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ローカルルール:GM樹

【基本ルール】

○戦闘の処理を軽減するため、基本的には複数回攻撃できるPCについては命中×2→ダメージ×2の順序で処理を行います。もちろん、指輪などの使用を考える場合には、通常通りの処理を行っても構いません。

○複数PCの行動の並行処理を行っても構いません(例:複数後衛PCの同時支援や回復、複数前衛PCの同時攻撃など)。オーバーキルになることなどを恐れない場面であれば、連携攻撃とか演出してみてください。

☆5以上では防御ファンブル表を使用します。

○平均2分に1度はご発言ください。ロールが多いとGMが喜ぶそうです。無言系PCもがんばって動作を描写しましょう。

【移動関係】

○乱戦エリアの迂回に必要な移動距離は「直線距離+乱戦エリアの半径×3」です。このとき、移動は「全力移動」になります。

○乱戦エリアの上を飛び越えるためには「敵の大きさ+3m」まで上昇する必要があります。(例:人族小型は1m、中型は2m、大型は3mとして計算します)

【補助動作】

○手番が終了する前ならば、ファストアクション中やマルチアクション中を除き、いつでも行うことができます(ただし「立ち上がり」後の移動はできません)。後衛が支援内容を決めている間に練技などを発動しておくと時間短縮になっていい感じです。

【種族特徴強化】

○部分採用です。剥ぎ取り時における運命変転については種族特徴強化を採用していません。

【物理関係】

○〈絡み〉についてGMはほとんど理解していません。使いたい場合はGMにわかるように説明しましょう。また、難度の調整が困難なため〈首〉への絡みは採用しません。

【魔法類関係】

○《魔法拡大/数》を宣言して行使判定に「一括」を選んだ場合、運命変転や指輪、【ラック】などによって達成値を操作することはできません。

○「貫通」「突破」の魔法については、1人(1部位)だけ確実に当てるキャラクターを選ぶことができます。それ以外の射線上のキャラクターについては、「1D6」を振り、「1~3」であれば命中、「4~6」であれば外れます。(WT準拠)

○召喚は1キャラクターにつき1体までとします(倒されるなどした場合には再召喚することができます)。

○「知能:高い」の魔物は、PC側からの魔法などに、あえて抵抗しない判断を行う場合があります。

○特定の属性を付加する【○○ウェポン】などは、その武器の持つ属性と異なる場合には、効果を発揮しません。

●【クレセントシャイン】陣営の一番最初に動くときのみ使用することができます。
●【シュートアロー】魔物が使う場合、周囲の岩や物が飛んできます(矢を必要としません)。
●【フェアリーマスター】召喚した妖精はすぐに動かすことができます。
●【クリエイトウェポン】追加ダメージの基準は行使した者の「魔動機術の魔力」点です。追加ダメージを増加/減少させるあらゆる効果は発揮されません。
●【チャーミング】戦闘中には効果を発揮しません。

【サブ技能関係】

《ファストアクション》は自分で先制を取ったときのみ有効です。

○平目による魔物知識における自動成功は知名度のみ有効です。

【アイテム関係】

●〈メイガス〉の使用によるHP減少タイミングは、魔法が効果を発揮した直後とします。
●〈閃光石〉は、命中した場合にも生命抵抗判定を行います。
〈ミュージックシェル〉については、〈フィスタロッサム〉〈運命の楽譜〉など各種アイテムの特殊効果は効果がありません。
●〈祝福の剣〉を使用する際、追加ダメージは「使用する戦士技能レベル+筋力B」になります。追加ダメージを増加/減少させるあらゆる効果は発揮されません。
● 金属鎧については、〈オールタイムアーマー〉に加工していない場合、睡眠後6時間の間、行動判定に-2のペナルティ修正を負います。また、通常の睡眠の半分の回復効果しか得ることができません。
●〈マナコート〉の防護点については、上限を「7」(アストラルガードと同値)とします。また、〈防弾加工〉は効果がありません。
●〈リッパーナイフ〉を使用する場合、そのキャラクターは1Rの間、ひとつの魔物や部位に対し、合計で「3」回までダメージを与えることができます。

