ノーゼンロイツ

「手前を信用してください。手前は貴殿らを信用できませんが、道具だから・・・仕方ないのです」
ノーゼンロイツ	最終更新：2012/08/03 プレイヤー：泡沫

種族	性別	年齢	生まれ
グラスランナー	？	15	II-放浪者

冒険者レベル	経験点	名誉点
2	1230 / 5230	16 / 16

穢れ度

技	A	成長	器用度	増強	＋
14	9	0	23	1	4
	B	成長	敏捷度	増強	＋
	5	0	19		3
体	C	成長	筋力	増強	＋
1	6	2	9		1
	D	成長	生命力	増強	＋
	11	0	12		2
心	E	成長	知力	増強	＋
10	1	0	11		1
	F	成長	精神力	増強	＋
	12	0	22		3

種族特徴
［マナ不干渉］［虫や植物との意思疎通］

所持金	預金／借金
814 G	G

移動力
19
全力移動
57

生命抵抗力	ＨＰ
4	18
精神抵抗力	ＭＰ
5	なし

冒険者技能	レベル
グラップラー	2
スカウト	2
レンジャー	1
一般技能	レベル
暗殺者	5
医術	3
歌い手	2

戦闘特技
《追加攻撃》
《投げ攻撃》
《武器習熟／格闘》

言語	会話	読文
交易共通語	○	○
グラスランナー語	○	○

行為判定	基準値
魔物知識	0
先制力	5

練技

呪歌

騎芸

賦術

技能・習熟	必筋上限	命中強化	基本命中力		Ｃ値	追加Ｄ	備考
グラップラー技能レベル2	9	0	6	―	―	3
武器習熟／格闘	―	―	―	―	―	+1

武器	用法	必要筋力	命中修正	命中力	威力	Ｃ値	追加Ｄ	備考
セスタス（右）	１Ｈ	1	+1	7	1	10	4
パワーリスト（左）	1H	5		6	10	9	4

