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トンデモピカチュウが住まう世界(二次元)へようこそ……!

この世(二次元)にはいろんなピカチュウがいる。

だから、こんなチートなピカチュウがいても 

いいじゃない! …え? いくない? 

【この小説に含まれる主な表現】

■ふたなりと その逆
■下半身を中心とした卑猥な表現の数々
■幼女(ポケモン)監禁&拘束
残酷描写
■グロ描写
■猟奇的な表現
■ファンタジー要素
■綺麗なピカチュウと邪悪なピカチュウ
■駄文ネ

【上記の表現に、くれぐれもご注意下さい!】

ちなみに、「ホシ」とは警察用語で「犯人」という意味もあるらしいです。

犯人? ポケモンって、「人」でいいのかな……?

ドンヨリとした不穏な黒雲が空を覆っています。
三日に一度、この地方に発生する、謎の黒雲。
見る者の恐怖心を煽るドス黒さはまるで、星の子保育園で働くスタッフの心境を表しているかのようです。
星の子保育園とは、まだまだ幼い未進化のポケモン達が集まる保育施設のこと。
この保育園で今、謎の怪事件が起き続けているのです。

その事件とはーー

流星に囲まれた赤い満月の夜の翌日、

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ぼくのかんがえたさいきょうのピカチュウ

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星の子保育園の園児が必ず行方不明になる。

ブイズを象ったオブジェが印象的な中央広場で星形模様のとんがり帽子を被ったポケモンたちに囲まれながら、道化師に扮して楽しませるピカチュウがいました。
星の子保育園で保育士を勤める「ピッカ」。

彼女が、このお話のヒロインです。

お手玉が華麗に冴えわたり、見事にフィニッシュ!(一つ落としましたが)
その様子を見て、ポケモン達がみんな喜びながら拍手。
楽しいお昼休みが終わり、ポケモン達の自由時間が始まりました。

慌てて着替えを済ませたピッカは、目にあまる要領の悪さで、保育園の仕事をこなしていきます。

疲れた様子を見せ、マンガのような汗をかきつつ、アタフタアタフタと。

ポケモンの健康管理、美味しい食事の支度、入浴の手伝い、園の掃除とゴミ捨て、排泄物の処理、ケンカの抑止などなどーー
ベテラン保育士でも、てんてこまいな事ばかりです。

ピッカが特にお気に入りなのが、星の子保育園一の問題児、ラルトスの『ルル』。
ルルのおてんばぶりに、ピッカも注目しています。

夕方になり、忙しい仕事も一段落ーー

スタッフ達に付き添われ、保育園児達が帰宅の準備をしています。
社交的で礼儀正しく、心優しいピッカは
不安な表情を浮かべるスタッフ達に一礼し、
児童達にバイバイさようならをしたあと、帰宅します。

星をデザインした保育園のゲートをくぐり、道なりに進むピッカ。
夕暮れが進み、帰り道の林道はかなり暗くなっています。

静寂に支配された生き物の気配が無い漆黒の林道。
黒雲の塊はいつの間にか無くなっていて、
ピッカが空を見上げると、
流れ星に囲まれた赤い満月が妖しい光を放っていました。

尻尾を揺らし、不敵に笑うピッカ。
その直後、不安と悲し気に満ちた表情に変わったあと、
突然両腕両脚を広げ、満月を眺め始めました。

つぶらな瞳から月光を体の中に取り入れ、
しばらくするとピッカの体から煙のようなものが沸き立ちます。

すると、流星の一つが、ものすごい勢いで吸い込まれるようにピッカに激突しました!

