#include(第十回短編小説大会情報窓,notitle)



クリック……有難う御座います……。

トンデモピカチュウが住まうこの世界へ、ようこそ……!



この世(ポケモン世界)にはいろんなピカチュウがいる。

だから、こんなチートなピカチュウがいてもいいじゃない! 

……か。 



【この小説に含まれる主な表現】

■ふたなりと その逆
■下半身を中心とした卑猥な表現の数々
■幼女(ポケモン)監禁&拘束
■&color(red){残酷};描写
■グロ描写
■ファンタジー要素
■綺麗な&color(#ffff00){ピカチュウ};&邪悪な&color(#ffff00){ピカチュウ};
■駄文ネ

【上記の表現に、くれぐれもご注意下さい!】



ちなみに、「ホシ」とは警察用語で「犯人」という意味もあります。

犯人……? ポケモンは、「人」扱いでいいのかな……?
 
では、ご覧下さい……。

















 ドンヨリとした黒雲が空を覆っています。
三日に一度、この地方に発生する謎の黒雲は見る者の恐怖心を煽るドス黒さ。
星の子保育園で働くスタッフの心境を不安へと導きます。
 星の子保育園とは、まだ幼い未進化のポケモン達が集まる保育施設のこと。
この保育園で今、謎の怪事件が起き続けているのです。
その事件とは……。





流星に囲まれた赤い満月の夜の翌日ーー


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&color(yellow,black){ ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡};&color(black){
};
&color(yellow,black){★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 };

&color(yellow,black){ ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡};

     &color(,black)ぼくのかんがえた&size(20){&color(red,black){●};};さいきょうの&color(#ffff00,(yellow){ピカチュウ};


&color(yellow,black){★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡};

&color(yellow,black){ ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡};

&color(yellow,black){★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡 ★彡};





ーー星の子保育園の園児が必ず行方不明になる。





  ブイズを象ったオブジェが印象的な中央広場。
 星形模様のとんがり帽子を被ったポケモン達に囲まるピカチュウ。
 道化師に扮してポケモン達を楽しませています。
 彼女は、この星の子保育園で保育士を勤める「ピッカ」。
 このお話のヒロインです。
 お手玉が華麗に冴えわたり、見事にフィニッシュ!(一つ落としましたが)
 その様子を見て、ポケモン達が喜びながら拍手。     
  楽しいお昼休みが終わり、ポケモン達の自由時間が始まりました。
 慌てて着替えを済ませたピッカは、本格的に仕事を開始!
 目にあまる要領の悪さで、保育園の仕事をこなしていきます。
 疲れた様子を見せ、マンガのような汗をかきつつ、アタフタアタフタと!
 ポケモンの健康チェック、
 美味しいご飯の支度、
 お風呂の手伝い、
 園のお掃除とゴミ捨て、
 おしっこやうんちの処理、
 ケンカは止めて! などなど。
 ベテラン保育士でも、てんてこまいな事ばかりです。
  星の子保育園一の問題児が、ピッカの特にお気に入り。
 ラルトスの『ルル』。
 ルルのおてんばぶりに、ピッカも注目しています。
  夕方になり、忙しい仕事も一段落。
 スタッフ達に付き添われ、保育園児達が帰宅の準備をしています。
 社交的で礼儀正しく、心優しいピッカはスタッフ達に一礼。
 児童達にバイバイさようならをしたあと、帰宅を開始。
 不安気なスタッフとは対称的に、ピッカはニコニコしています。
  星をデザインした保育園のゲートをくぐり、道なりに進むピッカ。
 夕暮れが進み、帰り道の林道はかなり暗くなっています。
 静寂に支配された生き物の気配が無い漆黒の林道。
 黒雲の塊はいつの間にか無くなっていて、ピッカが空を見上げます。
 すると、流れ星に囲まれた赤い満月が妖しい光を放っていました。
 尻尾を揺らし、不敵に笑うピッカ。
 その直後、不安と悲し気に満ちた表情に変わり、突然両腕両脚を広げます。
 ピッカは、満月をジーッと眺め始めました。
  つぶらな瞳から月光を体の中に取り入れるピッカ。
 しばらくすると、体から煙のようなものが沸き立ちます。
 流星が賑やかさを増し、その中の一個がすごい勢いでピッカに激突しました!
 まるで、ピッカに吸い込まれるようにして。
 そして、体全体から溢れる白と黒のオーラが螺旋が作ります。
 ピッカを包み込む謎のエネルギー、「魔力」が出現しました。
  いつのまにかピッカはーー
 黄色く輝く星の杖、
 青白く光る三日月の帽子、
 太陽を彷彿させるまばゆいローブを身にまとっています。
  「流星の力」を取り入れ、強大な魔力を自在に操るピッカーー
 いや、「魔術師ピ・カ」の爆誕ーー











