲わない限り、捕食されたり奴隷にされたりする側になってしまいます。 特にスキュラは死体であっても構わず利用するので、恐れられ、姿を見ただけで逃げ出そうとする者もいます。 |