シオエル・リズオーネ

『ぼ、僕は女の子じゃないよ！！　･･･････男の子でもないけど(ﾎﾞｿｯ)』
シオエル・リズオーネ	最終更新：2011/11/26 プレイヤー：ラフトマト

種族	性別	年齢	生まれ
人間	??	１５歳	魔動機師　Ⅰ

冒険者レベル	経験点	名誉点
2	640 / 4140	17 / 17

穢れ度

技	A	成長	器用度	増強	＋
8	11	1	20		3
	B	成長	敏捷度	増強	＋
	6		14		2
体	C	成長	筋力	増強	＋
4	9		13		2
	D	成長	生命力	増強	＋
	12		16		2
心	E	成長	知力	増強	＋
9	9		18		3
	F	成長	精神力	増強	＋
	8		17		2

種族特徴
［剣の加護／運命変転］

所持金	預金／借金
0 G	G

移動力
14
全力移動
42

生命抵抗力	ＨＰ
4	22
精神抵抗力	ＭＰ
4	23

冒険者技能	レベル
シューター	2
マギテック	2
一般技能	レベル
作曲家	2
絵描き	2
作家	2
娼婦	1
学生	1

戦闘特技
《精密射撃》

言語	会話	読文
交易共通語	○	○
リーゼン地方語	○	○
魔動機文明語	○	○

行為判定	基準値
魔物知識	0
先制力	0

練技

呪歌

騎芸

賦術

技能・習熟	必筋上限	命中強化	基本命中力		Ｃ値	追加Ｄ	備考
シューター技能レベル2	13	0	5	―	―	4
マギテック技能レベル2	―	―	―	―	―	5

武器	用法	必要筋力	命中修正	命中力	威力	Ｃ値	追加Ｄ	備考
トラドール	2H	5				10		800G　古びた長銃。
ジェザイル	2H	10				10	+1	1200G　新しく購入した長銃。初めて依頼を達成した報酬で。

技能	回避行動	必筋上限	基本回避力
なし	0	13	0	―


防具		必筋	回避	防護
鎧	ソフトレザー	4		3
鎧	備考
盾
盾	備考
その他
総計				3

部位	装飾品	効果
頭	マギスフィア(小)	200G　古びた球体浮遊型。
耳
顔
首
背中
右手
左手
腰	ガンベルト(残弾16)	20G　弾丸が12発まで入る
足
他

所持品
【装備品】　Eトラドール　800G 　Eガンベルト　20G 　　L弾丸　20発(消費4)　100G 　Eマギスフィア(小)　200G 　Eソフトレザー　150G 【消耗品】　◇冒険者セット　100G 　　　L背負い袋､水袋､たいまつ6本､火口箱､毛布､ロープ10m､ナイフ　◇Aポーション　　100G 　資金2700G　出費2650G　残金50