  保育士とは仮の姿、このピ・カこそがピッカの真の姿だった。
 今、ピッカの心はピ・カに支配され、心の片隅に追いやられている。
 魔術師に目覚めたキッカケは数年前ーー
 赤い満月の夜、公園に捨てられていた卑猥な本を興味本意で見た事。
 心の奥から無尽蔵に涌き出る性欲を楽しみ尽くしたい。
 『お願い、神様。願いを叶えて……』     
 流れ星に囲まれる満月を眺め、強く願う。
 満月の表面は、邪悪な笑みを浮かべているようにも見えた。
 満月がうっすらと赤く輝くと、ピッカから魔力が無限に溢れ出す。
 ピッカは、ピ・カとして生まれ変わった。
 異界の支配者、「人外の者」が造り出した「星の力」を手に入れたのだ。
 この魔力を使えば、いくらでも快楽を楽しめる事ができた。
 願いが叶い、歓喜するピッカは、夜の闇に消え去った。
  この禁忌の力を悪用すれば、世界制服どころか、世界を破壊する事やーー
 無にする事すら可能。
 ありとあらゆる事に用いられる強大な魔力を支える全知全能の頭脳。
 秘薬を飲み続けて作られた不老不死の肉体。
 時速約1200キロで走ることができる脚力。
 片手一つで楽々と大山を動かせる金剛力。
 元々ピカチュウが持つ電気エネルギーは、受けた相手を一瞬で灰化させる。
 可愛らしくも鋭利なハート型の尻尾は、この世の全ての物質を木っ端微塵に。
 そして、純粋な悪に染まった心が、これらの力を極限まで高める。
  ピ・カは、この力を決して世界制服等には使うことはない。
 強大な力を持った者は、とかく「力による支配」に走るが、ピ・カの場合ーー
 『この世には、世界制服なんてくだらない事よりも面白い事がある』
 という考え方で満足していた。
 ピ・カの心の奥底に居るピッカの持つ優しさが、暴走の抑止にもなっている。
 これは、「人外の者」も想定外だった。
 「人外の者」は、邪(よこしま)な心に揺らぐピッカをーー
 世界征服に利用し、願いを叶えるふりをして自分の魔力の一部を与えたのだ。
 その目論見は、ピッカ自身の「優しさ」により狂ってしまった。
  だがーー
  ピッカは、とある理由によりピ・カの「ある暴走」を容認するようになった。
 その理由とは、ピ・カを心から愛した事。
 最初こそピ・カの持つ圧倒的な力と恐怖心に支配されていたがーー
 次第に恐怖心はピ・カの持つ力への憧れに変わっていく。
 『ドジで未熟な自分とは違い、ピ・カは何でも出来るから好き』
 という考えで。
 憧れは、やがて愛へと変わりーー
 『ピ・カの為ならば、自分は悪に染まってもかまわない』
 と、ピ・カに対し協力的になっていった。
  ピッカが協力的になったのを歓喜し、ピ・カはニヤリと笑う。
 心の中ではドス黒い「邪悪」が渦巻いていた。
 それは、「人外の者」の施しでもあった。
 ピ・カは「恐ろしい指示」を与える。
 その指示にピッカは、喜んで従う。
 別に構わないと思った。
 愛するピ・カの為なら、自分の勤める保育園の園児が犠牲になろうとも。
 仕事をするついでに、園児に関する「情報」を努めて集めるようになった。
 いけない事だとわかっていた。だがーー
 ピ・カを思い浮かべると、体と頭脳が進んで情報収集に励む。
 ピッカからの情報に基づき、これからピ・カは「面白いこと」をーー    
 実行に移そうとしていた。
  ピ・カが右手で杖を振るい、左目でウィンクをした次の瞬間ーー
 地下迷宮の最深部にある自分の部屋へ瞬間移動。
 力に目覚めた日、魔力をいかんなく使い、わずか数分で造り上げた巨大迷宮。
 二十畳ほどの、部屋の隅に一本だけある蝋燭の火がぼんやり灯る。
 この陰湿でカビ臭い部屋が、ピ・カの「別荘」だった。
  部屋の中央には、ピンク色にぼんやりと輝く星形の魔法陣。
 部屋の隅には、魔法の書が納められた木製の本棚と古びた机。
 机の上には、妖しく輝く大小の水晶玉と秘薬の入っていた空き瓶が散乱。
