#include(第六回帰ってきた変態選手権情報窓,notitle)




      &color(red){官能描写、グロ描写、残酷描写、虐待描写があります。};





     描写の程度は、このページをご覧になっているあなた様がご推測下さい。





           おや? どうしました? 嫌な予感が、するのですか?





       はい → 気をつけて、お帰り下さい……。





  いいえ → では、最後の最後までこの小説を堪能して下さい……。








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わたしは、なんてバカだったんだろう……。

でも、このまま死ぬワケにはいかない。

生き延びて、ゾロアに会うんだ。

ゾロアに会って、恩返しをするんだ。

え!? 何? これは、一体……!?


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わるぎつねポケモン。ポケモンの世界では数少ない狐のポケモンで、
特性イリュージョンを行使すれば、他の生物に化けられる。
この作品では、わるぎつねポケモンの名に恥じない活躍をする。
ポケモンフーズではなく、リーフから与えられた人間食を喰らう。
性別は、リーフのみぞ知る。

&size(20){&color(#666666){ゾロア};};

     &size(20){は};

       &size(20){&color(#66cc00){リーフ};};

今も根強い人気がある、ポケモンファイアレッド/リーフグリーンの女主人公。
ポケモン女性キャラクター最高峰の清らかさとたくましさを兼ねた肉体が自慢。
だが、性格は……!?
驚異的な大食いで、ワイルドな食生活を好む。
ちなみに、彼女もれっきとしたスーパーマサラ人である。

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      ポケモンファイアレッド/リーフグリーンの
      女主人公でもある『リーフ』は、
      旅の途中で運命的な出会いを果たした
      わるぎつねポケモン、『ゾロア』だけをパートナーに従え、
      カロス地方のチャンピオンを倒し、殿堂入りするため奮闘する。
      誰が見ても無謀な挑戦。だが、
      リーフは非凡なトレーナーセンスを生かし、
      力押しでジムリーダーと四天王をねじ伏せ、
      ついにチャンピオンを撃破。
      見事、殿堂入りを果たしたのだった。
      殿堂入りという名誉を手に入れ、歓喜するリーフとーー
      ーー立つこともままならないボロボロのゾロアを見つめ、
      チャンピオンは静かに言い放った。
 
      『あの子は今まで、ゾロアを酷使してここまで来たのね』
 
      『何かがきっかけになって、』
      『ゾロアへの真の愛に目覚めてくれれば……』
 
      『……いいんだけど。私みたいに』
  
 
  
  
  
 
 
 
 
 
              ◇
 
 
 
 
 
  
 
  
  
 
 
      退屈極まりない殿堂入り記念セレモニーが終わり、
      アサメタウンにある実家に帰宅。
      わたしは今、質素な自分の部屋であぐらをかき、
      右手で頭をかきむしりながら座っている。
      ゾロアをモンスターボールから出す。
      休ませてやっても疲弊状態から抜けきれず、
      ほとんど身動きが取れないみっともなくて、
      なさけないゾロアの顔をパチン! と
      思いっきり平手撃ちしたあと、
      チャンピオン戦で色々やらかした件について
      みっちり説教をしてやった。
  
      「キャウ……ン……」
 
      「ゾロアッ! あの時わたしが的確なサポートをしてーー」
      「やらなきゃ今頃あの世にいたのよ!? わたしに感謝しなさいっ!」
 
      ゾロアは、グルルル……! と低く唸り、こちらを睨みつけた。
      その鋭い目付きに一瞬、殺意が沸く。
      それだけで、わたしの怒りの導火線に火が付いた。
     
      「なぁあーに!? そのツラあああぁっ!?」
  
      顔色一つ変えることなく、横っ腹を右足で情け容赦なく
      「キャウウウウウウウウウウッ、キャウウウン!」
      足蹴りしてやった。
      ゾロアは、床にへばりながら歯を食い縛り、必死にこらえている。
      その姿は、哀れの極み。 
 
      「いい!? 良く聞きなさい! 身寄りの無いお前を拾って!」
      「チャンピオンに勝てるポケモンに育て上げたのは!!」
      「こ!!! の!!!! わたしなのよっ!!!!!」 
 
      「それなのに、なんなの!? その態度はっ!」
 
      溢れる怒りに身を任せ、ゾロアを渾身の力で投げ飛ばしーー
      「キャアンッ!」
      壁に叩きつけ、髪の毛と耳を強く引っ張ったあと、
      腹を何度も蹴り尻尾を掴んで振り回し、再び壁へ叩きつけた。
      ゾロアは、口から泡を吹き、激しく痙攣している。
      弱っちいゾロア。たわいもない。うぉえ、体臭くっさ。
      こ れ がチャンピオンに勝てたポケモンなの? 
      ハン……信じらんない。
 
      「ハァ、ハァ……!」
      「今回は、これくらいにしておいてあげるわ……」
 
      「キャ……ン……」
 
      右手でモンスターボールを構え、
      「戻れ。クソ狐が」
      ゾロアを戻したあと、家族や友人をシカトし、外出。
      本来、殿堂入りしたトレーナーはポケモン図鑑の完成を目指したり、
      ポケモンバトルに熱中したりするけどわたしは、
      そんな メンド クサイ 事には興味が無い。
 
      わたしには、もっと大きな目標がある。
      殿堂入りなんて比べ物にならないほどの、ね。
 
      自慢の体力をフルに使い、爽やかな汗をかきながら
      カロス地方最大の街、ミアレシティへ向かって
      ひたすら力走を続ける。
      そらをとぶや、自転車に頼るなんて邪道だ。
 
      別に女の子らしくミアレシティでオシャレを楽しもうという
      ワケでもない。くだらないし。
      目的は、ミアレシティの『聖地』へ行くことだ。 
      心地よい、気持ちの高まりを全身に感じるーー
 
  
 
 
 
 
 
 
 
                ◇
 
 
 
 
 
 
 
 
  
      相変わらずバカでかくて迷いやすいミアレシティに到着。
      ミアレシティ南部は今、年に一度の祭りの準備に追われている。
      わたしは、祭りなどというにぎやかなバカ騒ぎが大嫌いだ。
      ウザイから、足早にミアレシティ北部へと向かうことにする。 
 
      途中、救急車が全力で走るわたしを追い抜き、
      近くにある大病院に止まったあと、ヨボヨボのBBAが血まみれで、
      搬送されていった。
      ああ、ヤダヤダ。あんな弱くて、醜いBBAになんてなりたくない。
      できれば、この世界一可愛く、美しく、そしてたくましい肉体を
      いつまでも維持し続けたいものだ。
      ポケモンにでもならなければ、無理っぽいけど。     
 
      こうして軽快に走っていると、
      数日前、ゾロアを育て屋に預けたあと、
      街の外周を汗だくになりながら走って100周したり、
      プリズムタワーを半日以上かけ、
      自転車で走り回った思い出がよみがえる。
 