技能	回避行動	必筋上限	基本回避力
グラップラー技能レベル2	0	9	5	―


防具		必筋	回避	防護
鎧	ポイントガード		1
鎧	備考
盾
盾	備考
その他
総計			6

部位	装飾品	効果
頭
耳
顔
首
背中
右手	巧みの指輪
左手
腰
足
他

所持品
<>背負い袋 └<>冒険者セット　└毛布1 　└たいまつ6 　└火口箱1 　└ロープ10ｍ　└小型ナイフ1 　└水袋


戦闘用アイテム
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12

名誉アイテム	点数
なし	0

容姿・経歴・その他メモ
容姿その他　身長：82㎝　体重：28kg 　髪型：　髪の色：黒　顔立ち：幼い顔立ち　目の色：黒　服装：黒いローブ、口元は黒い布で覆っている　肌：青白く見えるぐらいの白。　体形：痩せぎす、無駄な肉は削ぎ落したような体形　性格：使われることこそ喜び、そこに自らの意思はない　一人称：手前　二人称：貴殿　好きなもの：使命を受けること、あと・・・甘いもの　嫌いなもの：捨てられること　信仰心：神はいない、手前を救ってくれるとも思えぬものを、信じる気にはなれない。　家族構成：無し　対蛮族：それが使命ならば・・・穿つ　対人族：対蛮族と同じ－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－経歴　一番最初の記憶は・・・真っ赤だった。　いまだに、それが何かは分からない。　手前の育った場所。　それは、どこかもわからない。　ただそこには手前と同じような者が一杯居て、人を殺す術をみな平等に叩き込まれた。　教官から皆が皆、親に売られてきたのだと聞いた。　この場所は、グラスランナーの暗殺者を作る、試験場みたいなものだとも。　いかに効率的に、いかに迅速に。　どこを突けば人は苦しみ、どこを砕けば人は動けなくなるか。　そのために、医術も習った。　薬も使い方を変えれば劇薬になる。　人を助ける術も、逆手にとれば人を殺す術となる。　そんな殺伐とした場所で、手前が・・・手前であれたのは。　きっと、ターティの存在があったからだろう。　ターティは・・・一番最初の訓練で、へまをした手前をかばってくれた。　手前は、不器用で・・・いつもターティに助けられた。　ターティはグラスランナーらしいグラスランナーで、いつも笑っていた。　両親から捨てられたのは同じなはずなのに。　ターティは少しも気にしていなかった。　皆が・・・まるで敵同士。　そんな中で、手前とターティはきっと異質だった。　食事は一緒にとって、寝るときは肩を寄せ合って。　寝る前には今日合ったことを話し、教官に怒られることも多々あった。　ターティと一緒の時は、きっと手前は笑っていたと思う。　ターティは歌が好きだった。　一度だけ、こっそりと育った場所を抜け出して、外に出たことがあった。　何も知らない世界にお互い目を輝かせ・・・そして、すぐに捕まったが。　その後、散々な目にあったが・・・とても楽しかったことは覚えている。　帰ってから、聞いた歌を必死に歌うターティが眩しくて。　こっそり手前も練習したりした。　きっと手前は、ターティが好きだった。　ターティのようになりたいと、願っていた。　ターティのように、強くなりたいと…切に願っていた。　そんなある日、中間試験みたいなものがあった。　それは、紙に書かれた相手を殺す。　とてもシンプルで、どこまでも暗殺者らしい課題。　問題は、その対象。　紙にはこう書いていた。－ターティ　そう、大好きな、親友の名が・・・書いていた。　それは・・・嫌だった。　大好きな、ターティを殺すなんて・・・考えられるはずがない。　嫌だ・・・嫌だ。　でも・・・それ以上に、手前は捨てられるのが怖かった。　だから・・・寝ているターティの首を・・・しめて・・・。　今でもこの手にその感触は残っている。　最後に・・・ターティは笑っていた。　目を見開き、手前の顔を見て・・・にっこりと、笑っていた。　首をしめている手前の手をそっと撫でて、何かを言いたそうにしたまま・・・。　ターティが、何を言いたかったのか。　それが聞きたくて、手を離したとき、ターティはすでに息絶えていて・・・。　手前は、いまだに何を言いたかったのか・・・分からない。　それから・・・手前は、笑うことを忘れてしまった。　きっと、ターティを殺した時、手前自身の笑顔も殺したのだろう。　当然だ、心の底から信用していた親友を、手前は殺したのだ。　むしろ、笑顔だけじゃなく感情もすべて殺してしまえば・・・涙を流すこともなかったというのに。　その試験の後は、言うなれば実習だった。　習ったことを使い、使命をこなす。　淡々とこなした・・・ちゃんとやれば教官は褒めてくれたから。　そのためだったら、なんでもできた・・・でも、一つだけはできなかった。－無邪気に笑うこと　それが、最終課題だった。　手前は・・・それが出来なかった。　無表情になり過ぎたから。　組織が求めたのは、グラランらしい暗殺者。　日常に溶け込み、どこにいても違和感がなく。　そして・・・きちんと組織の命令を聞き、素手で人を殺せる存在。　その、目標から手前は外れてしまった。　怖かった。　要らないと、捨てられることが。　手前を捨てないで欲しかった。－何でもするから、何でもこなして見せるから。　そう言って教官に縋り付いた。　しかし、教官は首を縦に振ってはくれなかった。　いつも、無表情な教官。　手前と一緒な、教官は・・・縋り付く手前をひき剥がし、背中を押した。－二度と、顔も見たくない。お前は失敗作なんだから。　その言葉が・・・胸に突き刺さった。　振り返ることもできず、押された反動でフラフラと・・・街を彷徨った。　死のうと思った。　二度も捨てられるような、出来損ないは・・・存在してはいけないんだと思って。　でも、死ねなかった。　鍛えた体は、自らの意思に反してありとあらゆる方法で死ぬことから逃れようとした。　首を吊れば、死ぬ前にその縄から逃れ。　入水自殺を試みても、そんな程度で死ねはしなくて。　結局、風邪をひいた程度で済んでしまった。　風邪薬を買いに行った店で、話してるのを聞いた。　冒険者という職があり、そこでは依頼を受けて命をかけた仕事ができると。　命を捨てる場所、そして・・・使命を与えてくれる。　それを聞いて、すぐに行く場所を決めた。　冒険者の国オルレイア。　そこに行ければ・・・手前は、あの笑顔の意味が分かるのだろうか。　ふと、そんなことを思いながら・・・ターティの歌っていた、歌を口ずさみ・・・。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

