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20150311_0

2015/03/11
SYSTEM
00:32:52
エッグ様が入室しました。
SYSTEM
00:32:56
ミリアリア様が入室しました。
TOPIC
00:33:37
セッション"掠奪者達"中の一幕 森の集落:空き家にて by ミリアリア
ミリアリア
00:34:36
蛮族退治の最中訪れた、森の中の集落。
 
00:35:24
そこの住人達から、休む為の場所として用意された小屋の一室に二人はいた。
00:35:39
厳密に言えば一人 かもしれない。もう一人はもう、物言わぬ遺体であるからだ。
00:36:17
蛮族との戦いの中で命を落としたエッグの死体を、ミリアリアが引きずるようにして運んできたところだ。
ミリアリア
00:36:49
「・・・っ・・・」男の体を、投げ出すように乱暴にベッドに寝かせた。
00:37:07
ミリアリアは女としては、魔術師としては力はあるほうだが、それでも細身であることは違いない。
00:37:18
大柄な成人男性 それも屈強な戦士の死体を運ぶというのは、相当に骨が折れた。
00:37:48
それでも、そんなことを気にして要られないくらいに焦っていたのは確かだったし、本人にすれば認めたがらないだろうが、相当に必死だったことは確かだ。
00:38:12
「・・・はぁ・・・」 自分に額にはびっちりと汗をかいていることにも、このとき初めて気がついた。
00:39:45
「・・・」そして、ここで初めて 動かない"彼"の姿を 改めて目にしたことで、彼が死んだのだと 改めて現実を思い知らされたような気持ちになる
00:40:09
自分の片手が 少しだけ震えているのに気がついた。
00:40:25
「・・・・・・」ぎゅっと拳を握り締めて 震えを止める。
00:40:47
「・・・っっっ」そうして、物言わない"彼"を睨みつけると、その拳を冷たい体に思い切りたたきつけた。
00:41:34
溢れる感情は、怒りでも悲しみでもあって そのどちらともつかない思いもあって
00:42:17
「なにがっ・・・ なにが、守る だ・・・ なにが、 大事にする、だ・・・ ばか・・・」
00:43:15
振り下ろした拳をそのままに、自分の額もその体の上に押し付けるようにおろして。呻くように言葉を零す。ぽつり ぽつり 搾り出すように
00:43:31
自分がいなくなった時には探して欲しいと思ったと、魔法の道具を渡された時、
00:43:35
初めからいなくなるようなつもりで一緒にいるなら、今すぐ出て行けと斬り捨てた日のことを思い出していた。
00:43:54
ずっと傍にいると言ったときのことをことを思い出していた。
00:44:14
シルヴィアの記憶を探して二人で遺跡に挑んだ時のこと、悲しい恋の結末を二人で見届けた時のことも―
00:44:28
桜の花見にいったエッグを迎えにいった先で喧嘩したことも
00:44:41
カティスとのことで、逆上して家を飛び出た後 ゴミ捨て場でぎゃーぎゃー騒いでなにがなんだかわからなくなった時のことも
00:45:05
「ばかじゃないの、  ・・・ばか」気がついたら、泣いていて。自分でも馬鹿らしいくらい 馬鹿らしい思い出ばかりで。
00:45:18
エッグは大体いつも間抜け面だった。
00:45:47
ぼんやりとした寝ぼけ眼で、依頼の話もろくに聞きやしないし、馬鹿だし、人の名前をちゃんと覚えないし
00:45:59
図体ばかりでかいくせに、ひっつくのが好きだし、変なところ不安性で男の癖に意外とぐだぐだぐだぐだどーしようもないことでいじけたりするし
00:46:23
―だけど
00:47:00
だけど、それでも―
00:47:29
「・・・っく」  そんな奴がいないだけでこんな風になってしまう自分はもっと もっともっと大間抜けだ。
00:47:57
唇を強く噛んで。顔をあげ、立ち上がる。目元を手の甲で痛いくらいに強く拭って。
00:48:39
泣くのも怒るのも、すべてはこの後でいい。
00:48:48
悲嘆にくれるなんて自分には似合わないし、悲劇のヒロイン気取りなんて反吐がでる。
00:49:00
帰ってこないなら そのときはそのときで この大嘘つきと罵って、彼が一番嫌がることをしてやればいいんだ。
00:49:11
餞別に、彼が守りたいと言ったものを投げ捨ててやろう。
00:49:23
それを止められないのは自分が帰ってこないからなんだから、文句なんて言えないだろう。
00:50:13
こんな風に考えないと、詠唱のひとつも唱えられないのか ―なんて 少しでも冷静になったら、自分が惨めで耐えられそうになくて。