      ミアレシティ北部にある『聖地』が、だんだん近づいてきた。
      北部は思ったより人が少ない。たぶん、祭りの影響だろう。
 
      千載一遇の、チャンスかも知れないーー
 
      やっと『聖地』の入口に到着。
      この細長い路地を進んだ先に、『聖地』がある。
      入口に入ると、通り掛かったおぼろで獣クサイBBAが、
      「こんにちはぁ……お嬢ちゃん」
      とウザイ挨拶をしてきやがった。わたしはスタスタと歩きながら、
      「コンニチハ(bba……)」
      と適当な返事をし、通行人を装って、袋小路へと向かった。
 
      日の光がほとんど当たらないミステリアスな空間。
      この袋小路こそが、『わたし達』の『聖地』なのだ。
      かなり長い間、人が来た痕跡が無いのを確認すると一瞬、胸が高鳴る。 
      その時は、確実に訪れつつある。
      もう1度、人の気配を入念に確認したあと、独り言を
      「よし……! ついにこの時が、来たのね……!」
      呟きながら、ゾロアをモンスターボールから出す。
      ゾロアは、ぐったりとしながらも、警戒し、身構える。
      見下すようにして話しかけてみる。
 
      「ゾロア、虫の息ね。一体誰のせいかしら?」
      「キャウ……」
 
      睨みを効かせつつも身を縮こませ、怯えている。
      さりげなく、この言葉を言い放つーー
      
      「……あなたに地獄を見せるのは、もう終わりよ……」
      「……!?」
  
      意外な言葉に、ゾロアは唖然。わたしが優しい口調で話すと、
      強ばった表情と貼りつめた空間の空気が一変。
 
      「今からわたしは、悪魔から天使に生まれ変わるの」
      「こういう、天使としてね……」
 
      「キャン!? キャウウウン!?」
 
      ゾロアのじんわりと暖かいワキを掴んでゆっくり抱き上げ、
      ほっぺたを優しくペロッと舐める。
      その後、クッサーイ体臭を嗅いであげる。
      これは、わたしからゾロアへの愛情表現そのものだ。
 
      トレーナー時代、今までいろーんな
      『狐のポケモン』の体臭を嗅いできたけど、
      ゾロア、ゾロアークの体臭は頭一つ抜けている。
      とにかく、クサイ。クッサイ。言葉では形容しがたいほど、
      クサクて……とてもイイニオイなのだ……。
      最初の頃は、このクササに吐き気すらしたけど、
      今のわたしはゾロアの全ての匂いを素直に受け入れられる。
 
      理由は簡単だ。わたしはゾロアを世界一愛しているからだ。
      もう、ゾロアに愛のムチを打つのは止めて、
      ただひたすらゾロアを愛することに決めたのだ。
      とっても愛しいゾロアに一生を捧げることを決めたのだ。
      この聖地を舞台に、ね♪
 
      ゾロアは、『オーマイゴッド』な表情をしている。
      そりゃ、そうだろう。わたしは今まで、あれだけの『コト』を
      してきたのだから。
      鼻をワキに密着させ、すぅ……すうう……!
      とニオイを堪能。ああ、クサイ。とってもケモノクサくて、
      いいニオイだわぁ……。感じる……♪ そして癒される……♪
      疼く下腹部を中心に広がる高揚感に全身が包まれていく。
      体臭に含まれるフェロモンが、
      わたしの行為を予測不能レベルにまで昇華させるだろう。
 
      ここでわたしは、本音をゾロアにブチ撒けてみる。
      「ゾロア……! 実はわたし……」
      「あなたをこの上なく愛していたの……!」 
 
      「キャ、ン……!?」
 
      「今まで虐げ続けて、ごめんなさい……!」
      「その償いと殿堂入りしたご褒美として……!!」
      「あなたを味わい尽くしてあげるわ……!!!」
 
      「キャン!? キャウウウウウン!」
 
      ゾロアは、ニコッと笑いながら尻尾を激しく振り、大喜び。
      あまりの嬉しさにわたしの顔をレロ、レロ舐めながらーー
   
                出して……   
 
              シャアアアアア……!   
 
                しまった。
 
      ゾロアのアソコから勢いよく漏れ出るのは、光輝く黄金水。 
      もっと簡単に言うとズバリ、『チッコ』だ。
      赤いスカートが濡れ、生暖かさが肌に優しく伝わってくる。気持ちいい。
      体臭すら生ぬるく感じる、鼻を突く素晴らしいアンモニア臭が
      わたしの本能をこれでもかと刺激し、無性にチッコを飲みたくさせる。
      垂れ流し状態のゾロアをそっと地面に寝かせ、
      腰を両手で押さえながらピク、ピク……! 
      と可愛らしく動くチッコの出口に唇を付け、直飲みを開始。
                
      「チッコだぁ……♪ あふ……んふ……♪」
      目をつむりながら、ゾロアのチッコを、飲んだ。  
 
      「キャ……、キャアウウウ〜〜〜ン……!」
 
      「んぐ、んぐ……!」   
      我を忘れ、無我夢中で飲んだ。
      口の中が、食道が、そして胃が、生暖かさに包まれる……♪
      声にならない声を出すゾロアのチッコは、
      わたしにとって世界一の飲料水そのものだった。
      息継ぎもせず、チッコを飲み続けていると、
      プルッとした可愛い『ボーニク』が飛び出て舌に触れた。
      どうやらゾロアの快感も、一線を越えたようだ。
      『ソレ』を優しく舐め回しつつ、チッコをさらに飲み続ける。
 
      ふぅ……。とても美味しい。ほんのりとした甘さに深い苦味。
      そして、しつこ過ぎない塩味がクセになる。
      いくら飲んでも絶対飽きさせない味わい。
      わたしにとってゾロアのチッコは
      世界の名水10選より美味しい飲料水。
      全身から汗を滲ませ、飲尿を継続。
      目をトロンとさせ、両脚を気持ち良さそうに動かし
      チッコを出し続けるゾロア。
      だが突然、チッコが止まった。
      どうやら、出し尽くしたようだ。残念無念。
  
      「ゾロア……! いけない子ね……!」
      意表をつき、1回だけレロン……とボーニクを舐める。
      「キ!? キャウン!」
      すると、ゾロアはたまらず怯んで、体を一瞬ビクンとさせる。
 
      「あなたは、お詫びとしてわたしにゴチソウしなくちゃいけないわ……」
      「キャウ!?」
 
      「あなたのデザートを、わたしにゴチソウして……!」
      「キャ!? キャンッ! キャウウウン!」
 
      虚ろな視線を『モーコン』、俗に言う『ケツの穴』に向けたあと、
      妖しく舐め続け、『したい気持ち』を促す。
      ぷっくり膨れたモーコンの中心を舌先で優しく刺激。
      すると、とろ~り柔らかいク……いや、
      茶黒い『チーウン』が顔を覗かせ、舌先と接触。
      その瞬間、かぐわしいニオイが鼻をジャストミート。
      一瞬、わたしの目が点になってしまうほどの激臭。
      とにかく、ものすごい激臭が、ものすごい勢いで辺りに爆散していく。
      不定形のチーウンが、ブリ、ブリュ……と小汚い音を出し、
      モーコンから漏れ出した。とても美味しそうだ。食欲をそそられる。
 
      ゾロアは、顔を赤らめ、恥ずかしそうにしている。
      躊躇(ためら)うことなくチーウンを口に含み、味わう。
      固体と液体の中間という絶妙な食感は味覚を満足させるのには十分。
      これが舌の上でふんわりと、溶ろけ……♪
      チッコと比べると、こちらの方が苦味と塩味が強い。
      甘さはチッコの方が上。
      もやもやした思考回路であれこれ考え、味わっている間にも、
      ミチ、ミチィ……と恥音を出しながら次々と出てくるチーウン。
      わたしは顔をグッチャグチャにしながら、
      くちゃくちゃ……! くちゃくちゃ……! 
      と汚い音を出し、貪り続ける。ゾロアは、とても嬉しそうだ。
      モーコンがしぼみ、ゾロアはチーウンを出し終えた。
      わたしのお腹は食べ過ぎ、飲み過ぎでポコッと膨らんでしまった。
      だが、わたしはまだまだ満足することはない。今度は……! 
  