戦闘用アイテム
1	Aポーション
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

名誉アイテム	点数
なし	0

容姿・経歴・その他メモ
【容姿】　小柄で細身で華奢な印象。常に身体のラインを隠すようなマントを身につけている。背中には銃を帯びている。イメージカラーは白と深い青。　頭髪:色合いは青みがかった黒。綺麗好きなので手入れは欠かさない。長さは背中にかかるぐらいで流している。　瞳　:鮮やかな青。童顔なためやや大きい感じ。　顔立:小顔で童顔。　表情:慌てんぼうなので、すぐに狼狽する。リアクションがいいので、ツッコミは眉を立てて少し怒るような感じ。笑う時は眉を八の時にして、苦笑するような感じで微笑む。　肌色：インドアなので白い。　体型:男の子時　全体的に華奢なのは変わらない。筋力なども変化がなく、局部的な変化しか起きない。でも尻はいい感じらしい。　　　女の子時　やはりさしたる変化はなく、ただほんのりと匂いが違う。胸のサイズは小ぶり　　　。でも尻はいい感じらしい。サイズ:身長160cm。体重45kg。血液型A。　属性:長髪眼鏡砲撃型涙目僕っ子枠。　【内面】　基本的に穏やかな感じ。誰とでも協調しようとするが、反面、あまり踏み込めない性格。　思考:現実的で実際的。ただ行動力があふれているというわけではない。また夢見がちな少女のような面もある。他人のことを気づかうのが素であり、自分のことはあまり話そうとはしない。　嗜好:甘いモノ全般、魔導機械、小物類、占いなど。　特技:機械いじり、射撃術、芸術ごと全般。　嫌悪:自分に踏み込んでくる人。神秘的なもの、神さま関連が苦手。　戦闘:マギテック技能とシューター技能を使った銃の攻撃が主体。両手持ちよりは、一本を集中して撃つ感じ。　　【経歴】『両親に愛されて育った』『高レベルの魔法をかけられたことがある』『本来の性別とは異なる性別で育てられた』ーーーー嫌だよ。こんなの嫌なんだ。でも、どうしようもないから。だからどうにかするために、僕は冒険者になったんだ。ーーーーー　　両親に愛されて育った。それは確かなことだ。　　父と母。二人は敬虔なリルズを信仰するもの同士であり､愛という絆で結ばれていた。裕福ではないが慎ましくも温かな家庭を築いていた。　　そんな愛しあう二人の間に子供ができる。二人はとても喜んだ。　　しかし、それと同時に、二人の間に亀裂が生まれた。　　それはとても些細なことで。しかし強く結ばれていた二人だったからこそ、小さな亀裂は目立ってしまった。　　その理由は『子供の性別』である。　　父は男の子が良かったと言う。父は教会で神官戦士として働いており、たくましい息子を持って、自分の技を教え、自分と同じように神に仕えてほしかったからだ。　　母は女の子が良かったと言う。母は教会で働く修道女であり、リルズの教えを広めるために熱心に人々に言葉を伝えて回るのには可愛らしい女の子のほうがよかったからだ。　　二人は口論になった。しかしこのままでは埒が明かないと悟った二人は一時的に和解した。そして共通して信じるモノとして、神に任せることにしたのである。ハタから見ると結局運任せのように見えたが、二人は熱心に、日夜を問わず神に祈り続けた。　　そんな月日が半年ほど達、妻は予定日とさほど変わらない時期に、滞りなく子を産んだ。　　息をのんで二人が性別を確認すると。そこには男の子がいた。　　父が快哉を上げ、母は、それでも無事に赤子が産まれてきてくれたことにほほ笑んだ。　　だが、次の瞬間、二人はそれを見た。　　産声があがる。元気な叫びは赤子が健康に産まれたのだということを示す。　　それと同時に、小さな風のようなものが、赤子を包んだ。　　驚き眼を見開く両親の眼の前で。赤子の身体が変化した。それは瞬きの間に起きたこと。　　わずかな風の息吹が感じられなくなった時、父親が抱いていいた赤ん坊に変化が起きていた。　　女の子になったのである。　　今度は、二人ともあっけにとられ、見つめ合うことしかできなかった。　　数年後。その子には『シオエル』という名前がつけられ。両親から愛されて育てられる。　　子供の特異な変化に対して、彼らは悩み、しかしすぐに結論づけたのであった。すなわち『神の奇跡』だと。　　その結論は、信徒である二人をより子供思いに。悪く言えば親バカにさせてしまったのだが。　　物心つく前に、シオエルは二人の愛をそそがれ続ける。特に母はシオエルを女の子として着せ替えするのに夢中になる。　　だが、時は過ぎ。身体と心は成長する。　　入れ替わる身体は、時に少年、時に少女へと入れ替わりながら成長する。しかし心はそう柔軟ではなかった。　　村の日曜学校へ行く歳になると、シオエルは自分が異常であることを知った。周りの同年代の子供たちは、当然、普通の子供たちだったから。　　シオエルは悩み、当然のように両親に相談するが、彼らは何もしてはくれなかった。ただこう言った。『何も恥じることはない。お前は神に愛された子なんだよ』『そうよ。貴方は特別な子なの。私たちの希望よ』　　だが、そんな言葉だけで納得できることはなかった。