 机周辺の地面には、一体どこから調達してきたのだろうかーー
 主食にしているカビの生えたチーズとケチャップの容器が落ちている。
  この住み家に侵入者がようようと立ち入らないようにーー
 ピ・カは呪術や自分自身の遺伝子を使いーー
 異世界から恐ろしい悪魔を召喚したりーー
 醜悪な怪物を作り出しーー
 地下迷宮のあらゆる場所に放った。
  そして、ピ・カの歪んだ性格をそのまま反映したーー
 恐るべき罠の数々がこの迷宮のいたるところにある。
  この決して誰にも邪魔されない空間でーー
 ピ・カは計画を実行しようとしていた。
  両手を妖しくかざすと、机に置いてあった一番大きい水晶玉が浮き上がる。
 その水晶玉は、目の前に移動すると、ピ・カがそのまま見つめ続ける。
 水晶玉には、母親のサーナイト、サナと楽しく入浴をしているルルの姿が。
 ニヤリと笑い、様子を見続けるピ・カ。
 次の瞬間ーーサナがルルから目をそらしたスキにーー
 ピ・カは両手を上げ、ルルを魔法陣の中に瞬間移動させた。
 突如消えたルルを探し、オロオロするサナが映った水晶玉はーー
 1メートル程の高さから落下し、割れ砕ける。
 ピンクの星形魔法陣には、ポケモンの能力を封じーー
 くろいまなざし同様、絶対に逃げられなくする効果がある。
  魔法陣の中央で、びしょ濡れのままテレポートも出来ず、オロオロするルル。
 そのルルを見つめ、目を血走らせ、ヨダレを垂らすピ・カ。
 ピ・カはルルを監禁し、意のままにしようとしていた。
  右手で指鳴らしをして、杖、帽子、ローブを消し去りーー
 ピ・カがルルの目の前までやってきた。
 怯えるルルに対し、ピ・カは火の魔法を放ち、魔法陣を地獄の業火で覆う。
 灼熱がルルを襲い、濡れた体が瞬時に乾き、汗を激しく排出。
 これが、ピ・カの狙いだった。
 約三十秒後ーー「フッ」と息を炎に吹き掛けると、瞬く間に消滅。
 体が恐怖で震え、大量の汗にまみれたルル。
 独特の幼女臭が、ピ・カの嗅覚を楽しませる。
 ピ・カは、ルルのような可愛らしい「幼女」を好む嗜好があった。
 続いて、強烈なでんじはを放ち、ルルを「まひ」させた。
 恐怖と「まひ」で身動きが取れないルルの汗と体臭をーー
 至近距離から思う存分に<くんか、くんか>と堪能。
 甘い体臭を脳の深部にまで浸透させたあと、妖しく動く舌がーー
 ルルを情け容赦無く襲い初めた。
 全身を満遍なく、舌がはいずるーー
 <ペロペロ、ペゥロ、ペゥロ、レロン、レロ、ン……>
 程よくしょっぱい汗を味わい、満足気な表情を浮かべたあとーー
 舌を脇に向かわせ、念入りに、
 <ペゥロペロ、ペロ、ペロペロ……>
 と、しつこく、しつこく、ふやけるほど、しつこく舐めるーー
 泣き叫ぶルルの声も、ピ・カにとって快楽を助長させる喘ぎ声でしかない。
  「人外の者」が、ピ・カの邪悪な心に働きかけてきた。
 『もっとコイツを存分に味わえ』と、より強くピ・カの心に働きかける。
 すると、全身を猛烈な快感が駆け巡り、ピ・カは暴走を開始。
 溢れる欲望に身を委ね、ピ・カはしゃぶる。
 ルルの未発達な小陰唇に狙いを定め、しゃぶる。
 悲鳴を上げ、失禁をしてしまうルルの秘所を、容赦なくしゃぶる。
 度を越したしゃぶりと飲尿は、小一時間続いた。
  ルルは叫び疲れ、気を失ってしまう。
 口の周りが新鮮な尿にまみれ、舌舐めずりをしながらーー
 高揚感に浸るピ・カは、さらに恐ろしい快楽を実行しようとしていた。
  右手をかざし、自分の魔力のごく一部をルルに分け与えーー
 無理矢理キルリアへと進化させた。
 『人間でいう小学生女児に相当するキルリアを犯したい』
 というピ・カの身勝手な考えで。
  ピ・カの貪欲な快楽の時間は続いた。
 キルリアとなったルルは、ラルトスの時とは違う体臭を放つ。
 人間の女児に例えると、代謝がほどほどの幼女とーー
