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20160829_0

2016/08/29
SYSTEM
22:52:08
ブレイス様が入室しました。
22:52:54
 
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22:53:16
リーネ、マオと出会う数日前に遡る――
TOPIC
22:54:25
フェンディル王国傘下の町の冒険者の店 ~黄昏の崖っぷち亭~ by ブレイス
ブレイス
22:54:39
「竜が暴れている?」
店主
22:55:34
「そうらしいね。目撃情報から察するにドラゴンインファントだと思うけども」太ったリルドラケンの店主はもしゃもしゃと食べながら喋る
ブレイス
22:56:30
「ドラゴンインファント……俺も昔戦ったことがあったかな」
店主
22:58:08
「丁度今ウチのお抱えの冒険者達は皆出払っちゃってるから隣町の冒険者へ救援を求めようと思ってる」
ブレイス
22:59:15
「そうか……」少し思案顔で、しかし間をおいてから「いや、俺が出るよ」
店主
23:00:10
「君が? 緊急性は低いから隣町に任せれば」
ブレイス
23:00:47
「いや、最初の目撃情報から次の斥候の情報だとこっちに向かってきているように取れる。その前に俺が叩きに行く」
店主
23:01:52
「……わかった。しかし無茶はしないようにね」
ブレイス
23:02:13
「無茶してるのはいつものことだ」はは
23:02:26
 
23:02:26
 
23:02:26
 
TOPIC
23:02:55
~遺跡と花の丘~ by ブレイス
ブレイス
23:04:04
「これが竜の足跡……?」しゃがみこみながら痕跡を見る
23:04:52
「いや、竜のものに間違いはなさそうだけども何かサイズが……」本の情報と見比べながらもブレイスは足跡を観察する
23:05:25
彼の実力は冒険者としては一流と言って差し支えない。しかし斥候としては二流もいいところである。
23:06:06
よって、それが降り立つまで気付かなかった。警戒心が足りなかったと言っていい。
23:06:28
ドシン、と大きな音を立ててソレは舞い降り、大きく唸る。
ブレイス
23:07:59
「な――ッ!!」慌てて振り向くと、そこには目的の竜がいた。ドラゴンインファント――であれば不意を取られようが問題なかったであろう
23:08:44
グォォォ――猛火のブレスがブレイスを襲う。それはドラゴンインファントのものとは到底思えず
ブレイス
23:10:05
「たしか……ドラゴネットか? 斥候担当め、見間違えたな」ベルトに固定したチェイン&ウェイトをバチンと外し、すぐさま臨戦態勢を取る
23:11:22
しかし不意を打たれ、彼自身は単身行動により神経をすり減らしており既に疲労困憊……まともに戦うことすらままならず
23:12:58
ガキン、と一本外れ、二本目も外れ。噛まれ、何とか回避しつつも一本絡ませることに成功はしたが
23:13:26
「~~ッ!!」続いて迫り来る竜の爪は青年の回りを漂う盾が防ごうとするものの防ぎきれるはずもなく――
23:13:34
 
