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20150204_0

2015/02/04
SYSTEM
23:44:15
リーセティス様が入室しました。
リーセティス
23:45:00
酒場には猫耳が一匹
23:46:00
別に仕事を請けに来たでもないが、なんとなくいる
23:46:21
「ふんふふーん」今日も今日とて編み物
23:47:05
今日はセーターを編んでいる
23:48:18
誰にあげるかは関係ない、兎に角編む
23:49:58
さて、肝心のセーターのデザインは
(普通 , オシャレ , オサレ , 謎のハート) → [オサレ]
23:50:12
「いい感じ」いい感じらしい
23:50:33
猫耳はちくちくと編む
23:52:04
猫耳もこの前☆5つになった
23:52:42
別に☆5つになったからと言ってこの猫耳がすることは変わらない
23:53:22
猫耳はただ"もうちょっと頑張る"だけだ
23:54:20
「まぁ、問題なのは」彼の家主だ
23:55:15
最近そわそわが止まらない
23:55:58
理由はわかっている。彼の思い人が仕事に行ってまだ帰ってきていないのだ
23:56:35
それも帰ってこないのが心配でそわそわしているのではなく、早く帰ってこないかと心待ちにしているのだ
23:57:09
「乙女みたいだなぁ」
23:57:51
 
23:58:00
猫耳はちくちくと編む
23:58:26
ふと、思い出す
23:58:42
「僕にも好きな人がいたような気がする」
23:59:08
どんな人だったか
2015/02/05
00:00:22
季節は夏だったか、あの日もいつものように意気揚々と餌を獲りに行き、意気揚々と轟沈
00:01:01
夏ということも相まって体力は消耗し、その辺に落ちてた食べ物に手を出した
00:01:59
直射日光を浴び光合成しかねない色をしたソレは既に腐っており、それでも食べた結果轟沈
00:02:06
残念ながら当然の結果 男らしい最後といえる
00:02:27
「その後拾われたんだっけ」
00:02:54
当時の猫耳はただの猫だった。人の言葉も解せず、話せず
00:03:24
とある女性に拾われ、しばらくは飼い猫として育つ
00:04:27
幸せな生活だった
00:04:39
やがてその女性に恋をしたが、しかし人ではない猫は家を出た
00:05:03
「……」手は完全に止まっている
00:06:08
当時は人ではない、と思って家を出た。しかし今は人の姿を取れるし、耳や尻尾も隠せる程だ
00:06:16
「それでも僕はここにいる」
00:07:10
「僕はここにいる」
00:07:47
ラーシュという大切な友達がいるから、という理由でもないだろう
00:08:04
「本当は、なんとも思ってなかったのかなぁ」
00:08:16
「わからない……わからないな」
00:08:49
 
00:08:58
猫耳はちくちくと編む
00:09:48
「うーん」大分形になってきたかな
00:10:13
「いい感じの」
(セーターだ , 丸さだ) → [セーターだ]
00:10:28
「流石にセーターは丸くならないよね」にゃあ
00:12:11
「これはラーシュにあげよう」あみあみ
00:14:04
ラーシュとの付き合いも長い
00:15:09
「……ん?」長い、というか出会ってスキットルに乗せてもらって、そしてまた仕事に行った瞬間から何故か一緒にいる
00:16:57
「んー」そもそも何故猫耳まで居座ることになってしまったのだろうか
00:18:58
ダニロは何か、服従のポーズを見せたからウリウリしてた気がする
00:20:41
トゥールは、討たれた
00:21:10
トゥールには、打たれた
00:21:16
「打たれた」にゃあ
00:24:58
 
00:25:03
猫耳はちくちくと編む
00:25:41
冒険者仲間であるラーシュはともかく、ダニロやトゥールはもともとは敵なのだ
00:26:14
とはいえ明確な理由を持って敵対したわけではない
00:27:17
ダニロはたまたま洞窟内にいただけだし、トゥールは後ろから
00:27:23
「敵だった……」
00:28:33
「よく許したものだなぁ」にゃあ
00:29:54
まぁ、そんなものなのだろう。多分
00:30:45
「結果として皆上手くいってるんだし」あみあみ
00:31:57
ただ上手くいかなかったら誰もいなかったんだろうなぁ、と思う
00:32:23
「ダニロはいないし、トゥールもいない。ラーシュともここまで仲良くなれなくて」
00:33:35
「イェーイ! おめでたー!」などと言っており、動機は不明
00:34:03
「ここまで仲良くなれなくて……ネーラとはどうなったかな」
00:35:09
「その時、僕は冒険者を続けていたかな?」
00:36:41
「続けていても、結局この前みたいに悩んで。相談もせずに止めちゃったかな」
00:38:47
その時自分はどうしていたんだろう
00:39:24
「わからない……わからないな」
00:42:42
まぁ、それもあり得ない仮定だろう
00:43:20
「僕はここにいる」
00:44:04
結果的に止めることはく、こうして猫耳はここにいる
00:45:50
"もうちょっと頑張る"と約束したのだ
00:48:37
これから、恐らく猫耳自身も危険に晒されることも増えるだろう
00:49:05
「でも、頑張らなきゃ」
00:51:38
「僕は、頑張るって決めたんだ」
00:53:37
彼は今後、どれだけ頑張ることが出来るのか
00:54:49
それは誰にもわからない
00:55:10
 
00:55:19
猫耳はちくちくと編む
00:55:29
 
00:55:33
 
00:55:39
猫耳はちくちくと編む
00:55:52
 
00:55:53
 
00:55:54
 
00:55:58
猫耳はちくちくと編む
00:56:12
それはいつまでも続く
00:56:43
いつ終わりが来るのか誰にもわからない
SYSTEM
00:56:50
リーセティス様が退室しました。