そして、体全体から溢れる白と黒のオーラが螺旋が作ります。
ピッカを包み込む謎のエネルギー、「魔力」が出現しました。

ピッカはいつのまにか、黄色く輝く星の杖、青白く光る三日月の帽子、太陽を彷彿させるまばゆいローブを身にまとっています。

「流星の力」を取り入れ、強大な魔力を自在に操るピッカ、いや、「魔術師ピ・カ」の誕生ーー

保育士とは仮の姿、このピ・カこそが、ピッカの真の姿だった。

今、ピッカの心はピ・カに支配され、心の片隅に追いやられている。

魔力に目覚めたキッカケは数年前ーー赤い満月の夜の公園に捨てられていた卑猥な本を
興味本意で見たこと。

心の奥から無尽蔵に涌き出る性欲を楽しみ尽くしたい、と流れ星に囲まれる満月を眺め、強く願うピッカ。

満月の表面は、邪悪な笑みを浮かべているようにも見えた。
満月がうっすらと赤く輝くと、
ピッカから魔力が無限に溢れ出し、ピ・カへと生まれ変わらせた。

ピッカは、異界の支配者、「人外の者」が造り出した「星の力」を手に入れた。
魔力を使えばいくらでも快楽を楽しめることができた。

願いが叶い、
歓喜するピッカは、夜の闇に消え去るーー

この禁忌の力を悪用すれば、世界制服だって、いや、世界を破壊することや無にすることすら可能。

ありとあらゆる事に用いられる強大な魔力を支える全知全能の頭脳。
秘薬を飲み続けて作られた不老不死の肉体。
時速約1200キロで走ることができる脚力。
片手一つで楽々と大山を動かせる金剛力。

元々ピカチュウが持つ電気エネルギーは、受けた相手を一瞬で灰にしてしまう威力。

可愛らしくも鋭利なハート型の尻尾は、この世の全ての物質を微塵切りにできる。

そして、純粋な悪に染まった心が、これらの力を極限まで高める。

ピ・カはこの力を決して世界制服等には使うことはない。
強大な力を持った物の常として「力による支配」があるがーー
『この世には、世界制服なんてくだらない事よりも面白い事がある』
ピ・カの考え方は、これで満足していた。
ピ・カの心の奥底に追いやられているピッカの持つ優しさが、
暴走の抑止にもなっている。

これは、「人外の者」も想定外だった。
「人外の者」は、邪(よこしま)な心に揺らぐピッカを世界征服に利用しようと、
願いを叶えるふりをして自分の魔力の一部を与えたのだ。
その目論見は、ピッカ自身の「優しさ」により狂ってしまった。
だがーー

ピッカは、ある理由によりピ・カの「暴走」を一つだけ容認するようになった。
その理由とは、ピ・カを心から愛した事。
最初こそ、ピ・カの持つ圧倒的な力と恐怖心に支配されていたが、
次第に恐怖心はピ・カの持つ力への憧れに変わっていった。

『ドジで未熟な自分とは違い、ピ・カは何でも出来るから好き』という考えで。
憧れは、やがて愛へと変わり、
『ピ・カの為ならば、自分は悪になってもかまわない』と
ピ・カに対し協力的になっていった。

ピッカが協力的になったのを歓喜し、ピ・カはニヤリと笑う。
心の中では「邪悪」が渦巻いていた。
ピ・カは「恐ろしい指示」を与えた。

その指示にピッカは、喜んで従った。
別に構わないと思った。
愛するピ・カの為になら、自分の勤める保育園の園児が犠牲になろうとも。
仕事をするついでに、園児に関する「情報」を集めるようになった。
いけない事だと分かっていても、ピ・カを思い浮かべると、体と頭脳が進んで情報収集に励んだ。

その情報に基づき、
これからピ・カは「面白いこと」を実行に移そうとしていた。

ピ・カが右手で杖を振るい、左目でウィンクをした次の瞬間ーー
地下迷宮の最深部にある自分の部屋へ瞬間移動。
力に目覚めた日、魔力をいかんなく使い、わずか数分で造り上げた巨大迷宮。
二十畳ほどの、部屋の隅に一本だけある蝋燭の火がぼんやり灯る陰湿でカビ臭い部屋が、
ピ・カの「別荘」だった。
部屋の中央には、ピンク色にぼんやりと輝く星形の魔法陣。
部屋の隅には、魔法の書が納められた木製の本棚と古びた机。
机の上には、妖しく輝く大小の水晶玉と秘薬の入っていた空き瓶が散乱している。
机周辺の地面には、一体どこから調達してきたのだろうか、ピ・カが主食にしている
カビの生えたチーズとケチャップの容器が落ちている。

この住み家に侵入者がようようと立ち入らないように、ピ・カは
呪術や、自分自身の遺伝子を使い、異世界から恐ろしい悪魔を呼び出したり、
醜悪な怪物を作り出し、地下迷宮のあらゆる場所に放った。

