*真実 [#xd810dc6]
-ある''魔法王''がいました。彼はその叡智で世界の謎について研究し探求していました。
“始まりの剣”が創りし世界“ラクシア”。 剣という本来は人に作られるべき武具が創り出した世界についての研究です。
それらは何処より現れたのだろう。 担い手が必要ならば異世界より来訪する必要などなかったのではないか、と。
彼の研究は異世界におよび、それに没頭するあまり彼は求めてしまったのです。謎の神ラーリスの加護を。
その求めに応じるかのように彼はラーリスの声を聞きました。 そうしてゆっくりと確実に足を踏み外していったのです。
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-魔法王はラーリスとの取引によって“始まりの剣の矛盾”や“異界”についての知識を得ました。それを自国民に広く広めていったのです。
王の言葉はいつも正しく説得力もありました。当時の魔法王達による乱世を憂いていた人々も多かった背景もあります。これが国教となり、“ラーリス異界派”が興るのでした。
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-当時の魔法王国の人間達にとって魔神とは“召喚して都合よく使う兵器”という認識でした。ですので、たとえ“異界”とはいえ、魔神は“自分たちが使役するもの”と都合よく思い込んでいたのです。
そのため、魔法王とその住民の一部は異界への門開き(当時の技術では可能だった)くぐり抜け、“異界”への居住を行いました。しかし、それを快く思わなかったのは同じくラーリスを信仰する魔神将だったのです。
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彼らは居住を始めた魔法王が率いた人間たちを食らいました。魔神が使役から開放さてしまうことを知らなかった魔法王国の国民たちは為す術もなく根絶やしにされたのです。
魔法王はラーリスに魔神将の横暴を直訴しましたが、魔神将の行いもまた自由であると許しました。しかし、その魔神将を討ちたい魔法王の心もまた自由なのだと力を授けたのです。
それは魔法王が神に召し上げられた瞬間でした。王は国民のために復讐を誓う“復讐神”となったのです。
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-数百年にもわたる激しい戦いの末。魔神将も疲弊し、偶然に開いたラクシアへの門を通じて逃げ込みました。何の運命か、それは時を経た“異界派”による魔神召喚の儀式だったのです。
魔神将は言葉巧みに組織に入り込み“教祖”の実権を握ったのです。
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-“復讐神”は魔神将を追おうとしました。しかし、すでに長い年月を経たラクシアでは、自身を知るものも、ましてや信仰するものも居なかったのです。
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-力のない幽体で魔神将を追ううち、1つの焼き払われる村を見ました。そして、自らと同じく魔神に対して“復讐”を望む魂は彼の器としてふさわしかったのです。
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-こうして魔神将は“異界派”の教祖に。“復讐神”は少女の内に憑き力を貸しつつ、魔神将を討つ機会を待っているのです。
ただただ、それすらも狂神ラーリスの娯楽だとも知らずに。
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*コメント [#w72ed14f]
- ネタバレというか、ミア関連のアイデアを考えてみました。 -- [[円]] &new{2017-01-01 (日) 03:50:58};

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