そして自分の変化を、同年代の子に指摘され、それはからかいの対象になり、次第に子供らしい残酷さを帯びていく。　　友達は一人もできなかった。少年でも少女でもないシオエルは、どちらかも気味悪がられていたから。　　これが神様の与えてくれた奇跡だというなら。　　僕は。神さまなんて。だいっきらいだ。　　そう思いながら幼少期を過ごす。さらに時が進み、１０歳を超える頃には孤独にも慣れていた。　　そしてシオエルなりの楽しみも見つけていた。最初は、神様というモノから縁遠いモノというだけでそれに興味を持っていただけなのに。いまでは生きがいであるかのように足しげく通う場所。そこは村はずれにある古びた小屋。村でも変わりモノと言われているエルフの男が住んでいる場所だった。　　男性は魔動機師で、村でもいくつかある機械類を修理などを仕事としていた。シオエルは何度かそこに顔を出すうちに次第に彼と打ち解けていく。男は寡黙で無愛想だったが、変わりモノというレッテルを張られた彼は、シオエルにとってなぜか近づきやすい存在だった。　　何度かお願いすると、男はマギテックの知識を教えてくれた。古びたマギスフィアも貸し与えてくれた。シオエルは喜びながら、両親には見つからないようにと訓練もした。才能があったのか、腕前は少しずつ上がっていくようになった。　　この頃から、シオエルの中に旅に出るという考えが思い浮かんだ。村には居場所がなく、溺愛してくれる両親のそばにいるだけの人生は認めたくはなかった。それになにより、自分がまっとうに生きていくのにこの身体の変化は邪魔だった。だから、それを治す術を見つけたかったのだ。　　そのためには強くなる必要があった。自分１人でも、危険な外の世界を生き抜ける力が。だからシオエルはマギテックの技と、射撃の技術を磨くようにした。マギテックには『銃』という強力な武器があったからだ。　　そうして、シオエルは15歳に近づくと、両親に旅立ちの決意を告げた。予想通りに止めに入る父と母の静止を振り払い、シオエルは旅に出た。説得するつもりはなかった。二人にとってシオエルは希望であり、どんなことよりも輝ける生きた『偶像』だったから。　　少年でも少女でもないシオエルは、そうして旅立った。餞別としてもらった古びた銃と、決意を胸に秘めながら。　　日記　･村から旅立った一週間。ようやく目的地に着くことができた。オルレイア。冒険者の国。ここなら僕でも冒険者になれるはずだと思った。先生に教わった冒険者の店『百の勇者亭』に行くと、そこは今まで聞いたこともないような騒ぎがあった。お祭りでもやっていたのだろうか、と驚くが、どうやらこれが日常らしい。すごいことだ。　冒険者になるのは、想像していたよりずっと簡単だった。店主さんからもらった紙に、記入するだけ。拍子抜けしたがお金とか払うことがなくって良かったのは確かだ。溜めていた路銀はもう底をついていたから。　何事もなくホッとしてたら、いきなり後ろから声をかけられた。そこにいたのは知らない人で、執事さんもいて、つまりお嬢様という人なんだと思う。どうやら僕と同じ日に冒険者になったみたいで、怒鳴るようだったけど、要するにこれからよろしくっていう、挨拶？　をしてきてくれたんだと思う。その子の名前はグレイシアで、執事さんはラストっていう。　そのラストさんが依頼の話を持ってくれて、グレイシアさんも僕を誘ってくれたので、依頼を受けることになった。お金もためないといけないので渡りに船って、こういうことだね。他にも神官のフィーユさんや、シャムさんという元気な人が一緒になった。　依頼は魔動機ギルドの支部長さんという偉い人からのもので。部品を集めてきてほしいんだということだった。ちょうど魔動機の遺跡がごろごろしている地域があるらしく、そこにいけば大抵の部品が見つかるのだという。僕らはオルレイアから旅立った。　現場では、魔動機ギルドの人がいろいろと物資を支援してくれた。特にすごいのが作業用クーガで、ゴダイ君というらしい。この子の面倒は僕が見ることになって、すごく楽しかったなぁ･･･････。　探索は一筋縄ではいかなかった。鉄骨が落ちてきたり、亀裂があったり、壊れた魔道機械が砲撃してきたり。でも妖精や変わった幻獣にも会えて、驚くようなことも見ることができた。冒険者。複雑な気持ちだけど、村にいたときよりもワクワクしているのは本当。どうやらこのあたりには蛮族も出没していて、連中は魔動機械を掘り出して運んで行くのだとか。みんなで話し合い、蛮族たちから部品を取り返すことを決めた。　　戦闘になった。相手は蠍のような蛮族とコボルトが二匹。銃を撃ってくる。ｷﾞﾘｷﾞﾘまで岩陰に隠れてからの奇襲となった。グレイシアさんとチャムさんが前で戦い、私やラストさん、フィーユさんは支援をしていく（ラストさんは最後には前線に入っていｯたけど）。私の銃は、何度も撃ったけど当たらなかった･･････。練習ではいつも上手く当たっていたのに･･････。　戦いは皆の頑張りでなんとかなったけど、僕は、本当に、何もできなかったなぁ･･････。　　　技:8　　体:4　　心:9 Ａ:11　　Ｂ:6　　Ｃ:9　　Ｄ:12　　Ｅ:9　　Ｆ:8 器用:19　敏捷:14　筋力:13　生命:16　知力:18　精神:17

