[[ワールドデータ]]

*アリストラ [#tb669287]
このページは荒GM作成の追加都市、傭兵砦アリストラの詳細設定を書いています。
既に幾人かのGMがアリストラを使ってくださっているので、その設定も増え、把握が困難になりつつあります。
何か設定等追加し、それを共有する場合はこちらを編集して下さい。
・更新履歴は以下にどうぞ。
日時   :更新者:内容
20100803:荒ポン:清書、追記等記載

**場所 [#w682aeb3]
ゾマ湿原の湿地帯に建ち、魔霧の森に程近い。
地図で言えばD/eの右下辺り。
オルレイアから徒歩で三、四日。

**概要 [#k4fa1d12]
アンサラーと双璧をなす砦都市です。
蛮族から湿地帯を奪還する為に領主が多くの傭兵を雇い、攻め込んだ結果奪った土地に砦を立てました。
砦にはその頃から傭兵が溢れています。この為、傭兵都市(砦)とも呼ばれています。
傭兵達は「身分の貴賎を問わず、その実力に見合った報酬を与える」という領主の思想の元、日々戦争に明け暮れています。
もっとも有名な傭兵団は「黒馬傭兵団」と呼ばれるライダー達の傭兵団で、彼らはアリストラの建設の際に、この平地に住んでいた蛮族の勢力を追い払いました。
その実力を評価され、黒馬傭兵団は領主直属の傭兵団となり、砦の守備を主として様々な仕事と破格の報酬を与えられています。
しかし、仕事が多くて手が足りない場合も多く、そうした際には冒険者に依頼が回されることもよくあります。
また、住民の大半が戦闘員であり、食料生産が追いつかない為、アンサラーから頻繁に補給物資が輸送されています。
この護衛の為に、冒険者が雇われることも多いでしょう。
**概要 [#x1e2fc2e]
蛮族との戦争の最前線として、アンサラーと双璧をなす都市です。
規模はアンサラーの半分ほどなので、要塞都市アンサラーに合わせ、砦都市とも呼ばれます。
また、住人には傭兵が多く、傭兵都市(砦)とも呼ばれます。

**砦の歴史 by.とある名無しの参謀補佐官[#k4fa1d12]
***初期 [#s2eb81e5]
現アリストラ領主、グスタフ・ルパード・ラングレイスは、元々はデュボール王国の貴族(男爵位)でした。
しかし、隣国に囲まれたデュボール王国では領地の拡張は望めないと判断したのかもしれません。
(彼の人柄を知る人は、自分好みの戦争がしたかっただけだろうと口を揃えて言っていますが)
グスタフ氏は、私財を投げ打ち、数多くの傭兵団を雇い、オルレイアに程近いゾマ湿原の一角に攻め込みました。
そこでは強力な蛮族が住んでおりましたが、“黒馬傭兵団”を初めとして有名な傭兵団がこれを打ち倒し、この地に砦を作ったのです。
その後、グスタフ氏はデュボール王国の男爵位を返上し、アリストラの地をオルレイアに献上する事で、オルレイアでの男爵位を得ます。
オルレイアの王、ランドール・ボルクスは、グスタフ男爵にアリストラの領土を与え、現在のアリストラを建設する為の費用や、食料問題の解決する為の食料輸送等を約束しました。
こうして、傭兵砦アリストラは建設されたのです。
***中期 [#u120379e]
アリストラが建設された後も、この地を奪い返そうと幾度も蛮族が侵攻をしていました。
これは現在も続いていますが、当初は傭兵団の数も今に比べて少なく、壊滅の危機に陥った事も少なくありませんでした。
これを解決する為に、グスタフ男爵は「身分の貴賎を問わず、その実力に見合った報酬を与える」というお触れを出し、より多くの傭兵団を集めたのです。
また、土地を侵略する際に最も活躍した“黒馬傭兵団”に砦を守備するという多大な権限と様々な仕事、それに見合う破格の報酬を与えて雇用したのです。
これを知った周辺国の傭兵団がアリストラへやってきたことで、アリストラの戦力は充実し、砦を守ることができるようになりました。
***後期 [#mc45279a]
現在は領土の拡張しながら、少しずつ都市の規模を拡張しています。
都市には、遺跡から発見された守りの剣が備えられ、昔に比べれば随分安全になりました。
それに合わせ、人族が安全に暮らせる領域も増えています。
しかし、最近になって周辺に蛮族と不死者の国があることが分かりました。
どちらもアリストラの攻略を目的としている事から、守りの剣があっても安全とは言えなくなり、日々激しい戦争が繰り広げられています。

**人口や職業分布、都市の問題点 by.ルジェルータ・ルパード・ラングレイス [#ycd4ee52]
***総人口 [#p891d9c3]
(オルレイアがダーレスブルグの半分として二万、アンサラーがその三分の一として約七千人、アリストラはその二分の一として計算)
総人口は約4000人。
***職業分布 [#l750ac73]
割合は以下のとおり。
傭兵 :約3000人
商人 :約500人
農民 :約300人
他の職:約200人
***問題点 [#j01b0013]
農業従事者が全体の一割以下に対して食料消費が10倍以上。常に食料不足に悩まされている。
これはアンサラーを経由して食料が送られているが、今後は食料問題を改善していく必要がある。
食料の輸送は商人や傭兵によって行われ、稀に冒険者に対して依頼を出して対応している。
食料貯蔵量は一週間分。篭城は困難と言わざるおえない。
また、戦争が消費一辺倒であるのに対して、生産と釣り合いが取れていない。
財政赤字の体制を見直さなければ、国からの支援が切れた途端に砦を放棄することになるだろう。
生産方法、生産手段の効率化、あるいは輸出可能な資源等の発見が急務。
余剰分の剣の欠片の輸出や、蛮族・不死者などのモンスターから取れる素材の加工・売買、バベルの塔の旧時代の技術品の採掘、周辺の採掘可能資源の調査を行う予定だ。