容姿・経歴・その他メモ

容姿その他
　身長：82㎝
　体重：28kg
　髪型：
　髪の色：黒
　顔立ち：幼い顔立ち
　目の色：黒
　服装：黒いローブ、口元は黒い布で覆っている
　肌：青白く見えるぐらいの白。
　体形：痩せぎす、無駄な肉は削ぎ落したような体形
　性格：使われることこそ喜び、そこに自らの意思はない
　一人称：手前
　二人称：貴殿
　好きなもの：使命を受けること、あと・・・甘いもの
　嫌いなもの：捨てられること
　信仰心：神はいない、手前を救ってくれるとも思えぬものを、信じる気にはなれない。
　家族構成：無し
　対蛮族：それが使命ならば・・・穿つ
　対人族：対蛮族と同じ

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経歴

　一番最初の記憶は・・・真っ赤だった。
　いまだに、それが何かは分からない。

　手前の育った場所。
　それは、どこかもわからない。
　ただそこには手前と同じような者が一杯居て、人を殺す術をみな平等に叩き込まれた。

　教官から皆が皆、親に売られてきたのだと聞いた。
　この場所は、グラスランナーの暗殺者を作る、試験場みたいなものだとも。

　いかに効率的に、いかに迅速に。
　どこを突けば人は苦しみ、どこを砕けば人は動けなくなるか。
　そのために、医術も習った。
　薬も使い方を変えれば劇薬になる。
　人を助ける術も、逆手にとれば人を殺す術となる。

　そんな殺伐とした場所で、手前が・・・手前であれたのは。
　きっと、ターティの存在があったからだろう。

　ターティは・・・一番最初の訓練で、へまをした手前をかばってくれた。
　手前は、不器用で・・・いつもターティに助けられた。
　ターティはグラスランナーらしいグラスランナーで、いつも笑っていた。
　両親から捨てられたのは同じなはずなのに。
　ターティは少しも気にしていなかった。

　皆が・・・まるで敵同士。
　そんな中で、手前とターティはきっと異質だった。
　食事は一緒にとって、寝るときは肩を寄せ合って。
　寝る前には今日合ったことを話し、教官に怒られることも多々あった。
　ターティと一緒の時は、きっと手前は笑っていたと思う。

　ターティは歌が好きだった。
　一度だけ、こっそりと育った場所を抜け出して、外に出たことがあった。
　何も知らない世界にお互い目を輝かせ・・・そして、すぐに捕まったが。

　その後、散々な目にあったが・・・とても楽しかったことは覚えている。
　帰ってから、聞いた歌を必死に歌うターティが眩しくて。
　こっそり手前も練習したりした。

　きっと手前は、ターティが好きだった。
　ターティのようになりたいと、願っていた。
　ターティのように、強くなりたいと…切に願っていた。

　そんなある日、中間試験みたいなものがあった。
　それは、紙に書かれた相手を殺す。
　とてもシンプルで、どこまでも暗殺者らしい課題。

　問題は、その対象。
　紙にはこう書いていた。

－ターティ

　そう、大好きな、親友の名が・・・書いていた。
　それは・・・嫌だった。
　大好きな、ターティを殺すなんて・・・考えられるはずがない。
　嫌だ・・・嫌だ。

　でも・・・それ以上に、手前は捨てられるのが怖かった。
　だから・・・寝ているターティの首を・・・しめて・・・。
　今でもこの手にその感触は残っている。

　最後に・・・ターティは笑っていた。
　目を見開き、手前の顔を見て・・・にっこりと、笑っていた。
　首をしめている手前の手をそっと撫でて、何かを言いたそうにしたまま・・・。

