名称:エンシェント・ラフレシア
モンスターレベル:19 分類:植物
知能:なし 知覚:魔法 反応:敵対的
言語:なし 生息地:森
知名度/弱点値:20/24 弱点:炎属性ダメージ+3点
先制値:10 移動速度:1
生命抵抗力:26(33) 精神抵抗力:23(30)

部位数:3(花、虫x3~) コア部位:花

攻撃方法:なし(花)/命中力:-/打撃点:/回避力:20(27)/ 防護点:22/HP:144/MP:21
攻撃方法:牙(虫)x3~8/命中力:24(31)/打撃点:2d+18/回避力:24(31)/ 防護点:0/HP:144/MP:1

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
○「毒無効」


●花
○「悪臭/24(31)/生命抵抗力/消滅」
 鼻のみならず、目も痛くなるほどの極めて強力な悪臭を発しています。
 この魔物の半径30m以内に存在するキャラクターは、手番の最初に生命抵抗力判定を行い、
 失敗すると1ラウンドの間、一切の補助動作を行うことが出来ません。
 この効果は、毒属性として扱います。

▽「勢いを増す」
 「部位:花」が炎属性の効果を受けた場合、18ラウンドの間、「○悪臭」の達成値が+4されます。



●虫
〆「纏わり付く/23(30)/生命抵抗力/消滅」
 「形状:接触」「対象:1体」として扱います。
 対象に纏わりつき、衣服の中に入り込みます。
 また、次の手番から、この魔物の攻撃は自動的に命中し、鎧や盾の防護点は意味を成しません。
 また、纏わり付いた虫は、纏わり付いている間、纏わり付いているキャラクターと「○一心同体(使い魔特徴)」の特徴を持っているものとして扱われます。
 衣服の中に入り込まれたら、鎧の防護点が0になるまで脱衣しないと取り除くことは出来ません。
 鎧の防護点が0になると纏わり付いた虫は自動的に引き剥がされます。
 鎧は主動作で防護点ラウンドをかけて脱ぐことが出来ますが、他のキャラクターが主動作を消費して鎧を脱ぐ手助けをすることも出来ます。

○「独立した部位」
 「部位:虫」は自在に「部位:花」から離れて移動することが出来ます。
 移動速度は13mで、通常通り、遮蔽などによる影響を受けますが、「部位:花」が存在する乱戦エリア内では「○影走り」があるものとして扱います。

○「おぞましい姿/20(27)/精神抵抗力/消滅」
 この虫は人に対して根源的な嫌悪感を感じさせます。
 「部位:虫」と同じ地点にいるキャラクターは、手番のたび、精神抵抗判定を行い、失敗すると恐慌状態に陥ります。
 抵抗に失敗した対象は、「バニッシュ/フィアー表」にある効果を受けます。
 対象が、虫に纏わりつかれた状態なら逃げ去ることは出来ない状態として扱われます。
 同一地点に2つ以上の「部位:虫」が存在する場合も、手番のたび、判定は1度だけ行われ、余分な「部位:虫」の数だけ抵抗判定に-1のペナルティ修正を受けます。
 この効果は精神効果属性として扱います。


戦利品
 自動:粘液(20G/赤B)x2d
 自動:臭い花びら(120G/赤A)x2d
 2~7:腐った肉(0G)
 8~12:穢れた骨(50G/赤B)
 13~:砂虫石(150G/金赤A)

解説
巨大な花の化け物です。
花自体に殺傷能力はありませんが、拡散しにくい酷い悪臭を放つ、極めて迷惑な花です。
放置しておくと、その周辺からじき腐海に沈むと言われます。

死肉で繁殖するワーム状の虫と共存しており、虫たちが花を守っています。
この虫に纏わりつかれてしまったら、瞬く間に内蔵を食い荒らされるとされます。
共存関係にある花が枯れると虫たちは新たなラフレシアを探して散り散りになります。

その危険性に比べ、対して儲かる部位もないことから、冒険者からはただの災害として扱われます。