00:51:18
そんな自分には気がつかないふりをしたまま、印を描く
00:51:38
「操、第七階位の魂。生命・霊魂・拘束―――――帰魂」 
00:51:43
目を閉じて。祈るように言葉を紡ぎながら― 詠唱する。
00:51:53
そして一時間後―・・・ 蘇生の儀は終わる。
00:52:46
「・・・・・・・・・」あとは 彼次第だ。どさりと、ベッドサイドの椅子に腰を下ろして。あとは なるようになるのを待つしか ない
エッグ
00:54:54
「………………」
00:57:55
完全に停止していた心臓が脈を打つ。
ミリアリア
00:58:44
「・・・・・・ぁ」
エッグ
00:58:52
どくん、と。一際大きな鼓動を響かせる。脈打つそれが血流を促し、冷え切った身体が不自然に再燃する。 
01:00:05
「……っ……がっ」  鼓動を再開して数秒。口から吐き出したのは固まりかけた血反吐。 気道をふさいでいたそれらを、反射的に吐きだすために身をよじる。
ミリアリア
01:02:00
「・・・・・・」苦しげな様子 なのに、それでも 動く 動き出した様子に、表情に安堵と どうしても戸惑うような色が混じる
01:02:26
「エッグ」
エッグ
01:02:30
上半身を起こして、異物を掃き出しながら息を吐く。息が苦しいだけでなく、痛みがひどい。全身くまなく、頭の先から内臓まで痛みを発しているようで、何も考えられず。
01:03:11
「……ぐ……っ?」  何がなんだかわからない霞のかかったような頭で。ただ呼ばれた声に顔を向けた。
ミリアリア
01:04:40
「-・・・・・・・・・」涙は拭いたが、泣き出しそうな 何処か不安そうにも見える瞳が見つめていて
エッグ
01:06:11
「……どうしたミリー。泣きそうな顔だぞ」 不思議そうな顔で。痛いのを無視して腕を伸ばす。 安心させるように、灰色の髪を撫でようとする。
ミリアリア
01:07:12
「・・・・・・ っな こと ない」目線を伏せて、返す言葉は少し掠れた
01:08:14
ぐてりと顔をエッグの身体の上に落としたのは、力が抜けたのか 顔を見られたくないのかはわからないが、髪に触れるのを拒絶はしなかった
エッグ
01:10:16
「……」 何がなんだかわからない。わからないまでも、目の前の相手が普通ではないのはわかる。
01:10:45
そしてその理由が、自分にあるのだろうということも理解して。 
ミリアリア
01:11:06
「・・・本当に、愚図なんだから・・・  余計な 手間 かけさせて・・・」 少しくぐもった声で ぽつりぽつり
エッグ
01:13:13
「……悪い」 他に何を言えばいいのかわからず、そんな自分の不甲斐なさに顔をしかめつつ。震える頭に手を乗せる。
ミリアリア
01:15:07
「・・・仕事の後始末・・・皆に任せてるんだから・・・ 少し休んだら・・・ 戻るからね」言葉だけはいつも通りの調子だが、体は動かない。
01:16:20
頭に触れる手の感触に、思わず感じたのは安心感なのだろうか。そんなことを鈍った頭でぼんやりと考えながら
エッグ
01:17:44
「……そうか」 仕事。そうだ。自分は依頼の最中だったはずだ。痛みの残る頭が徐々に冷静に、覚えている限りの記憶を再生して。 
01:19:40
「…………」全身の痛みと疲労。不自然な記憶の空白。そして何より、目の前のミリーの様子から、自分がどうなったのかを察して。小さく嘆息を吐く。胸の中の不甲斐なさが重さを増すように感じながら。
ミリアリア
01:23:22
ベッドサイドには割れた魔晶石の欠片が転がっていたりして。ミリアリア自身、もうマナも枯渇しているのだろう。ただ、ぐったりとエッグの体に頭をもたれている体勢のままだ。
エッグ
01:25:24
「……ミリー。大丈夫か?」  じっと動かない相手に、まさかどこか怪我でもしてるのではと思って。
ミリアリア
01:27:07
「・・・疲れただけよ」ライトニングで少しばかり焦げてはいたが大した傷でもない。本当にただ、脱力しているだけの様子だ
エッグ
01:28:33
「……そうか」なんとなく、気まずい感じがして。
01:29:25
「っ……!」 身をよじると、まだ痛みの残滓があった。思わず息をつめて耐える。
ミリアリア
01:31:18
「リゾルテに治してもらわないとね…」はふ、と小さな吐息混じり 少しだけ顔をあげて。心配は半分。もう半分はそら死んだのだから そのくらいは なんて 少しばかり意地悪になる気持ちである
エッグ
01:32:46
「…………これぐらいなら、別にいいさ」 痛いだけで傷自体はふさがっているようで。気合いで何とかなりそうな気もするのだ。