容姿・経歴・その他メモ

【容姿】　小柄で細身で華奢な印象。常に身体のラインを隠すようなマントを身につけている。背中には銃を帯びている。イメージカラーは白と深い青。

　頭髪:色合いは青みがかった黒。綺麗好きなので手入れは欠かさない。長さは背中にかかるぐらいで流している。
　瞳　:鮮やかな青。童顔なためやや大きい感じ。
　顔立:小顔で童顔。
　表情:慌てんぼうなので、すぐに狼狽する。リアクションがいいので、ツッコミは眉を立てて少し怒るような感じ。笑う時は眉を八の時にして、苦笑するような感じで微笑む。
　肌色：インドアなので白い。
　体型:男の子時　全体的に華奢なのは変わらない。筋力なども変化がなく、局部的な変化しか起きない。でも尻はいい感じらしい。
　　　女の子時　やはりさしたる変化はなく、ただほんのりと匂いが違う。胸のサイズは小ぶり　　　。でも尻はいい感じらしい。
サイズ:身長160cm。体重45kg。血液型A。
　属性:長髪眼鏡砲撃型涙目僕っ子枠。
　

【内面】　基本的に穏やかな感じ。誰とでも協調しようとするが、反面、あまり踏み込めない性格。

　思考:現実的で実際的。ただ行動力があふれているというわけではない。また夢見がちな少女のような面もある。他人のことを気づかうのが素であり、自分のことはあまり話そうとはしない。
　嗜好:甘いモノ全般、魔導機械、小物類、占いなど。
　特技:機械いじり、射撃術、芸術ごと全般。
　嫌悪:自分に踏み込んでくる人。神秘的なもの、神さま関連が苦手。
　戦闘:マギテック技能とシューター技能を使った銃の攻撃が主体。両手持ちよりは、一本を集中して撃つ感じ。
　
　

【経歴】

『両親に愛されて育った』『高レベルの魔法をかけられたことがある』『本来の性別とは異なる性別で育てられた』

ーーーー嫌だよ。こんなの嫌なんだ。でも、どうしようもないから。だからどうにかするために、僕は冒険者になったんだ。ーーーーー

　　両親に愛されて育った。それは確かなことだ。
　　父と母。二人は敬虔なリルズを信仰するもの同士であり､愛という絆で結ばれていた。裕福ではないが慎ましくも温かな家庭を築いていた。
　　そんな愛しあう二人の間に子供ができる。二人はとても喜んだ。
　　しかし、それと同時に、二人の間に亀裂が生まれた。
　　それはとても些細なことで。しかし強く結ばれていた二人だったからこそ、小さな亀裂は目立ってしまった。
　　その理由は『子供の性別』である。
　　父は男の子が良かったと言う。父は教会で神官戦士として働いており、たくましい息子を持って、自分の技を教え、自分と同じように神に仕えてほしかったからだ。
　　母は女の子が良かったと言う。母は教会で働く修道女であり、リルズの教えを広めるために熱心に人々に言葉を伝えて回るのには可愛らしい女の子のほうがよかったからだ。
　　二人は口論になった。しかしこのままでは埒が明かないと悟った二人は一時的に和解した。そして共通して信じるモノとして、神に任せることにしたのである。ハタから見ると結局運任せのように見えたが、二人は熱心に、日夜を問わず神に祈り続けた。
　　そんな月日が半年ほど達、妻は予定日とさほど変わらない時期に、滞りなく子を産んだ。
　　息をのんで二人が性別を確認すると。そこには男の子がいた。
　　父が快哉を上げ、母は、それでも無事に赤子が産まれてきてくれたことにほほ笑んだ。
　　だが、次の瞬間、二人はそれを見た。
　　産声があがる。元気な叫びは赤子が健康に産まれたのだということを示す。
　　それと同時に、小さな風のようなものが、赤子を包んだ。
　　驚き眼を見開く両親の眼の前で。赤子の身体が変化した。それは瞬きの間に起きたこと。
　　わずかな風の息吹が感じられなくなった時、父親が抱いていいた赤ん坊に変化が起きていた。
　　女の子になったのである。
　　今度は、二人ともあっけにとられ、見つめ合うことしかできなかった。