      「うふふ……♪」
      「れぅろん……、んちゅ……、んっちゅ、れろ、れろ……!」
      
      「キャキャ!? キ……キャアアアオンッ!」
  
      モーコンに舌をズブズブ……と入れ、マシュマロのように
      柔らかいハナミチ=直腸を舐める。
      ドロッドロの舌を出し入れしながら、貪欲に舐める。
      その後、モーコンから舌を出し、両手を器用に使って
      より柔らかくなったモーコンを拡張。ゾロアは、苦悶の表情を浮かべる。
      目の前に、チーウンが付着したハナ畑が広がる。
      その奥にある『ゲート』がヒクヒクうごめいている。
      ハナ畑に唇と鼻を入れ、強烈であり、甘美でもあるニオイを
      直に堪能しつつ、舌を踊らせた。
 
      「うぁふ……! んはふ……! ちゅ、ちゅ、う……ふぅ……!」
      「キャアアアン……! キャアアアアアアアアン……!」
 
      ゾロアは甲高い喘ぎ声を出し、悶絶。
      この後、ゾロアはわたしにとっておきの贈り物をしてくれた。
      下半身に力を込め始め、ハナ畑を激しく震わせる。
      グュルルル……! と鈍い音がお腹から聞こえ、
      しばらくするとゆっくりとゲート・オープンし、
      よりニオイが強い水分を含んだチーウンが溢れ、ハナ畑に溜まる。
      一瞬、慌てて顔を少し離すわたし。
      そのあまりにもスゴすぎるニオイと見た目に悦び、
      打ち震えるわたしを見て、ゾロアは不敵に笑っている。
      チーウンが溶岩流のように漏れ出した。急いで口の中へ吸い込み、味わう。
      口内に濃厚な味が広がる。
      頭の中に浮かぶ感想は、この言葉しかなかった。
      美味しい。美味しい。美味し過ぎる。
 
      わたしは、ついにゾロアの奥の奥まで味わった。
      お礼をしなければ。わたしの今できるお礼とは、
      チーウンまみれの舌でハナ畑を狂ったように舐め回すことだけだった。
  
      「んぁふ、うぁ……ふ、んはぁふっ、んふう、はぁふぅ……!」
      「ア……! アオ オオ オ オ オ オオ……、ン、ン……!」
      
      再び、声にならない声を出すゾロア。
      さらに追撃。右手にこぶしを作り、ハナ畑をグリグリとマッサージ。
      そのまま力強くこぶしを持ち上げ続け、聖器を内部から間接的に刺激。
      ゾロアは、あまりの気持ち良さに体が痙攣し、硬直。
      『愛の中心口』がゆっくりと開き、
 
      びゅ……びゅっ、びゆっ! ……びゆっ! びゆっ……!
 
      ついに愛液が放出されたーー
 
      「アウンッ! アウッ! アウウンッ! アウッン! アウン!」
 
 
      わたしが原液のまま愛飲する『あの液体』クリソツで、
      じんわり暖かく、純白美麗な愛液が、次々と溢れ出る。
      右手でそっと優しく愛液を拾い、
      「美しい……! とても、いい香り……!」
      口の回りに塗ったくりながら、
      
      「んぐ、ん……ぐ……♪」
      
      味わいつつ、飲んだ。言うまでもなく、至高の味。
      ニオイや食感、味までもが、『あの液体』にクリソツだ。
      ゾロアは腰を妖しく、リズミカルに運動させ、
      愛液を勢い良くわたしの顔に掛け続ける。
      直飲みしようとするが、あまりにも勢いが強過ぎて
      唇を付けられない。
      愛液が顔からドロドロと、ゆっくり流れ落ち、
      ノースリーブの水色上着がヌルヌルになってしまった。
  
      恍惚の表情を浮かべるわたしとゾロア。地面に溜まっていく愛液。
      手ですくって、飲むことにする。
      体をピクピクさせ、涙を流しヨダレを垂らす
      幸せそうなゾロアを横目で見ながら、貴重な愛液を味わう。 
      この独特のニオイとヌルヌルした食感がたまらない。
      味わえば味わうほど、適度な苦さと塩味が口の中に膨らむ。
      わたしの上半身はチッコとチーウン、そして愛液にまみれた。
      この混合液まみれの唇でゾロアにトドメを刺す。
      ディープキスという名の、トドメを……!
 
      「ゾロア……! あなたを愛してるぅ……!」
      「キャンッ! キュ……キュア……ン……ン……!」
 
      太く、大きい舌を汚れきった小さい舌で舐め回す。
      すると、ゆっくりと優しく舐め返してくれた。
      お互い気分が高まり、さらに興奮し、
      口を密着させ、より激しくディープキスをする。
      お互い口の中が唾液で溢れ、漏れ出す。
      ここで嬉しい『おまけ』が、ディープキスを後押し。
      わたしの「乳首」と、ゾロアのお腹に付いている「乳首」までもが
      動きに合わせてディープキスをしたり、
      離れたりを繰り返す。底無しに高まる興奮。
 
      わたしのゾロアへの愛、ゾロアのわたしへの愛がさらに深い愛を産み、
      互いに目をつぶったまま数時間、ディープキスを止めることはなかった。
 
      気が付くと、日が暮れていた。
      だが、わたし達は休憩をすることは無い。
      なぜなら、これからが本格的な儀式の始まりなのだから。
 
      今度は、わたしがゾロアにメチャクチャに攻められ、
      徹底的に犯される番。覚悟を決めた表情で、準備を開始。
      すでに体と衣類は汗やニオイ、ゾロアの出したモノでかなり汚れていた。
      まず、肩掛け式の鞄を地面に投げ捨て、
      白い帽子、黒いリストバンド、ノースリーブの水色上着を脱ぎ捨てる。
      美麗で、引き締まった自慢の上半身をさらけ出す。
      ゾロアは目を大きく見開き、鼻息を出しながら生唾を飲み、見入ってる。
      主にこの、豊満なバストと魅惑の桃色乳首をね……。
      次に、ランニングシューズとルーズソックスを脱ぐ。
      8人目のジムリーダー戦の頃から取り替えてないから、汗まみれ。
      ゾロアは鼻を密着させ、興味津々で嗅いでる。
      足元から、甘酸っぱ~い子供臭が漂ってくる。うん、悪くない。
      ちなみに、わたしはお風呂と洗濯が祭りの次に大嫌いだったり。
      だって、メンドクサイだけじゃん。
      最後に、赤いスカートと薄黄色と薄茶色のシミがハッキリと
      前後に付いた白パンティを脱ぎ、ついに産まれた時の姿になった。
       