23:13:35
 
23:13:35
 
TOPIC
23:13:47
フェンディル王国傘下の町の冒険者の店 ~黄昏の崖っぷち亭~ by ブレイス
ブレイス
23:14:17
「今戻ったよ」バタン、と扉を開け適当な椅子へと腰掛ける
店主
23:14:52
「ブレイス!」彼の姿を確認して、店主は食べるのも止めて慌てて駆け寄る
23:16:20
「伝書鳩の手紙から大体のことは知ったけど……」アッオーと一羽のカッコウが鳴く
23:16:51
「無事で良かったよ」
ブレイス
23:17:21
「本当にな。今回ばかりは本気で死んだと思った。通り掛かりの冒険者様々だよ」
店主
23:19:00
「冒険者だけじゃなくて斥候もここを離れていくからね。大分質が落ちてきているのかも知れない」
ブレイス
23:20:02
「いや、いるだけありがたいよ。皆がいるから俺も頑張っていける」
店主
23:20:41
そんなブレイスの様子を見て店主は悲しそうな顔をして
23:22:09
「いつも言っているけど君は無茶をし過ぎなんだ。店主の僕が言うのもなんだけど他所へ移籍した方がいい」
ブレイス
23:22:38
そんな店主の言葉を聞いて、少しきょとんとして
23:22:58
「俺はそんなに無茶をしているのか?」
店主
23:23:25
「いや、僕もいつも無茶をし過ぎ、無茶をするなって言ってるよね?」
ブレイス
23:24:35
「助けてもらった冒険者にも同じことを言われた。うちに来ないかとも言われたよ」
店主
23:24:50
「そりゃ言われるだろうね」はぁ、と溜息をついて
23:26:00
「うちは確かに冒険者は少ない。けど皆パーティを組んで行くのが普通だ」
23:27:52
「君は実力はあって危険な仕事をこなせるから他の皆を連れて行かない、という判断もある意味では間違っていない」
23:28:05
「だからといって1人で行く必要はまったくないんだ」
ブレイス
23:28:44
「そうかぁ」ぎぃ、とイスの背に凭れ掛り
23:30:29
「でも、俺がいなければ」
店主
23:30:49
「いや、正直に言っておこうか」ブレイスの言葉を遮り
23:32:44
「君はこの店にいても何の役にも立っていない。実力があろうが単身で動く冒険者よりも、弱い冒険者の集団の方が余程役に立つよ」
23:34:27
「一人で動くせいで無駄に疲労を溜め込んで、格下相手に何回遅れを取ってるんだい? いない方がマシってもんだよ」
ブレイス
23:35:42
「……それもそうか」ぎぃ、と身体を起こして、机に肘をかけて
店主
23:37:18
「というか君の冒険者としての資質は単身で動くことでは発揮されない。集団にいてこそ輝くんだ」
23:38:11
「君自身もわかってはいるだろう?」
ブレイス
23:38:43
「うん、まぁ」他の店から救援に来た冒険者に同行すると有難がられる
店主
23:39:31
「何、君がいなくなっても意外と何とかなるんだよ。君一人が頑張ったって何も変わらないさ」
ブレイス
23:41:08
「……ありがとう」
店主
23:42:03
「まーったく礼を言われることじゃないよ。君の冒険者としての才能を潰せばこの店の沽券にも関わるからね」
ブレイス
23:42:36
立ち上がり「オルレイアへ行こうと思う」
店主
23:43:05
「オルレイア? これはまた遠いところへ行くね?」フェンディル圏内でも良いと思うんだけど、と
ブレイス
23:45:33
「こうして動く切欠になったんだ。この切欠は大事にしておきたい。それに」
23:46:54
「初めて会った俺に対してあれ程心配してくれた彼女らに動いているところも見せてみたいしね」
店主
23:47:06
「あっ、ふーん」女ね、ふーん
ブレイス
23:48:44
「男に心配されるより、女に心配された方が動きたくなるだろ?
23:48:56
「女の前ではかっこつけたいものだしね」
店主
23:49:12
「確かに」うんうん
23:49:52
「ま、オルレイアに行くのはいいけど、覚悟した方がいいよ?」
ブレイス
23:49:58
「覚悟?」
店主
23:50:20
「オルレイアの"百の勇者亭"、あそこの飯はマズいらしいよ?」
ブレイス
23:50:36
「……そんなに? どの位?」
店主
23:51:07
「ウチが貴族が食べる高級料理店に見えるかも知れない」
ブレイス
23:51:18
「マジかぁ」
店主
23:51:57
「ま、頑張ってきなよ。僕は君の友人として応援しているよ」
ブレイス
23:52:29
「流石に冒険者としての先輩を友人と思うことは出来ないけどな」お互いに拳を付き合わせつつ
店主
23:53:17
「それじゃあ今日は君の旅立ち決断記念デーとして豪華に行こうじゃないか!」
23:53:35
「そして旅立ち記念デーには更に豪華な……」
ブレイス
23:53:51
「結局食べてばっかりか……」はは、と苦笑しつつも
23:54:08
 
23:54:08
 
23:54:08
 
23:54:48
5年か、6年か。冒険者として活動してきた"黄昏の崖っぷち亭"からブレイスは旅立つことになる
23:55:33
新天地は"冒険者の国オルレイア"
23:56:13
そこでの冒険は決して楽なものではないだろう。恐らく命を落とすことになるかもしれない
23:57:17
しかし如何なる結末が待っていようとも、彼は後悔するつもりはない
23:57:33
自分で決めた選択なのだから
23:58:00
彼のフェンディルでの物語は閉じることになる
23:58:12
そしてこれから新たな物語が始まるのである――
23:58:22
マズい保存食と共に
23:58:25
 
23:58:25
 
23:58:25
 
SYSTEM
23:58:28
ブレイス様が退室しました。