 代謝の激しい小学生女児のような違いがあった。
  ルルがラルトスの時にした「深き業」を全て実行したピ・カはーー
 ルルを味わい尽くした。
 恥辱にさいなまれ、涙を溢すルル。
 ルルの心は、まだ幼いラルトスのままだった。
 その様子を邪悪な笑みを浮かべ、鼻で笑うピ・カ。
  ルルの悪夢は、まだ終わらない。
 ピ・カは再び魔力を分け与え、ルルを母親と同じ、サーナイトへとーー
 強引に進化させた。
 心がラルトスのまま、『大人の肉体=サーナイト』へと進化したルル。
  ここでピ・カは、趣向を変えてみようと、自然界の法則に反するーー
 禁断の行為を実行した。
 強大な魔力は、「こんな」事をするのも、不可能ではなかった。
 自らの「性別」を、変える事も。
 ピカチュウが、荒ぶるブルーのオーラに包まれていく。
 「ピィーピカ、ピイカ……!」
  目をつむり、静かに呪文を唱えると、秘所から肉棒が生成されーー
 子宮は精巣へと変化するーー
 「チ……♪ チャアアアアア……♪ アアアアア……♪」
 この世でただ一匹、ピ・カにしか体験することが出来ないであろうーー
 未知の快感に包まれ、尻尾の形が、まっすぐに変化していくーー
 甘く、可愛い声質が、
 「ピィイ……! ピ……ビイイイィカアアアアアァ……!」
 下品で野蛮な声質へと声帯が変わるーー
  数分後ーーついにピ・カは完全に「オス」へとなり変わった。
 その最中、精巣化していく子宮から産まれ出た黄色の流体がーー
 まるでメタモンのようにうごめき、ピカチュウへと姿を変えた。
 そのピカチュウは、ピッカそのものだった。ピ・カから分離したのだ。
 変化を終えたあと、様子を見るように部屋の隅に棒立ちするピッカ。
 その表情と輝く眼差しは、ピ・カへの熱情と尊敬に満ち溢れていた。
  「オス」化しても、能力や性格は「メス」の時と何ら変わらない。
 性器を右手で<グニュグニュ……>と触り、オスになった事を再確認するピ・カ。
 少しだけ猥液で濡れた右手の匂いを嗅ぎ、ピ・カはヘラヘラと笑う。
 一瞬間を置いて、鋭い視線をルルへと向けた。
 ネバネバとしたスライム状の魔法の液体を両手から出しーー
 肉棒を剥き出しにする。
 そして、液体にまみれた肉棒を、ルルの全身にーー
 <ペトペト……、ヌルヌル……>
 と擦り付け、そのなんとも言えない感覚を楽しみつつーー
 肉棒を豊かに膨らましていく。
  官能的な匂いが、部屋全体に染み渡る。
 図々しくルルの内部へと潜り、大きく膨張した肉棒をゆっくりとーー
 膣に入れていき、腰を激しく振りながら、ルルの中心核にまで挿入を開始。
 鬼畜、いや、鬼畜すら生温い所業を繰り返し、異常に興奮しながら喘ぎ狂うピ・カ。
 無抵抗で、ただただ喘ぎ苦しむルル。
 大量の汗で、ルルの下半身と魔法陣が濡れていく。
 二匹の表情は、天使と悪魔にハッキリと分かれている。
 この様子をピッカは、優しく微笑みながら見守っていた。
  白密の滴る音が、部屋に響き渡る。
 ピ・カとルルの出した「白密」で、ルルの下半身ーー
 ピ・カの全身はもちろんの事、魔法陣全体が猥液で濡れた。
 数十回の射精は、ピ・カですら疲労困憊に追い込む。
 猥液を出し続けたルルの体力は、すでに限界突破していた。
 次の瞬間ーー鳴り響いたピ・カの腹虫の音が、場の空気を変えた。
 ピ・カは、今すぐに、今すぐに腹ごしらえがしたいと考えた。
 そして、疲れ果ててスヤスヤと眠り始めたルルをーー
 <ズババババッーー>
  ルルが胃袋に収まるのに、一分と掛からなかった。
 全身鮮血に染まり、満腹感から、うすら笑いを浮かべるピ・カ。
 尻尾の先からゆっくりと滴り落ちるルルの血。
 「彼」はすでに、ピカチュウの皮を被った邪悪な魔物なのだ。
  自分の体、魔法陣、地面に付いた血液を口の前に寄せ集め、飲み込む。
 ルルの鮮血ジュースを食後のドリンクとしていただく。