シナリオの背景

敵系統

“反逆者”ピピン

「意外と弱かったね。使えないな、こいつ」

ヴァンパイアキャロットと呼ばれる上位のノスフェラトゥです。氏族を持たず、単独で様々な場所に出現しています。最近では、魔法文明時代に制作された人造ドラゴンを用いて、オルレイアや周辺の町への攻撃を行っています。
その意図は謎に包まれていますが、遭遇したパーティの報告によれば、“神殺し”を行うのが当面の目標と語ったということです。

【主な関連セッション】
 「神を討つ獣I~III」「リルドラケンの吸血鬼」他

人造ドラゴン

「…………」

様々な形態を持つ魔法生物群。魔法文明時代に“第四の剣”に由来するとされる“運命の三女神”に対抗するために人族によって造られたと言われている。
伝説では運命の三女神に敗北しており、その際に、構造に呪いを埋め込まれている。
現代において、“反逆者”ピピンの手によって再生されたが、その呪いは健在であり、十分な力を発揮するには至っていない。

【主な関連セッション】
 「神を討つ獣I~III」

獣の牙

「面白いのう。仲間にならんか?」

オルレイア東方、開拓村ゾゾから1日の距離に築かれている獣人の砦です。
現在、“風”と“火”と呼ばれる幹部の存在が確認されており、少人数ながら人族や他の蛮族を近づけないだけの戦力を持っています。
“獣の神”と呼ばれる小神を信仰しています。

【主な関連セッション】
 「獣人たちは夜に踊る」「獣人たちは街に叫ぶ」「獣人たちは砦を築く」「大魔術師ギムナジウムの憂鬱」

“獣の神”

「己が獣性を高めよ。さすれば、その身に敗北はなし」

魔霧の森付近のライカンスロープに信仰されている小神です。信仰数の少なさから、神性が落ちていますが、分霊に近いかたちで顕現していると言われています。
その所在地は現在不明ですが、“獣の牙”が住居を森の外に移したことと無関係ではないようです。

(新情報)
五芒星による連鎖型封印において、“獣の神”の分霊が封印されていることが確認されました。この分霊は、従来顕現していると考えられてきた“本体”とは異なるものであり、その凶暴性を具現化した存在だったと考えられています。現在、封印の時間切れと同時に討伐を行う計画が練られています。

◆レベル2 ウォークライ 消費:MP6 抵抗:消滅 属性:精神
対象:半径6mの空間/20 射程/形状:術者/-
時間:10秒
概要:戦いの雄叫びをあげ、獣の心を高揚させます。
効果
 範囲内の分類「動物」もしくは「ライカンスロープ語」を理解するキャラクターすべては、近接攻撃・射撃攻撃で与える物理ダメージを+2します。

◆レベル4 リジェネレーション 消費:MP8 抵抗:なし
対象:術者 射程/形状:術者/-
時間:30秒
概要:生命の力を増し、自然治癒を促進します。
効果
 対象は3Rの間、手番の終わりにHPを「魔力/2」点回復します。

◆レベル7 サモン・アニマル 消費:MP12 抵抗:なし
対象:任意の地点 射程/形状:10m/起点指定
時間:一瞬
概要:動物を呼び出して使役します。
効果
魔物レベルが「術者のプリースト技能レベル」未満の分類「動物」の魔物を1体、その場に呼び出します。
呼び出された「動物」は術者の指示に従います(次のラウンドから行動を開始します)。指示を与えるのは補助動作になります。指示がなければ、自らの判断で行動します。

◆レベル10 フルムーン 消費:MP10 抵抗:半減 属性:精神
対象:任意の地点 射程/形状:1m/起点指定 
時間:3時間
概要:小さな満月を生み出し、周囲を照らします。
効果
拳大の輝く玉を作り出します。この玉を中心に、半径30m以内は、夜の満月の下にあるものとして扱います。
この玉は主動作で投げつけて攻撃することができます。その場合、「対象:半径5mの空間/15」「射程/形状:10m/射撃」「時間/一瞬」「抵抗/半減」として扱います。対象に「威力20+魔力」点の魔法ダメージを与えます。また、抵抗に失敗すると、30秒の間、対象の精神抵抗を-2します。
投げつけた場合、この魔法の効果は失われます。