　　数年後。その子には『シオエル』という名前がつけられ。両親から愛されて育てられる。
　　子供の特異な変化に対して、彼らは悩み、しかしすぐに結論づけたのであった。すなわち『神の奇跡』だと。
　　その結論は、信徒である二人をより子供思いに。悪く言えば親バカにさせてしまったのだが。
　　物心つく前に、シオエルは二人の愛をそそがれ続ける。特に母はシオエルを女の子として着せ替えするのに夢中になる。
　　だが、時は過ぎ。身体と心は成長する。
　　入れ替わる身体は、時に少年、時に少女へと入れ替わりながら成長する。しかし心はそう柔軟ではなかった。
　　村の日曜学校へ行く歳になると、シオエルは自分が異常であることを知った。周りの同年代の子供たちは、当然、普通の子供たちだったから。
　　シオエルは悩み、当然のように両親に相談するが、彼らは何もしてはくれなかった。ただこう言った。
『何も恥じることはない。お前は神に愛された子なんだよ』『そうよ。貴方は特別な子なの。私たちの希望よ』
　　だが、そんな言葉だけで納得できることはなかった。そして自分の変化を、同年代の子に指摘され、それはからかいの対象になり、次第に子供らしい残酷さを帯びていく。
　　友達は一人もできなかった。少年でも少女でもないシオエルは、どちらかも気味悪がられていたから。
　　これが神様の与えてくれた奇跡だというなら。
　　僕は。神さまなんて。だいっきらいだ。
　　そう思いながら幼少期を過ごす。さらに時が進み、１０歳を超える頃には孤独にも慣れていた。
　　そしてシオエルなりの楽しみも見つけていた。最初は、神様というモノから縁遠いモノというだけでそれに興味を持っていただけなのに。いまでは生きがいであるかのように足しげく通う場所。そこは村はずれにある古びた小屋。村でも変わりモノと言われているエルフの男が住んでいる場所だった。
　　男性は魔動機師で、村でもいくつかある機械類を修理などを仕事としていた。シオエルは何度かそこに顔を出すうちに次第に彼と打ち解けていく。男は寡黙で無愛想だったが、変わりモノというレッテルを張られた彼は、シオエルにとってなぜか近づきやすい存在だった。
　　何度かお願いすると、男はマギテックの知識を教えてくれた。古びたマギスフィアも貸し与えてくれた。シオエルは喜びながら、両親には見つからないようにと訓練もした。才能があったのか、腕前は少しずつ上がっていくようになった。
　　この頃から、シオエルの中に旅に出るという考えが思い浮かんだ。村には居場所がなく、溺愛してくれる両親のそばにいるだけの人生は認めたくはなかった。それになにより、自分がまっとうに生きていくのにこの身体の変化は邪魔だった。だから、それを治す術を見つけたかったのだ。
　　そのためには強くなる必要があった。自分１人でも、危険な外の世界を生き抜ける力が。だからシオエルはマギテックの技と、射撃の技術を磨くようにした。マギテックには『銃』という強力な武器があったからだ。
　　そうして、シオエルは15歳に近づくと、両親に旅立ちの決意を告げた。予想通りに止めに入る父と母の静止を振り払い、シオエルは旅に出た。説得するつもりはなかった。二人にとってシオエルは希望であり、どんなことよりも輝ける生きた『偶像』だったから。
　　少年でも少女でもないシオエルは、そうして旅立った。餞別としてもらった古びた銃と、決意を胸に秘めながら。