      再び高まるわたし達の欲望。
      ハァハァしながら、尻尾を激しく振るゾロア。
      わたしは仰向けになり、横に大きくM字開脚をしてアソコを露出し、
      トロンとした目付きと甘~い声でゾロアを誘惑しちゃう……♪
 
      「さあ……ゾロア……! どこからでもいいから……!」
      「わたしをメチャクチャにして♪」
 
      「キャン! キャオオンッ!」
 
      悦び一杯の顔でゾロアは、汗でベトベト、子供臭ムンムンの
      ワキから舐め舐めを開始。
      ほほう? ここから攻めてくるか。わたしは、ちょっと以外な表情。
      ああ……とってもくすぐったくて、気持ちいい……♪
      ゾロアは本能に従い、よりニオイが強い箇所から
      舌舐めずりを開始したのだろう。
      大きな声じゃあ言えないが、わたしのワキは程よく匂う(小声)。
      最近、ぜんぜんお風呂に入ってないから、当然と言えば当然だけど。
      どうやら、ゾロアから見て左のワキの方がお気に入りみたい。
      確かに、わたしから見て右のワキの方が左より香ばしい、と思ったり。
 
      イイ気分に浸っていると、クソゾロアが
      アセにまみれる谷間舐めにシフトしやがった!
      チクショウー! 存分に嗅がせてやるー! 舐めさせてやるー!
      この魅惑のフェロモンに溢れた、自慢の胸をなっ! 
      
      「……あ、あ……♪ ああん……! 感じるぅ……♪」
      「………………♪」
      
      谷間を舐められるたび、プリンのようにプルン、プルンと動く巨乳。
      歯を食いしばり、
      「うっ……く……!」
      漏れ出る喘ぎ声を無理矢理我慢。
      快感により、固くなった乳首を遠慮せず、容赦なく攻めてくる。
      なんとも言えない快感でわたしは再び全身が汗まみれ。
      胸全体がゾロア製ヌタヌタ唾液でふやけてしまった。
 
      ゾロアの次のターゲットは、足だった。
      ゾロアから見て左の足をいきなり、しゃぶり始める。
      恐らく、ワキと同じ理由で攻めるのだろう。
      同時に、ゾロアが自分のアソコをペトペトと左足にくっ付ける。
      それが、わたしの快感の底上げに繋がりっ!
      猛烈な快感が全身をほとばしる。こらえきれない。
      どうやら、足には胸やアソコにひけを取らないほどの
      性感帯があるようだ。我慢の限界だ。
      わたしはついに根を、いや、喘ぎ声を上げた。
 
      「あんっ……! ああ、んっ…… ! あっ、あんっ……!」 
      「キャウン! レロゥ……、レロゥウ……!」
      
      まるで、まな板の上のコイキングみたいに体を痙攣。
      この快感が、後々さらに大きな快感を招くことになる。
      両脚の周辺が疼き、それがだんだんと気持ち良く膨れ上がり、、
      アソコにある小っちゃい唇がゆっくりと開く。
      昼ごろからずっと我慢してきたあの液体が、出てしまいそう……♪
 
       「アンッ……! もうダメッ! 漏れちゃう……♪」 
 
             リーフ製純金水を、   
  
          プシャアアアアア~~~~~!    
 
           ハデにブチ撒けてしまった。
 
         「キャンッ!? キャンンンンンッ!」
 
      ゾロアの目の色が変わり、純金水を放出中のアソコにしゃぶり付く。
      舌がアソコにいい感じで吸い付き、ぐにょぐにょと動く感触が
      とてつもない快感を生む。喘ぎ狂う、
 
      「ああん! ああんっ! ああぁ……ん……!」
      「ふんん! ふううん、ふうんんん……!」 
 
      わたしとゾロア。
      夕暮れの袋小路にング、ング……♪ と心地良く響く飲音。
      きっと、ゾロアはわたしと同じように
      味わい深い純金水だと考えながら飲んでいるに違いない。
      黄金水を出し尽くし、ゾロアにたっぷりと飲ませてあげた。
      もちろん、これでゾロアが満足するハズは無く、
      アソコをさらに舐め続ける。
      巧みな舌使いと快感のコラボがわたしのクリを勃起。
      口の中で、舌と一緒に悦びのダンスを開始。
   
      「ゾロ……ア……! もっと、もっと攻め、て……!」
      「デザートを出すから、食べ、てぇ……!」
 
      「キャオオオン……!」
 
      猛烈な快感がわたしにベンイというモノを促す。
      ゾロアのと比べるとぜんぜん小さいモーコンがぷくっと膨らみ、
      力を入れなくても勝手にク……、いや、リーフ特製ウン○が、
 
               ミチ、ムチィ……!
 
      と恥音を立て、出続ける。ゾロアは至福の表情。
      ゾロアのチーウンとよく似たニオイが辺りに充満。
      便秘気味で、ちょっと固めな特製ウン○を、無我夢中で美味しく食べる。
      顔を赤らめながら、わたしは悦ぶ。
      ゾロアのチーウンとほとんど変わらないわたしの特製ウン○を
      幸せそうな顔をしながら飲食してくれている……。
      わたしは本当に、嬉しかった。
      ポケモンリーグでチャンピオンに勝った時よりも、100倍嬉しかった。
      ゾロアの顔と口が特製ウン○でベトベトになると、
      そのままモーコンを激しく舐めてきた。
  
      「アフウウン! フアフンッ! フンアフフ……ン……!」
      「うあん……! はうあああ……、ん……! あ、ああ、ん……!」
 
      激烈な快感の来襲。止まらない体の震えと痙攣。
      もう、我慢出来ない。両手が勝手に動き、自分のモーコンを大きく拡張。
      ゾロアは目が血走しり、
      
      「フンンンン! フウンンンンン!」
      「あ、あああ、あ、ああ、あああ……う……!」
      
      『リーフの花畑』を貪る。もはや、言葉では形容し難い快感。
      無意識に下半身に力を込める。鳴り響くお腹の音。
      門が開く。次々と溶けた特製ウン○が生み出されていく。
      驚いたゾロアは花畑舐めを中断し、夢中でこぼれたウン○を暴食。
      あっという間に食べ終えると、再び花畑を襲う。
      驚愕のゾロアのアナル攻めに圧倒されるわたし。
      まさか、ゾロアがここまでデキるとは……!?     
      気持ちいい……! 気持ちいい……!! 気持ちいい……!!!
      ついに限界が訪れた。下腹部の中が、下腹部の中が熱いっ……! 
      わたしの腰が、妖しい動きを始めるぅ……!
 
      「ゾロアッ……! もうダメェ! で、出るうぅ! アアアンンッ♪」
 
      ビュ! ビュッ! ビュッ! ビュッ……ビュッ、ビュッ!
 