そして、ピ・カの歪んだ性格をそのまま反映した、恐るべき罠の数々ーー

この決して誰にも邪魔されない空間で、ピ・カは計画を実行しようとしていた。

両手を妖しくかざすと、机に置いてあった一番大きい水晶玉が浮き上がり、
目の前に移動させ、そのまま見つめ続ける。
水晶玉には、母親のサーナイト、サナと楽しく入浴をしているルルの姿が。

ニヤリと笑い、様子を見るピ・カ。
次の瞬間、サナがルルから目をそらしたスキにーー

ピ・カはルルを魔法陣の中に瞬間移動させた。

突如消えたルルを探し、オロオロするサナが映った水晶玉は、
1メートル程の高さから落下し、割れ砕ける。

ピンクの星形魔法陣には、ポケモンの能力を封じ、くろいまなざし同様絶対に逃げられなくする効果がある。

魔法陣の中央で、びしょ濡れのままテレポートも出来ず、オロオロするルル。

そのルルを見つめ、目を血走らせ、ヨダレを垂らすピ・カ。

ピ・カはルルを監禁し、意のままにしようとしていた。

右手で指鳴らしをして、杖、帽子、ローブを消し去った
ピ・カがルルの目の前までやってきた。

怯えるルルに対し、ピ・カは火の魔法を放ち、魔法陣を地獄の業火で覆う。

灼熱がルルを襲い、濡れた体が瞬時に乾き、汗を激しく排出。

これが、ピ・カの狙いだった。

約30秒後ーー『フッ』と息を炎に吹き掛けると、瞬時に消滅。

大量の汗にまみれたルル。

独特の幼女臭が、ピ・カの嗅覚を楽しませる。

ピ・カはメスでありながら、ルルのような可愛らしい「幼女」を好む嗜好があった。

続いて、ピ・カは強烈なでんじはを放ち、ルルを「まひ」させた。

恐怖と『まひ』で身動きが取れないラルトスの汗と体臭を、

至近距離から思う存分に「くんか、くんか」と味わうーー

ルルの甘い体臭を脳の深部にまで浸透させたあと、ピ・カの妖しく動く舌が、ルルを襲い初めた。

全身を満遍なく、舌がはいずるーー

ペロペロ、ペゥロ、ペゥロ、レロン、レロ、ン>

程よくしょっぱい汗を味わい、ピ・カは満足気な表情を浮かべる。

特に、脇を念入りに、

ペゥロペロ、ペロ、ペロペロ>

と、しつこく、しつこく、ふやけるほど、しつこくーー
泣き叫ぶルルの声も、ピ・カにとって快楽を助長させるモノでしかなかった。

「人外の者」が、ピ・カの邪悪な心に働きかける。
『もっとコイツを存分に味わえ』と。

溢れる欲望に身を委ね、ピ・カはしゃぶる。
ルルの未発達な????????????を、しゃぶる。
悲鳴にも似た声を上げ、失禁をするルルの秘所を、容赦なくしゃぶる。
しゃぶりと飲尿は、約一時間続いた。
ルルは叫び疲れ、気を失ってしまう。

口の周りが新鮮な尿にまみれ、
高揚感に浸るピ・カは、さらに恐ろしい快楽を実行しようとしていた。

右手をかざし、
自分の魔力のごく一部をルルに分け与え、
無理矢理キルリアへと進化させた。
『人間でいう小学生女児に相当するキルリアを犯したい』というピ・カの身勝手な考えで。

ピ・カの貪欲な快楽の時間は続いた。
キルリアとなったルルは、ラルトスとはまた違う体臭と味を放つ。
人の娘に例えるならば、幼女と小学生女児のような違い。
ルルがラルトスの時にした「深い業」を全て実行した
ピ・カは、ルルを味わい尽くした。

恥辱にさいなまれ、涙を溢すルル。
ルルの心は、まだ幼いラルトスのままだった。
その様子を、邪悪な笑みを浮かべ、鼻で笑うピ・カ。

ルルの悪夢は、まだ終わらない。
ピ・カは再び魔力を分け与え、ルルを母親と同じ、サーナイトへと進化させた。
心がラルトスのままで『大人の肉体=サーナイト』へと進化してしまったルル。
ここでピ・カは、趣向を変えてみようと、
自然界の法則に反する、禁断の行為を実行した。