ミリアリア
01:33:51
「・・・ま。…戻ってからでも、角とか痣とかも 確認しなくちゃいけないし・・・」
01:34:23
「・・・少し休めば良いわ。少ししたら、起こしてあげるから」
エッグ
01:36:47
「……ううむ」小さく唸って。ミリーの顔を見た。  
01:37:34
「ミリー……」おもむろに、手を伸ばす。彼女の、白いが、戦闘の余波で薄汚れたままの頬に手をそえる。 
ミリアリア
01:39:06
「・・・空に上がるとこ、無理やり引き戻したんだから。無理してまた―・・・」何かあったら迷惑だ とか悪態つこうとした途中。頬に触れた手に 言葉をとめて。
エッグ
01:41:49
「……」むにーと。おもむろに引っ張った。あくまで軽く。 
ミリアリア
01:43:49
「・・・・・・・・・」刺すわよみたいなジト目で見た
エッグ
01:45:32
意外と柔らかく、そして伸びるので、軽く感動しつつ。
01:45:49
ジト目を見返して。思わず笑った。 
ミリアリア
01:47:03
「覚えておきなさいよね」好きにさせてやって。笑うのも、とりあえず許してやろう。と偉そうな調子だ
エッグ
01:49:15
「ああ……。心配かけたな。悪い。 それで。ありがとうな、ミリー」 緊張感のない、どこか緩んだ笑みだ。
ミリアリア
01:49:56
「・・・・・・トチったのはこっちだし」はあああああっと思い出したように、大げさなため息 一つだけついて
01:51:46
「・・・・・・・・・」起きたら殴ろうと 起きなくても殴ろうと思っていたのだけど、 呑気そうな顔を見ていたら その気もそがれてしまって
エッグ
01:53:35
少しは元気になったように見えて。安堵した。自分のせいでミリーの顔が曇っているのは嫌なので。
01:55:55
「まあ、なんだ。俺はともかく、ほかの連中は無事か? 依頼は成功ってことなのか?」 むにむに。
ミリアリア
01:57:56
「・・・・・・問題ないわよ。敵の頭目ぽいのも潰したし、今は残党がいないかとか 後始末してくれてる筈ー」
01:58:25
「・・・・」むにむにしてるのを、いいかげんにしろよ そろそろ いいかげんにしろよってオーラ出しつつ
エッグ
01:58:47
「……」名残惜しそうに手を離して。
02:02:09
「そうか。迷惑かけちまったな。あとで謝らないとな」
ミリアリア
02:03:32
「… ま、皆には 一応ね」手を離されると、よろしい みたいな顔はして
02:06:04
「― 何もないようなら戻ってくるとは思うけど、あたし達もいつまでもサボってもいられないしね」
エッグ
02:06:43
「…………ああ。そうだな」 相槌を打ちつつ、ふと視線を落とす。何かを思案するように。
ミリアリア
02:06:56
あたしだけでも様子見に行っとくか、と 少しだけ気だるそうに立ち上がり
02:09:05
「アンタはもうちょっと寝とくのよ?」なんだかんだで 心配はしているのか、命令系に近い調子で
エッグ
02:09:50
「む? ああ。わかった」 慌てて返事をしながら見送る。
ミリアリア
02:10:20
「・・・? どうしたの?」なんか変なところでもあるのかと 怪訝そうな顔はした
エッグ
02:13:49
「……なんでもないぞ」苦笑しつつ、大げさな動きで横になった。 
ミリアリア
02:14:36
「・・・そう」
02:17:33
横になったところ。不意に覗き込むように顔を近づけて
02:22:33
「・・・・・・」じとり とても色気のある表情ではない顔で しばし睨みつけてから
02:23:53
「―おやすみ」喧嘩を売るみたいに投げっぱなしの口調でそう言って。軽く口付けてから、ふいとそっぽ向いて そのまま出て行くのでした。
エッグ
02:25:10
「……」
02:25:51
不意打ちのような、反応する間もない行為に、少し目を丸くして。
02:26:13
出ていった彼女の後をしばしの間見つめたあと、小さく息をつく。
02:28:00
「…………まいったな」 呟きながら、考えるのは、これからのこととだけではなく。
02:29:23
内心の苦さを味わいながら、それでも今は少しでも身体を休めようと、瞳を閉じる。意外なほどにあっさりと、睡魔はやってきた。 
 
02:30:33
 
02:30:34
 
02:30:35
 
ミリアリア
02:30:52
@ではお疲れ様でした。お掃除はしときますな
エッグ
02:32:37
@お疲れ様でした。
SYSTEM
02:32:39
エッグ様が退室しました。
SYSTEM
02:32:40
ミリアリア様が退室しました。