      純白の愛液が、アソコから噴き出したーー
       
      「アフンッ! アフンッ! アフウウウンッ!」
 
      まるで火山噴火のような凄まじい勢いで、ゾロアの顔に掛かる。
      ゾロアは、ひるむ事なく大きな口でアソコを舐め、愛液を飲み続ける。
      それでもフォローしきれず、ゾロアの上半身、
      わたしの下半身が天使な色に染まっていく。
      わたしとゾロアの快感がピークを迎え、
      愛液を出し終えるとお互い全身の力が抜け、グダグダになった。
      わたし達の快感の波が引いていったあと、急に遅い来る疲労感と睡魔。
      抗うことも出来ず、そのまま一緒に眠ってしまう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
             ◇
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

&color(pink){ここは……? 夢の中、だ……?};
&color(pink){赤、緑、青、黄、白、黒。};
&color(pink){色々なカラーボールがふわふわ浮かんでる。};
&color(pink){この宇宙空間のような不思議な世界の中心に、};
&color(pink){ゾロアと裸のわたしが浮き立ったまま向き合ってる。};
&color(#66cc00){「ゾロア? あなた……!?」};
&color(#666666){「ご主人様……!」};
&color(#66cc00){「……!?」};
&color(pink){わたしは驚愕。ゾロアが喋った。};
&color(pink){テレパシーではなく、本当に喋っている。};
&color(pink){ゾロアが、真剣な表情で話し始めた……!};
&color(#666666){「ボクはご主人様に虐げられ、辛く、苦しい思いをしてきました」};
&color(#666666){「でも、そのおかげで一緒にチャンピオンを倒し、」};
&color(#666666){「殿堂入りすることが出来ました」};
&color(#666666){「その後、ミアレシティでご主人様と楽しい思い出をいっぱい作りました」};
&color(#666666){「ボクは、とっても嬉しかった」};
&color(#666666){「これは、ボクからご主人様への恩返しです」};
&color(#666666){「……イリュージョン!」};
&color(#66cc00){「ゾロアが……!?」};
&color(pink){ゾロアの姿が、わたしへと変わっていく!};
&color(pink){ゾロアは、瓜二つに化けた。};               &color(pink){何から何までそっくりにイリュージョンをした。};
&color(pink){ふんわりと放たれる、わたしそっくりの体臭を感じると、};
&color(pink){胸が高鳴り、下腹部が疼く……!};
&color(pink){ゾロアが突然、悩殺ポーズを披露し、こう言った。};
&color(#666666){「さあっ! この世界ボクと思う存分ヤりましょう! ご主人様っ!」};
&color(#66cc00){う……ん♪};
&color(pink){無意識に、わたしの右手が勝手に動き出す。ゾロアのアソコへと……!};
&color(#66cc00){「ゾロア……! ありがとう……!」};
&color(pink){ゾロアの右手もわたしのアソコに掛かり、};
&color(pink){そのままいい感じにもたれかかって……! あん……♪ 始まった。};
&color(pink){無限に沸き出る愛と欲望。};                    
&color(pink){『わたしが二人』いることにより、純金水の循環を可能とする。};
&color(pink){この味わいは、格別だった。};
&color(pink){夢の中の行為とは思えない肉体が触れ合う感触。};
&color(pink){わたし達は本能で体を動かし、夢から覚めるまで戯れた。};
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
              ◇
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

      「は……!?」
      「アウ? ン……!?」
 
      わたし達が目を覚ますと、空がうっすらと明るくなってる。
      ゾロアは、可愛らしいあくびをしたあと、再び眠りに落ちる。
      ふと自分の体を見ると、大量の寝汗をかいていた。
      回りの地面には大きな汗染みと、わたし達の出した
      色々なモノで濡れている。
      まさか、眠りながら行為を続けるとは思わなかった。
      様々な液体の混合臭が漂い、鼻を付く。
      2度寝したゾロアを起こす。目の焦点が合わず、ボーッとしている。
      どうやら、わたしと同じ夢を見ていたようだ。
      いや、見させてくれたと言った方が正しい。
      さっきの夢は、ゾロアの見せてくれた幻影なのだろう。
      まだ寝ぼけているゾロアに、感謝の言葉を言った。
     
      「ありがとね……! ゾロア! 最高に、楽しかった……!」
      ゾロアは、フラフラしながら、恥ずかしそうに照れ笑い。 
      「キャ……! キャウンッ……!」
 
      バッグからバスタオルを取り出し、
      ドロドロのゾロアの汚れを拭き取ってあげ、
      その後モンスターボールに戻す。ついでに、わたしの体も拭く。
      拭き終わったあと、ベトベトのバスタオルのニオイを嗅いでみる。
      わたしとゾロアのニオイが融合した、
      世界に一つだけの素晴らしい香りが凝縮されている……! 
      他の人やポケモンが嗅いだら一瞬で気絶するかもしれないが、
      わたし達にとっては至高の香水のようなニオイ。
 
      「これは、わたし達の宝物だ……♪」
 
      で、その『宝物』のバスタオルと衣類をバッグにササッとしまい、
      スペアの衣類を取り出し、身に付ける。
      乗り気ではないが、ゾロアと一緒にお風呂に入るため、
      一度実家に戻ることにする。勇み足で歩き始めたその時!
 
      異様な体のだるさが、わたしを襲う!
      産まれてから一度も経験したことのない体のだるさ。
      全身から、変な汗が滲み出る。
      原因がわからない。気をとりなおし、再び歩き出す。
      その直後、さらに重いだるさが襲う。
      ダメだ……! これじゃ走って家に戻ることなんて出来ない……! 
      予定を変更し、だるさと闘い、アセだくになりながら
      ゆっくりと歩いてミアレシティの大病院へ向かう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
              ◇
  
 
 
 
 
 
 
 
 

      大病院に着き、すぐに夜間診療口へ行く。
      そばにいた女性看護師に症状を説明。
      すると、ニオイを感じたのか複雑な表情をする女性看護師から
      診察前にシャワールームに入るようにと言われる。
      不本意だがわたしは、しぶしぶ指示に従い、
      鼻をつまむ女性看護師に付き添われながらシャワールームへ。
      何故、体がこんなに臭っているのかと尋ねられると、
      だるさを押し殺しつつ、
      『ポケモンを捕獲しようとしたら、誤って肥溜めに落ちてしまった』
      とウソをつき、なんとか誤魔化す。
      ところで、この女性看護師はよくセキをする。
      風邪でもひいているのだろうか?     
      衣類を備え付けのランドリーに入れたあと、シャワールームに入る。
      また一段と、体がだるくなる。
      体を洗うついでにだるさをまぎらわすため、
      カロス地方に住む9割の女性が
      シャワールームに入ると実行するというアレを試す。
 
      シャワールームに響き渡る水の音。
 
      これはシャワーではなく、
 
      わたしの「みずでっぽう」だ。
  
      勢いよく、排水口に吸い込まれていく純金水。
      ああ、スッキリした……。ゾロアとのプレイには遠く及ばないが、
      無心状態でのニョーホーは気持ち良かった。
      一時的に、だるさも忘れてしまうほど。
      恍惚感に浸りながら、シャワーのスイッチを入れ、
      体を洗い流そうとしたその時、頭の中にゾロアが浮かぶ。
      このケモノ臭~い素晴らしい純金水のニオイが、
      可愛い可愛いゾロアを思い浮かばせたのか。
      体が震え、無意識にナニオーに走る。
      右手でアソコとモーコンを、左手で豊満な胸と桃色乳首を弄くり回す。
      クリが飛び出し、ソレを弄くり続けると、
      純金水と特製ウン○が自然に放出される。
      触れば触るほど、だるさから解放され、気分が高揚。
      ヨダレをダラダラ垂れ流し、目をトロ~ンとさせる。
      愛液が噴き出るまで、ヤってしまった。
      出した愛液を体に塗りまくる。
      ああ……! もうずっと、ずーっとこの愛液を身に付けていたい……!
  