強大な魔力は、「こんな」事をするのも、不可能ではなかった。

自らの「性別」を、変えることもーー

ピカチュウが、ブルーのオーラに包まれーー
「ピィーピカ、ピイカ……!」

呪文を唱えると、
秘所から肉棒が生成され、生命製造機器はコウガンへと変化するーー
「チ……♪ チャアアアアア……♪ アアアアア……♪」

この世でただ一匹、ピ・カにしか体験することが出来ない未知の快感に包まれ、
尻尾の形が、まっすぐに変化していくーー
甘く、可愛い声質が、
「ピィイ……! ピ……ビイイイィカアアアアアァ……!」
野蛮で下品な声質へと変わるーー
数分後ーーついに、ついにピ・カは完全に『オス』となり変わった。

その最中、コウガン化していく生命製造器から生まれ出た黄色の流体が
まるでメタモンのようにうごめき、ピカチュウへと姿を変えた。。
それは、ピッカそのものだった。変身を終えたあと、
様子を見るように部屋の隅に棒立ちするピッカ。
その眼差しは、ピ・カへの尊敬に満ち溢れていた。

「オス」と化しても、能力や性格は「メス」の時となんら変わらない。

性器を右手でグニュグニュと触り、オスになったことを再確認するピ・カ。
少しだけ濡れた右手の匂いを嗅ぎ、ピ・カは悦んでいる。
一瞬、間を置いて、鋭い視線をルルへと向けた。

ピ・カは、ネバネバとしたスライム状の魔法の液体を両手から出し、
肉棒を剥き出しにする。
そして、液体にまみれた肉棒を、ルルの全身に<ペトペト、ヌルヌル>と擦り付け、
そのなんとも言えない感覚を楽しみつつ、肉棒を膨らましていく。

官能的な匂いが、部屋全体に染み渡るーー

ルルの内部へと潜り、
十分に膨張した肉棒をゆっくりと膣に入れていきーー
腰を激しく振って、ルルの中心核にまでキニュウを開始した。

鬼畜の所業を繰り返し、喘ぎ狂うピ・カ。
喘ぎ苦しむルル。
大量の汗で、ルルの下半身と魔法陣が濡れていく。

二人の表情は、天使と悪魔にハッキリと分かれた。
この様子をピッカは不適に笑いながら、見守る。

白密の滴る音が、部屋に響き渡るーー

ピ・カとルルの出した「白密」で、
ルルの下半身とピ・カの全身はもちろんのこと、魔法陣全体が猥液で濡れた。
数十回のシャセイは、ピ・カですら疲労困憊に追い込む。
ルルの体力は、すでに限界突破していた。
次の瞬間ーー鳴り響いたピ・カの腹虫の音が、場の空気を変えたーー

ピ・カは、今すぐ腹ごしらえがしたいと考えた。
そしてーー
疲れ果ててスヤスヤと眠り始めたルルをーー

◆◆◆

ルルが胃袋に収まるのに、一分と掛からなかった。
全身鮮血に染まり、満腹感から、うすら笑いを浮かべるピ・カ。
尻尾から滴り落ちる血。
「彼」はすでに、ピカチュウの皮を被った邪悪な魔物なのだ。

自分の体、魔法陣、地面に付いた血液を口の前に寄せ集め、飲み込む。
ルルの鮮血ジュースを食後のデザートとしていただく。
ピ・カの腹の中に、ルルが丸ごと入っている。
しかしそれも、驚異的な胃袋の消化力で瞬く間にピ・カの栄養と化した。
これで、何百匹目の犠牲者なのだろうか?
すでに日付が変わっていたが、ピ・カのお楽しみの時間は、まだ終わらない。
突然仰向けになり、陰部をさらけ出し、妄想を始めた。

ラルトス、キルリア、サーナイトに悪戯をする、卑猥な妄想をーー
なすすべなく猛毒の沼地で逃げ惑うラルトス達をピ・カは情け容赦なく襲う。

肉棒が、激しく脈動し、むき出しになる。
オーガズムが全身を電光石火のごとく駆け巡る。
この気持ちよさは、用意に排泄物の排出ーー失禁を許してしまう。

ピ・カならば、直接、肉棒に触らずともーー

「ビィッ! ビカッ! ビィッ! ビ、ビ、ビイイイィッ!」

ビュッ! ビュッ! ビュ、ビュ! ビュ! ビュ! ビュッ!