◆レベル13 チェンジ・ビースト 消費:MP20 抵抗:なし 属性:呪い
対象:術者 射程/形状:術者/- 
時間:3分
概要:獣性を高め、より攻撃的に戦闘行動を開始します。また、人族をライカンスロープへ変化させます。
効果
獣の姿に変化し、戦闘を行います。戦士系技能のレベルが2あがったものとして扱います。この魔法は、すでに完全に獣の姿である者には効果がありません。
また、「対象:一体」の「人族」に行使することによって、対象をライカンスロープへと変化させることができます。この行使には一時間の儀式が必要です。

【主な関連セッション】
 「獣人たちは夜に踊る」「獣人たちは街に叫ぶ」「獣人たちは砦を築く」「大魔術師ギムナジウムの憂鬱」「金と銀の守護者」

味方系統

開拓村ゾゾ

「ここの守りは任せるのだ」

オルレイアから東に三日いったところにある開拓村。
近くに“獣の牙”および“魔霧の森”があることから、戦いへの備えはそれなりに行われており、数人規模であるがオルレイアの兵士が常在している。
主要な人員は、村長・“大魔術師”ギムナジウム・護民兵ティルレ。
魔霧の森における良質な薬草のポイントに近いところにあり、ギムナジウムはその研究のために魔術師ギルドから派遣されている。

【主な関連セッション】
 「大魔術師ギムナジウムの憂鬱」「大魔術師ギムナジウムの驚愕」

移動型冒険者の宿「月と黒猫亭」

「こちら、『月と黒猫亭』でやんす。依頼の御用はありやせんか?」

オルレイア付近を巡業している移動型の冒険者の宿。
通常は馬力で動いており、魔動機の補助装置がついている大型のカーゴの中では1PT程度ならば宿泊することができる。

基本的には、オルレイアまで依頼を出すことが難しい地方の依頼を引き受けるのが目的。百の勇者亭とは提携関係にあり、所属冒険者にすぐに連絡できない場合や、所属冒険者では太刀打ちできない困難の場合には百の勇者亭へと救難届けが出る。

運営は、亭主のミミル=ローズ(赤のタビット)と受付のシェイド=シェイド(黒のタビット)の二人組による。二人はタビットネットワークの一員。

【主な関連セッション】
 「月と黒猫亭異譚─封印の泉」「月と黒猫亭異譚─封印の湖」

タビットネットワーク

「こちらで援護は行います。バックアップはお任せください」

“落ち穂拾いの”ポロンが立ち上げたタビットの互助ネットワーク。元は知識の伝達と相互研鑽が目的。
現在では、地域におけるタビットの救援活動や情報収集を中心に行う中規模ネットワークに成長しており、ネットワークの中心であるポロンハウスにも出入りが多い。
主要な人員はネットワークマスターのポロン、実行部隊としてのライプニッツ、アシスタントのトモカ。また、上記の「月と黒猫亭」もネットワークに属しており、そこで発生する依頼はネットワークとの関連性も高い。

【主な関連セッション】
 「月と黒猫亭異譚─封印の湖」「不死の谷のアンデッド」

“車椅子探偵”ポワット

「なるほど、気になるね。ちょっと考えてみようかね」

黄色い毛並みのタビットです。足が不自由なため、常に魔動機の自走式車椅子に乗っています。
NPCの探偵にあるまじき有能さを誇り、その推理はほとんど外れることがありません。ただし、自分で動く力はないため、情報収集や事件の解決などを依頼してくることがあります。彼も上記のタビットネットワークに属しており、ときおりポロンハウスで昼寝をしている姿が目撃されています。

【主な関連セッション】
 「正義の条件」

2009年

file魔神の血の価値
file仮面の罠

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file狂える森

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file獣人たちは夜に踊る

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fileカビキラーたちの冒険

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file闇夜を走る足音

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