　ターティが、何を言いたかったのか。
　それが聞きたくて、手を離したとき、ターティはすでに息絶えていて・・・。
　手前は、いまだに何を言いたかったのか・・・分からない。

　それから・・・手前は、笑うことを忘れてしまった。
　きっと、ターティを殺した時、手前自身の笑顔も殺したのだろう。
　当然だ、心の底から信用していた親友を、手前は殺したのだ。
　むしろ、笑顔だけじゃなく感情もすべて殺してしまえば・・・涙を流すこともなかったというのに。

　その試験の後は、言うなれば実習だった。
　習ったことを使い、使命をこなす。
　淡々とこなした・・・ちゃんとやれば教官は褒めてくれたから。
　そのためだったら、なんでもできた・・・でも、一つだけはできなかった。

－無邪気に笑うこと

　それが、最終課題だった。
　手前は・・・それが出来なかった。
　無表情になり過ぎたから。
　組織が求めたのは、グラランらしい暗殺者。

　日常に溶け込み、どこにいても違和感がなく。
　そして・・・きちんと組織の命令を聞き、素手で人を殺せる存在。

　その、目標から手前は外れてしまった。
　怖かった。
　要らないと、捨てられることが。
　手前を捨てないで欲しかった。

－何でもするから、何でもこなして見せるから。

　そう言って教官に縋り付いた。
　しかし、教官は首を縦に振ってはくれなかった。
　いつも、無表情な教官。
　手前と一緒な、教官は・・・縋り付く手前をひき剥がし、背中を押した。

－二度と、顔も見たくない。お前は失敗作なんだから。

　その言葉が・・・胸に突き刺さった。
　振り返ることもできず、押された反動でフラフラと・・・街を彷徨った。
　死のうと思った。
　二度も捨てられるような、出来損ないは・・・存在してはいけないんだと思って。

　でも、死ねなかった。
　鍛えた体は、自らの意思に反してありとあらゆる方法で死ぬことから逃れようとした。
　首を吊れば、死ぬ前にその縄から逃れ。
　入水自殺を試みても、そんな程度で死ねはしなくて。
　結局、風邪をひいた程度で済んでしまった。

　風邪薬を買いに行った店で、話してるのを聞いた。
　冒険者という職があり、そこでは依頼を受けて命をかけた仕事ができると。

　命を捨てる場所、そして・・・使命を与えてくれる。
　それを聞いて、すぐに行く場所を決めた。
　冒険者の国オルレイア。
　そこに行ければ・・・手前は、あの笑顔の意味が分かるのだろうか。
　ふと、そんなことを思いながら・・・ターティの歌っていた、歌を口ずさみ・・・。
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履歴	日付・部屋	タイトル	経験点	報酬	名誉	成長	GM	参加者
1	2012/07/21E	夏祭り	1020	510G	5	筋	GMコウ	ユイファン、アレク、ノーゼンロイツ
1	2012/07/21E	夏祭り	スパイクブーツ
2	2012/8/2A	蛮族の討伐依頼	1160+50	944G	11	筋	ばるＧＭ	ユイファン、チラ、キャリー、アリシア、ノーゼンロイツ

履歴
[503] 見敵必殺！（泣きの一回作成者：泡沫一回も平均いってない！ちくせうグラスランナー生まれ:放浪者／初期所有技能:スカウト＆レンジャー技:14 体:1 心:10 A:9 B:5 C:6 D:11 E:1 F:12 器用:23 敏捷:19 筋力:7 生命:12 知力:11 精神:22 ダイス平均:3.2 ／能力値合計:94

オリジナルアイテム
2012/8/2A　『蛮族の討伐依頼』　経験点：1160点、報酬：800+144G　名誉：11点

補足出力
(HP:18/18 移:19/57 防:)

◆グラップラー2◆スカウト2◆レンジャー1◆

CGI by Itsuki ／ Custom by ゆとらいず : ver.2.16