射精に至れるーー
しかも、俗に言う賢者の時間などという煩わしさは、ほとんど無きに等しい。
苦手な朝がやってくるまで、無尽蔵の快楽を堪能することができる。

およそ1分以内にやってくるオーガズムを堪能していると、
部屋の隅で涎を垂らしながら様子を伺い、いてもたってもいられなくなったピッカが動きだし、
ピ・カの肉棒を貪り始めた。
同時に、桃色の秘所をピ・カの口にヌルヌルと擦り付ける。
ピ・カは、その対価として、ピッカの秘所全域を愛舐めする。
排出される排泄物など物ともせずに。

ピ・カですら泣き叫んでしまうほどの究極レベルの快楽。
一方、涙を溢し、喘ぎ狂うピッカはただひたすら肉棒を攻め続ける。

ほっぺから微弱な電流を送りながら、亀頭を舌先で巧みに舐め、快感をより増幅させるテクニックを披露するピッカ。

快楽に溺れ、不器用な愛舐めを繰り返すピ・カ。
行為の時は、ピッカが圧倒的な「強さ」を見せている。

深夜に入ると、赤い満月が輝きを増し、二匹のピカチュウが尻尾振りをシンクロさせると、
行為がよりエスカレートーー

激しい射精と中出しの繰り返しで、二匹のピカチュウが、部屋の中が白い愛液で染まる。
ピ・カの心は、より黒く染まる。
三日に一度、この地方の空を支配する黒雲のように。
だがピ・カは、ピッカの水晶のようなピュアな心を壊すことはできない。
攻めきれない。それでも、ピッカはこの上無く満足していた。

明け方ーー部屋の中は、二匹のピカチュウの愛液の泉となった。
合計666回もの排出を終え、
ようやくピ・カに、抵えない睡魔が襲ってきた。

肉棒を優しく撫で、深く感謝をしたピッカは、
魔力により再び黄色い液体と化す。
大量の体液、排泄物をまとめて吸収し、
ピ・カの口の中へ入っていくと、そのまま胃で消化される。
ピッカがピ・カと一体化したあと、そのまま眠りに付いた。
保育園での仕事に備えるため、三時間ほど眠りに付く。

夢を見始めたピ・カ。

夢の中の花畑でピッカがラルトス、キルリア、サーナイトと楽しく手を繋ぎ、花を散らして遊んでいる。

その様子を遠目から見ていたピ・カが、大きな声で礼を言った。
「ピッカーーーーー! ピカピカーーーーー♪」と。

幸せに満たされたにっこり寝顔のピ・カの体が

メスの体にゆっくりと変化し、

ピッカへと戻っていきますーー

目が覚めると、そこは昨日の森の中。
何事もなかったかのように、ピッカはそのまま保育園へと向かいます。
テクテクと可愛らしく歩くその姿は、いつもの保育士ピッカそのもの。
輝かしい太陽光が、ピ・カの邪悪な心をピッカの心の奥底に追いやっています。
保育園では、行方不明になったルルの件で大騒ぎとなっていました。
朝八時ーー恒例のラジオ体操を中止し、プクリンのプクプク園長からの説明が。
ピッカは、涙ぐみながら園長の話を聞いていました。
しかしこれは、ピッカの悲し涙でもあり、ピ・カの流す嬉し涙でもあるのです。

ここに集まった園のスタッフや園児の関係者は、永遠に知る由がないでしょう。

両手で顔を抑え、膝を付き泣き崩れるピッカが、一連の怪事件の「犯人」だということを。

テレパシーを使えるポケモンでさえ、うかがい知ることができないのですから。
ピッカの心の奥底に潜む、邪悪なピ・カの心を。

園長の説明が終わり、
ピッカは、今日の仕事に取りかかります。
手惑いながら、お遊戯スペースを掃除をしていると、
タマのように可愛いメスのイーブイ、イブがカーペットにお漏らしをしてしまいます。

後始末をしながら、ピッカはニッコリと笑いました。そして心の奥底で考えていました。

『777匹目のターゲットは、この娘にきーめた♪』と。

哀れなイブ。
三日後の今頃は、ピッカ、いや、ピ・カの地肉となっているはずです。

二つの顔を持つピッカがこのポケモン保育園にいるかぎり、
悲劇はこれからも続くでしょう。

そしてーー

「人外の者」がもたらした「流星の力」とピ・カがこの世に存在するかぎり、
惨劇はこれからも続くだろう。

           ~完~


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