      「リーフさん!? まだシャワーを浴びているんですか!?」
      「はっ!?」
 
      女性看護師のバカでかい声で、わたしは我を取り戻す。
      同時に、だるさも戻って来た。
      やりきれない思いに包まれ、シャワーで体を洗浄したあと、
      大型エアーシャワーで体を乾燥。
      だるさと、体を洗浄したことによる不快感が心と体に交錯。
      舌打ちをしながらランドリーから衣類を出し、身に付け、
      急いで診察室へ向かう。
      大人の魅力溢れる女性医師の診察を受け、(胸見んな触んな!)
      控え室で貧乏揺すりをしながらだるさに耐え、結果を待つ。
      数分後、女性看護師に呼び出され、再び診察室に入る。
      そして、女性医師の発言に、わたしは愕然とする……。
 
      わたしは、『ゾロア症』と診断された……。
 
      女性医師によるとゾロア症とは、
      ゾロアとゾロアークの体内にのみ生息している
      寄生虫が人間と接触した際、
      ごくまれに移ることがあるという感染症の一種。
      不治の病であり、余命は3ヶ月から半年。 
      末期には寄生虫が内臓に住み着き、跡形もなく喰らい尽くす。
      だがーーごくまれに、この病を克服する人もいるらしい。
      その場合、例外なく行方を眩ませてしまうそうだ。
      ショックを隠し切れないわたしに女性医師は、
      入院をして出来るかぎりのことをやるべきだと促す。
      わたしはポケモントレーナーとしてやるべきことをやってから
      入院するとハッキリ言い、キッパリ断わったあと、足早に病院を出る。
 
      冗談じゃない! 入院なんてしたら、
      家族や知人にゾロアとの関係がバレる。
 
      まさか、まさか世界一大好きなゾロアと戯れて、
      こんなことになるなんて……! 
      このまま、だるさと闘いながら死を待つぐらいなら……! 
      わたしは、とある決意をしたあと力を振り絞り、
      あの場所を目指し、歩き出す。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
               ◇
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      白く濁った空。荒ぶる高波。肌寒い海風。切り立ったガケ。
      ここは、カロス地方にある有名な自殺の名所。
      ポケモントレーナーとして限界を悟った者が多く訪れるらしい。
 
      わたしの場合、命の終わりを悟って、ここを訪れた。
      わたしは、ゾロアと一緒にこのガケから飛び降り、
      運命を共にすることにした。
      その時が来る前に、もう1度、ゾロアと最後のエッチをするんだ。
      夜になるまで、近くの森で休息をしながら日が暮れるのを待つ。
      安静にしていると、一時的にだるさは収まる。
      一人ナニオーでもしながら待ちたいところだが、
      ここだと、明るい内は人に見つかる恐れがあるため、
      悔しさを押し殺し、我慢するしかなかった。
      不安な気持ちを抱え、
      ポケモンフーズをカリコリ……と食べながら待ち続ける。
      やっと森全体が暗くなってきた。 結局、人は来なかった。
      ヤってればよかったと、後悔しても遅かった。
 
      今日は満月。そろそろゾロアを出してもいいだろう。
      モンスターボールからゾロアを出そうとすると、
      ボールから嗅ぎ慣れたニオイを感じる。
      このニオイは、まさか……!? わたしのテンションが急上昇。
      ゾロアを出した瞬間、辺りにあの素敵なニオイが充満し、
      目の前に自分の出したモノにまみれたゾロアが
      ニッコリと笑いながら座っていた。
      ゾロアも、わたしとのプレイを待ち切れず、
      モンスターボールの中で一人、ヤっていたようだ。
      ああ……、このニオイ、本当に最高。
      興奮したわたしは、急いで衣類と荷物を投げ捨て、
      ゾロアを思いっきりハグする。
      この子特製の液体がわたしの体に付着する感触がたまらない。
      ゾロアは、ちょっと苦しそうだが、とても嬉しそう。
      しばらくゾロアをハグし続け、終えると同時にゾロアに現状を説明。
 
      「……そういう訳なの、ゾロア……」
      哀しそうなゾロアの表情。見ていて辛い。
      「キャウ……ン……』」
      声に、あの張りのある元気が無い。
 
      「でも、あなたを恨んだりはしない」
      「あなたは最高のパートナーだもの」
 
      「キャアアアン!」
      ゾロアの哀しい声にわたしは切なくなる。
      でも……、でも! わたしは切なさを押し殺し!
  
      明るく! 楽しく声を上げ!! ゾロアに、こう言った!!!
 
      「さあ! 海に身を投げる前にわたしと!」
      「思う存分、最後のエッチをしよう!」
  
      「キャウン!」
      この声から察するに、ゾロアは最後の最後まで
      わたしと付き合ってくれるようだ。
   
      それじゃあ、最後のエッチを始めよっか、ゾロア……!
 
      昨日以上に肉体を動かし、お互いを味わい尽くす。
      戯れている時は、不思議と体がだるくならない。
      数時間ほど戯れを続け、体がドロまみれになった。
      最高に気分が高まったわたしは、 
      今までとは比べ物にならないほどの究極のプレイを
      ゾロアに教えてあげることにした。
 
      「ゾロア! これが本当に最後のエッチよ!」 
      「あなたに、今までとは比べ物にならないくらいの……!』」
      「気持ち良さを与えてあげるわ!」
 
      「キャンッ!?」
 
      「これはね、残念だけどわたしは体験することが出来ないの」
      理由は、わたしとゾロアの体格差にある。
      「キャウン……」
      しょんぼりと、落ち込んでしまうゾロア。 
  
      「体験出来るのは、あなただけ!」
      「あなたは、世界で唯一この気持ち良さを体験出来る……!」
      「最高に幸せな、選ばれしゾロアなのよ!」
 
      ゾロアの目が、輝き始める。
      「キャン……!」
 
      「あなたは特に何もしなくてもいい」
      「ただ、このまま仰向けでじっとして耐えるだけ」
      「わたしが主に使うのは、このか細い左手とわたし達の愛液よ!」
 
      「キャウ!」
      ゾロアが、『わかりました」』と言ったように聞こえた。
      いや、間違いなく、そう言った。
      わたしは、真剣な表情でゾロアに問う。
 