 ピ・カの腹の中に、ルルが丸ごと入っている。
 しかしそれも、驚異的な胃袋の消化力で瞬く間にピ・カの栄養と化した。
  ルルは、通算七百七十六匹目の犠牲者となった。
 そろそろ日付が変わりそうだが、ピ・カの楽しみの時間は、まだ終わらない。
 突然仰向けになり、陰部をさらけ出し、妄想を始めた。
 ラルトス、キルリア、サーナイトに悪戯をする、卑猥な妄想をーー}
 広大な猛毒の沼地でなすすべなく逃げ惑うラルトス達をーー
 ピ・カは情け容赦なく襲う。
  肉棒が激しく脈動し、全開する。
 オーガズムが全身を電光石火のごとく駆け巡る。
 この気持ちよさは、用意に排泄物の排出ーー失禁を許してしまう。
 ピ・カをもってすれば、直接肉棒に触れずともーー
 「ビィッ! ビカッ! ビィッ! ビ、ビ、ビイイイィッカァ!」
 <ビュッ! ビュッ! ビュ、ビュ! ビュ! ビュ! ビュッ!>
  簡単に射精に至れるーー
 俗に言う賢者の時間などという煩わしさは、ほとんど無きに等しい。
 苦手な朝がやってくるまで、無尽蔵の快楽を堪能することができる。
  およそ一分以内にやってくるオーガズムを堪能しているとーー
 部屋の隅でヨダレを垂らしながら様子を伺い、いてもたってもーー
 いられなくなったピッカがついに動き出し、ピ・カの肉棒を貪り始めた。
 同時に、無垢な秘所をピ・カの口に<ヌル、ヌル……>と擦り付ける。
 ピ・カは、その対価として、秘所全域をでたらめに愛舐めする。
 勢いよく排出される排泄物などものともせずに。
  ピ・カですら泣き叫んでしまうほどの究極レベルの快楽が二匹を包みこむ。
 涙を溢しながら喘ぎ狂うピッカは、ただひたすらに肉棒を攻め続ける。
 ほっぺから微弱な電流を送り、亀頭を舌先で巧みに舐めーー
 快感をより増幅させるテクニックを披露。
 一方、快楽に溺れ、不器用な愛舐めを繰り返すピ・カ。
 当然、ピッカを絶頂まで導く事ができない。
 ピッカは行為の時、圧倒的な「強さ」をピ・カに見せつけるのだ。
 深夜に入り、赤い満月が輝きを増すとーー
 「ピ♪ ピ♪ ピ……♪ ピ! ピ! ピィ! ピィイッ♪」
 「ビッ! ビ! ビ! ビ! ビィイ……♪ ビイィカアァ……♪」
  二匹のピカチュウが尻尾振りをシンクロさせ、行為をエスカレートーー
 激しい射精と中出しの繰り返しで、二匹のピカチュウがーー
 部屋の中が純白の愛液で染まる。
 ピ・カの心は、愛液の色とは正反対に染まっていく。
 三日に一度、この地方の空を支配する黒雲のように。
 だがピ・カは、「人外の者」の後押しを得てもーー
 ピッカの水晶のようなピュアな心を壊すことは、できない。
 どうしても、攻めきれないのだ。
 しかしそれでも、ピッカはピ・カの荒いプレイにこの上無く満足はしていた。
  明け方ーー部屋の中は、愛液の泉と化した。
 合計六六六回もの排出を終え、ようやくピ・カにーー
 抵えない睡魔が襲ってきた。
 肉棒を両手で優しく撫で、深く感謝をしたピッカはーー
 ピ・カの魔力により、再び黄色い液体と化す。
 液体となったピッカは、大量の愛液などをまとめて吸収しーー
 ピ・カの口中へ入っていくと、そのまま胃で消化される。再び同化を行ったのだ。
 同化したあと、ピ・カはそのまま眠りに付いた。
 ピッカとしての保育園での仕事に備えるため、三時間ほど眠るのだ。
  夢を見始めたピ・カ。
 花畑でピッカがラルトス、キルリア、サーナイトとーー
 楽しく手を繋いだり、花を散らしたりして遊んでいる。
 その様子を遠目から見ていたピ・カが、大きな声で礼を言った。
 「ピッカーーーーー! ピカピカァーーーーー♪」
  その声は、下品で野蛮に満ちたものではなく、ピッカ同様ーー
 天使のような甘い声質だった。
 幸せに満たされたニッコリ寝顔のピ・カの体がメスの体にゆっくりと、変化しーー