　　
日記

　･村から旅立った一週間。ようやく目的地に着くことができた。オルレイア。冒険者の国。ここなら僕でも冒険者になれるはずだと思った。先生に教わった冒険者の店『百の勇者亭』に行くと、そこは今まで聞いたこともないような騒ぎがあった。お祭りでもやっていたのだろうか、と驚くが、どうやらこれが日常らしい。すごいことだ。
　冒険者になるのは、想像していたよりずっと簡単だった。店主さんからもらった紙に、記入するだけ。拍子抜けしたがお金とか払うことがなくって良かったのは確かだ。溜めていた路銀はもう底をついていたから。
　何事もなくホッとしてたら、いきなり後ろから声をかけられた。そこにいたのは知らない人で、執事さんもいて、つまりお嬢様という人なんだと思う。どうやら僕と同じ日に冒険者になったみたいで、怒鳴るようだったけど、要するにこれからよろしくっていう、挨拶？　をしてきてくれたんだと思う。その子の名前はグレイシアで、執事さんはラストっていう。
　そのラストさんが依頼の話を持ってくれて、グレイシアさんも僕を誘ってくれたので、依頼を受けることになった。お金もためないといけないので渡りに船って、こういうことだね。他にも神官のフィーユさんや、シャムさんという元気な人が一緒になった。
　依頼は魔動機ギルドの支部長さんという偉い人からのもので。部品を集めてきてほしいんだということだった。ちょうど魔動機の遺跡がごろごろしている地域があるらしく、そこにいけば大抵の部品が見つかるのだという。僕らはオルレイアから旅立った。
　現場では、魔動機ギルドの人がいろいろと物資を支援してくれた。特にすごいのが作業用クーガで、ゴダイ君というらしい。この子の面倒は僕が見ることになって、すごく楽しかったなぁ･･･････。
　探索は一筋縄ではいかなかった。鉄骨が落ちてきたり、亀裂があったり、壊れた魔道機械が砲撃してきたり。でも妖精や変わった幻獣にも会えて、驚くようなことも見ることができた。冒険者。複雑な気持ちだけど、村にいたときよりもワクワクしているのは本当。
どうやらこのあたりには蛮族も出没していて、連中は魔動機械を掘り出して運んで行くのだとか。みんなで話し合い、蛮族たちから部品を取り返すことを決めた。　
　戦闘になった。相手は蠍のような蛮族とコボルトが二匹。銃を撃ってくる。ｷﾞﾘｷﾞﾘまで岩陰に隠れてからの奇襲となった。グレイシアさんとチャムさんが前で戦い、私やラストさん、フィーユさんは支援をしていく（ラストさんは最後には前線に入っていｯたけど）。私の銃は、何度も撃ったけど当たらなかった･･････。練習ではいつも上手く当たっていたのに･･････。
　戦いは皆の頑張りでなんとかなったけど、僕は、本当に、何もできなかったなぁ･･････。
　

　　技:8　　体:4　　心:9
Ａ:11　　Ｂ:6　　Ｃ:9　　Ｄ:12　　Ｅ:9　　Ｆ:8
器用:19　敏捷:14　筋力:13　生命:16　知力:18　精神:17

履歴	日付・部屋	タイトル	経験点	報酬	名誉	成長	GM	参加者
1	2011/10/23	【荒野で落ちロボ拾い】	1140	1500G	17	器用	ＧＭ　ZM	グレイシア･ラスト・フィーユ･チャム

履歴
【荒野で落ちロボ拾い】経験点1140 報酬1500 名誉点17 by ＺＭ知り合い関係　グレイシア:依頼を一緒にした間柄。お嬢様オーラがすごい。少しひいている。　ラスト　　:グレイシアの従者さん。頼りになる。　フィーユ　:神官さん。頼りになる人。　エルリカ　:店でよく出会う。ウェイトレスさん。話し方が少し変だけど仲良くなれた気がする。　クラン　　:店で会う。いろいろと元気づけられた？　ルニラ　　:着ぐるみリルドラケンの少女。泣き虫で困ったけど、応援したくなる。

履歴

【荒野で落ちロボ拾い】経験点1140 報酬1500 名誉点17 by ＺＭ

知り合い関係
　グレイシア:依頼を一緒にした間柄。お嬢様オーラがすごい。少しひいている。
　ラスト　　:グレイシアの従者さん。頼りになる。
　フィーユ　:神官さん。頼りになる人。
　エルリカ　:店でよく出会う。ウェイトレスさん。話し方が少し変だけど仲良くなれた気がする。
　クラン　　:店で会う。いろいろと元気づけられた？
　ルニラ　　:着ぐるみリルドラケンの少女。泣き虫で困ったけど、応援したくなる。

補足出力
(HP:22/22 MP:23/23 移:14/42 防:3)

◆シューター2◆マギテック2◆

CGI by Itsuki ／ Custom by ゆとらいず : ver.2.16