      「さあ……! 行くわよ、ゾロア! 覚悟は、いい?」
      「キャウウウン!」
      ゾロアは、気合が直に伝わる声を上げた。
 
      ついに始まったゾロアへの施し。
      まず、左手にわたし達の体と回りに大量に残っている
      黄金水、チーウン、汗、ヨダレ、天使な液体をベットリくっつけ、
      わたしの全身にまんべんなく混合液を塗る。
      その後、ゾロアにも同じようにして塗ってあげる。
      混合液のニオイと感触でお互いの気分を高めつつ、
      ディープキスを繰り返しながら右手でゾロアのアソコを愛撫し、
      左手をゆっくりとモーコンに入れていく。 
      今までのプレイとは比べ物にならないほどの
      激しい高揚感がわたし達を包み初めた。
      左手を妖しく動かしながら、さらに奥へ入れて行くと、
      モンに当たる。 その禁異の扉を開き、ハナ道のカーブへ到達。
      その時、 わたしは左手の先に『違和感」』を感じる。
      『違和感』を鷲掴みし、左手をハナ道から出す。
      握り締めていたのは……!
   
      「……!? これが、ゾロアの寄生虫……!?」
       そのインパクトに、わたしとゾロアの表情が固まった。
      「キ……!? キャウ、ン……!?」
  
      ドス黒い寄生虫が、手のひらの上で子踊りをしている。
      内、数匹がニュル、ニュルリ……! とうごめき、
      黒ずんだ卵を生んでいる。
      この忌々しい寄生虫どもがわたしに死をもたらし、
      ゾロアとの関係を終わらせるのだ。
      計り知れない怒りと憎しみがマグマのように沸き上がる。
      わたし達は、とうのとっくに寄生虫どもに感染している!
      ならば、取る行動は一つ!
 
      「ゾロアッ! コイツらを喰うわよ!」
      「アウンッ!」
 
      寄生虫を半分に分け、怒りに身を任せ、喰ってやることだ!
      ……ニュルッ、プチプチ……とした食感……だ……。
      とても苦くて、まずい……。
      ゾロアも、浮かない表情で食べている……。
      こんな忌々しい下等生物が愛しいゾロアに住み着いているとは。
      世の中の不条理さを感じてしまう。
      わたし達は気を取り直し、究極のプレイを再開。
      先ほど寄生虫に邪魔されたハナ道のカーブのさらに奥へ左手を進める。
      左手の先が、ヒダのような何かに触れる。
      その瞬間! ゾロアに異変が……!
 
      「ゾロア? どうしたの? フフフ……♪」
      
      ゾロアの瞳孔が、おかしな動きを始め……!
      
      「キ……、キャ、キ、キ、キキ、キャ……………!?」
      「キャアアアアアアアアアアアアアアアンッ!」
 
      ゾロアは発狂!
      わたしはついに、究極の快楽の入り口にゾロアを誘(いざな)った! 
      そう! 今触っているヒダこそがゾロアの急所そのもの! 
      ゾロアは、身震いを始める! 
      わたしとゾロアは狂気に満ちた表情を浮かべ! 
      激しく! 激しく!! 激しくっ!!! ヒダを触り続ける……! 
      究極、いや、それすらも超えた快感で
      ゾロアの発狂はエスカレートする!
 
 
 
 
 
                 アウッン! 
 
                 ウウア! 
 
               キャアアアンンッ! 
 
           ほとばしるチッコが、顔と左手に掛かる。
 
         アン……! ア、ア、アン……! ア、ン……!
 
                 キッヤン! 
 
           アアアン! キャ、アン! アンン! 
 
         左手とハナ道の隙間から激しく漏れ出るチーウン。
 
                 ウアア! 
 
               アアッンッン! 
 
               ウアアア、ン! 
 
         ゾロアは今、わたしには絶対に体験できない、
 
            未知の快楽を味わっている。
 
     喘ぎ苦しむサマは、とても素晴らしく、そして、うらやましい。
 
               ……………!
 
                ア、ウ! 
 
               アンンッ!
 
 
 
      残像が見えるほどの震えと痙攣。
      本来、汗など掻かないハズのゾロアから
      滝のように流れ出るアセのような液体……。
      激しく尻尾を振り回し、ボーニクが踊り狂う。
      未知の快感が、アソコに誤った指示を与え、
      無垢なチッコと天使液が大量に作られては、噴水のごとく溢れ出る。
      垂れ流しにするのはもったいないから直飲みしてあげる。
      ゾロアは、目を見開き口をパックリ開け、
      涙とヨダレをダラダラ流す……。
  
           月の光が射す暗い森に轟く、
 
       ほうううぅあああああああああ~~~~~♪
  
              ゾロアの咆哮。
 
      わたしは約5分程度、ヒダを触り続け、
      たっぷりゾロアをイジメてあげた。
      ヒダ触りはここまでにする。
      これ以上続けると、ゾロアが確実に死んでしまうから。
 
      「どうだった? ゾロア? 究極の『オーガズム』は?」
      「…………………………」
 
      「気絶してる。ま、ゾロアなら30分で覚めると思う」
      「わたしも、少し休もう……」
 
      ゾロアのとっても可愛い顔をじっと眺め休憩をする。
      もうすぐ、永遠のお別れ……。
      混合液で作った泥だんごをこねたり、自分の体に塗ったり、
      美味しく食べたりしながらゾロアが起きるのを待つ。
      予想通り、30分足らずでゾロアは起きた。
      相当疲れているハズなのに、ピンピンしている。
      いや、むしろ体力は回復しているように感じる。
      視線が合うと、お互い何も言わず最後のディープ・キスを行う……。
      わたし達は、自害するという強い信念のおかげで
      睡魔と疲労感に耐えた。夜が明けるまでに、ガケへ向かう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
              ◇
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      衣類と荷物を全てガケへ投げ捨て、ゾロアと最後の会話。
 
      「ゾロア、今まで本当にありがとう……!」
      「キャウン……」
 
      しゃがんで、ゾロアの両肩を掴み、強い口調で
      「わたしの最後のお願い、聞いてくれる……!?」
      「キャウ……!?」
 
      ゾロアに言う。そして、大声で言った!
      「わたしに化けて!」 
      ……と。
      「キャウウウン!」
      うなずいたあとゾロアは、わたしとそっくりそのままに化けた。
 
      「もう一度、ハグ、してくれるかな……!?」
      ゾロアは何も言わず、再びハグをしてくれた。
      不思議な暖かさが、わたし達の体を包み込む。
 
      「ゾロアって、わたしに化けても、ニオイが似ているね……」 
      「キャウ!」
 
      ゾロアは、恥ずかしそうな表情を浮かべる。
      でも、よくよく考えてみると
      わたしとゾロアのニオイはほとんど同じなんだ。
      本当に、何から何までわたしそっくり! 
      いや、ゾロアは、わたしそのものだ! 
      ゾロアは、リーフなんだ! 
      ハグの余韻に浸りながらわたしは、右手をゾロアの左手に繋ぎ、
      荒れる海を眺める。覚悟を決めたわたしとゾロア。
 
      「さあ、飛び込むわよ……! ゾロアッ!」 
      「キャウウウウウン!」
      「せーの!」
  
 
 
  
  
       次の瞬間、飛び降りたのは、わたしだけだった。
 
         身を投げた瞬間、ゾロアは手を離した。
 
         落下しながら、ゾロアの表情を凝視。
 
       邪悪な笑みを浮かべながら、右手を振っていた。
 
        何故? 何故なの……!? ゾロア……!? 
 