ーーーーーーーーここまで清書

依頼の多くは、アリストラ唯一の冒険者の宿「アイラの店」からオルレイアの「百の勇者亭」に届けられ、冒険者を派遣してもらう形を取っています。
バベルの塔や周辺のドゥラガ分室など、魔導機文明時代の巨大遺跡が存在することから遺跡探索の拠点としても有数です。
**地形 [#ke1ba226]
周囲を湿地帯に囲まれた砦都市です。
規模はアンサラーの半分ほどで城壁によって区切られた正方形の外壁、砦の中央には、「バベルの塔」と呼ばれる聳え立つような石の塔が立っています。

**砦内部 [#v17f0040]
バベルの塔の下は広場になっており、その周囲には露店が立ち並んで、傭兵や市民の憩いの場になっています。
露店街の外周には住宅街が、そして、それらを守るように傭兵、兵士達の宿舎や兵舎、倉庫や訓練場が存在します。
外敵の侵攻を食い止める為か、住宅街より外周は迷路のようになっており、慣れていない者は最寄の住人に案内を頼むのが良いでしょう。
砦の外周には補給物資を貯蓄した家屋が点在しており、休息を取ることも可能です。
これらの家屋には見張りがいる為、火事場泥棒は不可能ですが、宿泊費(一人20Gほど)を払えば見張りを任せてゆっくり休むことができるでしょう。

**町の施設 [#k83a6c5f]
***バベルの塔: [#h480027d]
魔導機文明時代の遺跡で、100m以上の建造物です。
地上から5階部分の探索しか終っておらず、上層には未だに遺跡を守る魔法生物や魔物が居ると思われており、探索が終っていない箇所は厳重に封鎖されています。
機械の竜がこの砦に侵攻した際には、塔から放たれた光線が竜を焼き尽くし、砦を守ったのを幾人もが目撃しております。
現在、蛮族が砦に大攻勢をかけていますが、一部ではこの塔が目的なのではないかと考えられています。
***露店街: [#m60f35f4]
朝には朝市が、昼にはアンサラーから運び込まれた補給物資の配給や、旅の商人達の露店が、夕方から夜にはちょっと怪しい露店もあるかもしれません。
広場の景観と併せて、フリーマーケットのような活気に溢れています。
売っている物は、最前線故に食料や装備、マジックアイテムなどが多く売られていますが、中には掘り出し物もあるかもしれません。
***住宅街: [#xb3ec3bc]
傭兵や兵士の家族、旅の商人の為の宿屋、娼婦館などがあります。主に非戦闘員が暮らす施設ですが、場所柄からか規模は小さいです。
***傭兵街: [#a4b32cc5]
傭兵の宿舎、斡旋場等があり、傭兵達は斡旋場で依頼を受けます。
冒険者への依頼と違い、目標地点の制圧、あるいは防衛、目標の部族の殲滅等、組織的な行動が要求される仕事が多く、これらは主に傭兵団という組織で請け負う仕事です。
***冒険者の宿「アイラの店」: [#hdc52c8c]
小さいながらも、アリストラ唯一の冒険者の宿になっています。
「アイラの店」は名前の通り「アイラ」という元冒険者の女性(人間 20台前半)が経営しており、他の冒険者の宿と同様の経営をしています。
しかし、規模が小さい為、依頼によっては近隣の有力な冒険者の宿(つまり百の勇者亭)に連絡を取り、人員を回してもらうことも多々あります。
何度か依頼をこなせば、アイラの店のエンブレムをもらえるかもしれません。
シーン神殿:ダークエルフと呼ばれる、エルフの突然変異種が潜伏しているという噂のある神殿。
この事実を知っているものは少ない。
蛮族と繋がりがある?らしく、諜報活動の為に冒険者へ依頼が降りてくることもある。
ティダンの祠:百の勇者亭の冒険者ローリエ・ランカスターが領主の許可を得て作成した祠。
バベルの塔にほぼ隣接した形で建てられている。なお、信者数は不明。

**アリストラを狙う勢力 [#q117383b]
***「深き沼の国、ガレオン」 [#j37c5395]
場所:
アリストラから北に1km
詳細:
大破局にて、蛮族が占領した魔導機文明時代の街。
現在は街の大部分が地下に埋没し、蛮族の巣窟となっている。
リーダーはドレイクカウントの"ヴィーヴァ"
その配下として、ドレイク種、オーガ種、トロール種が生息している。
また、魔導機文明時代のジェネレーターが稼動しているらしく、蛮族に使えるルーンフォークも存在する。
湿地帯のリザードマン達とも交流があるらしい。
***「常闇の国、ヘルミナス」 [#v3303ba8]
場所:
アリストラから北西に2km
詳細:
"静かなる不死者"ヴォルクライアから独立したヴァンパイアが起こした国。
ケルキア・コルフ島からの移民が中心で、不死者だけでなく、蛮族も数多く生息している。
リーダーはヴァンパイア種の"デミトロース"
元々は忠実なヴォルクライアの部下だったらしいのですが、何かの理由で戦うことを止めたヴォルクライアに見切りをつけたと言われています。
とても野心的で、人族も蛮族も、永遠の命を持つ不死者に支配されるべきと考えています。


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