  ピッカへと戻っていきますーー
 目が覚めると、そこは昨日の森の中。
 何事もなかったかのように、ピッカはそのまま保育園へと向かいます。
 テクテクと可愛らしく歩くその姿は、いつもの保育士ピッカそのもの。
 輝かしい太陽光が、ピ・カの邪悪な心を大人しくさせます。
 ピッカの心の奥底で、今はする事が無いピ・カが悪巧みをしています。
  保育園に着きました。
  保育園では、行方不明になったルルの件で大騒ぎとなっていました。
 朝八時ーー恒例のラジオ体操は中止となりました。
 プクリンのプクプク園長からの説明が始まります。
 ピッカは、涙ぐみながら園長の話を聞いていました。
  しかしこれは、ピッカの悲し涙でもありーー
 ピ・カの流す嬉し涙でもあるのです。
  園のスタッフや園児の関係者は、永遠に知る事はないでしょう。
 両手で顔を抑え、膝を付き泣き崩れるピッカが……。
 一連の怪事件の「犯人」だということを。
  テレパシーを使えるポケモンも、うかがい知ることができないのですから。
 ピッカの心の奥底に潜む、邪悪なピ・カの心を。
 園長の説明が終わり、ピッカは、今日の仕事に取りかかります。
 手惑いながら、お遊戯スペースを掃除しているとーー
 タマのように可愛いメスのイーブイ、イブがトコトコとやってきました。
 そして、カーペットにお漏らしをしてしまうイブ。
 後始末をしながら、ピッカはおしっこで湿ったぞうきんを眺めます。
  ピッカは、ニッコリと笑いました。
 そして、心の奥底でこう、考えていました。
  『七七七匹目のエモノは、この娘にきーめた♪』
  哀れなイブ。
 三日後の今頃は、ピッカ、いや、ピ・カの地肉となっているはずです。
 悲劇はこれからも続くでしょう。
 二つの顔を持つピッカがこのポケモン保育園にいるかぎり。
 そしてーー
 「人外の者」がもたらした「流星の力」とーー
 ピ・カがこの世に存在するかぎり、惨劇はこれからも続くだろう。


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