 
 
         ザパーーーーーーーーーーーーーーーン!
 
 
 
 
 

&color(darkblue){暗い海に沈み、冷たい海水に命の灯し火を奪われながら、};

&color(darkblue){わたしは、こう考えていた。};
 
&color(darkblue){そうか。わたしは化かされていたんだ。};
 
&color(darkblue){ゾロアという、わるぎつねに。};
 
&color(darkblue){わたしは、なんてバカだったんだろう……。};





  
 
 
 
 

 
 
 
 
              ◇
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      荒れ狂う海をガケの上から見下ろすゾロア……!
 
 
 
      キャハハハハハ……! いい気味だね! リーフ! 
      まさかボクと戯れて奇症にかかり! 絶望し! 自害するとはねぇ!
      カロス地方のチャンピオンに勝ち、殿堂入りするという
      くだらない目的のためにボクを虐げるから天罰が下ったのさ!
      キャハハハ……!
      そうだ? このままリーフになりすましてカロス地方に住み続け、
      ボク好みの狐ポケモンを犯したりっ!
      バカな人間をゾロア症候群に感染させたりしてっ!
      人生をエンジョイしちゃおうかなぁ?
      笑いが止まらないっ! でも、その前に……!
  
      気持ちが悪いから、リーフの汚物を出さなきゃねっ!
 
      ゾロアは両脚を大きく広げ、満月を眺めながら
 
      うおおおおおぉおおお~~~~~~~~~~ん………………!
 
      遠吠えを始める。すると、下半身と秘所が震え出し、
      大量の寄生虫を含んだ排泄物、そしてリーフの体液を絞り出した。 
      出し終えると、その場でしゃがみ、うごめく寄生虫を眺めるゾロア。
      そして……。
 
      キャハ……! 可愛いっ! キミ達! ボクのお腹に戻っておいで!
 
      いっただっきま~す♪ あ~ん……♪
      ゾロアは、排泄物から寄生虫のみを器用に取り除き、
      噛まずにそのまま丸飲みする……! 
      その後、汚れた両手を勢いよく吹き出る黄金水を用いて念入りに洗い、
      綺麗に舐め取り、満足そうに舌舐めずりをしながらガケ際に立ち、
      さらに荒れ狂う海を眺めながら放尿を行い、高笑いを始める。
 
 
 
               キャハ……!
   
              キャハハハ……!
 
       キャハハハハハハハハハハ…………………………!
 
 
 
      高笑いを続けるゾロア、いや、ゾロアリーフ……! 
      夜が明け始めると、ガケに引っかかっていたリーフの衣類と
      荷物を驚異的な身体能力で回収し、身に付ける。
      自分を縛っていたモンスターボールを憎しみを込め叩き割り、
      突然、発声練習を開始。
 
      あ! い! う! え! お~~……フフフ……♪ 
 
      わたしは、リーフ!
 
      リーフとして、生まれ変わったのよ!
 
      わたしこそホンモノ! バカなニセモノはもう、この世にいない!
 
      キャハハハ……!
 
      その声と姿は、紛れもなくリーフそのものだった。
      そして、夜明けと同時にリーフになりきった
      ゾロアリーフは何処かへ消え去った……。
 
      一方ーーここは、ミアレシティの大病院。
      リーフを診断した女性医師が、取り乱していた。
  
      「先生? どうしたんですか?」
      「私としたことが……!」
 
      「え!?」
      「あの時、リーフちゃんを診断するのに使ったあのデータは……!」
 
      「別患者のデータだったのよ!」
 
      「そ、そんな……!?」
      「その間違ったデータを元に、リーフちゃんを誤診しちゃった……!」
 
      「し、信じられない……!?」
      「ゾロア症を克服したこの私が、こんなミスをしてしまうなんて!」
 
      「リーフくんを無理にでも入院させておけば今頃……チクショウ!」
      「あの子は今、何をしているのでしょう……!? 心配だわ……」
      「コン、コン……」
 
 
 
 
  
               1週間後……。
 
       カロス地方各地でゾロア症候群の感染者が増加し、
 
      猥液にまみれた野生の狐ポケモンが大量発生した……!
 
            そしてさらに1週間が経ち……。
 
 
 
 
 
      108人目のターゲットがゾロアリーフの目の前に現れた。
      容姿端麗な絶世の美少年だった。
      美少年は、積極的に自らゾロアリーフにアピールを行う。
      胸ときめくゾロアリーフは美少年を受け入れ、ミアレシティのーー
      思い出深い袋小路で乱交を開始。
      凄まじい乱交は、明け方まで続いた。
      濡れ場と化した袋小路でゾロアリーフはーー
      ゾロアの姿で腹上死していた。その表情は、幸せに満ちていた。
      ゾロアを見下ろしたまま美少年は、ニヤリと笑っていた。
      美少年の姿が、変わっていく。ゆっくりと、変わっていく。
      豊満な胸を持つ少女へと、変わっていく。リーフの姿へと。
      美少年の正体は、リーフだった。
      彼女は、極寒の海の中でゾロアとなり、生き延びていたのだ。
      リーフは、楽し気にゾロアに話し掛ける。
 
      素敵な男の子に化けてのゾロアとのエッチ……♪
      一生忘れられないほど、気持ち良かったわ!
      フフフッ! まだアソコがウズウズしてる! 
      でもまさか、あの時自分がゾロアに変身して、助かっちゃうなんて。
      きっと、『ゾロア』をたっくさんゴクゴクしたからだね!
      ゾロア症候群になった一部の人が行方不明になったというあの話は、
      ゾロアとなって野生化してしまったからなのね。
      本当に今までいろいろとありがとう! ゾロア!
      あなたのおかげで、こういう形で恩返しをすることが出来た。
      でもね、恩返しという名のリベンジはまだ、終わっていないのっ!
 
      突然、リーフはゾロアを貪り始めた。
      太陽が顔を出すまでに、ゾロアを骨まで喰らい尽くしてしまった。
      リーフのゾロアへの愛と憎しみが、彼女をそうさせたのである。
  
       ごちそうさま! これで、いつまでもわたしと一緒だね♪
 
          愛してるよ! ゾロアアアアアアアアアアッ!
 
           きゃははははははははははーーーーー!
 
  
  
          ゾロアの鮮血にまみれたリーフの高笑いが、
 
           夜明けのミアレシティに轟いたーー
 
 
 
 
 
              この出来事から1ヶ月。 
 
        ゾロアと「一緒」になったリーフは暴走していた。
 
      彼女の中に流れるゾロアの血が、リーフゾロアを狂わせる。
 
  腹上死した男女や、狐ポケモンの遺体が、『世界各地で』発見され続ける。
 
       その数は、日を経つにつれ増加の一途を辿っていった。

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