#include(第六回帰ってきた変態選手権情報窓,notitle)




      &color(red){官能描写、グロ描写、残酷描写、虐待描写があります。};





     描写の程度は、あなた様がご推測下さい。





           おや? どうしました? 嫌な予感が、するのですか?





       はい → では、気をつけて、お帰り下さい……。





  いいえ → ならば、最後の最後までこの小説を堪能して下さい……。







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        &size(20){&color(#666666){ゾロア};};&size(20){&color(pink){は};};&size(20){&color(#66cc00){リーフ};};
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わたしは、なんてバカだったんだろう……。

でも、このまま死ぬワケにはいかない。

生き延びて、ゾロアに会うんだ。

ゾロアに会って、恩返しをするんだ。

え? 何? わたしの体が……!?








      ポケモンファイアレッド/リーフグリーンの
      女主人公でもある「リーフ」は、
      旅の途中で運命的な出会いを果たした
      わるぎつねポケモン、「ゾロア」をパートナーに従え、
      カロス地方のチャンピオンを目指す。
      誰が見ても無謀な挑戦。だが、
      リーフは非凡なトレーナーセンスを生かし、
      力押しでジムリーダーと四天王をねじ伏せ、
      ついにチャンピオンを撃破。
      見事、殿堂入りを果たしたのだった。
      殿堂入りという名誉を手に入れ歓喜するリーフとーー
      ーー立つこともままならないボロボロのゾロアを見つめ、
      チャンピオンは静かに言い放った。
 
      『あの子は今まで、ゾロアを酷使してここまで来たのね』
 
      『何かがきっかけになって』
      『ポケモンへの真の愛に目覚めてくれれば……』
 
      『……いいんだけど』
  
 
  
  
  
 
 
 
 
 
              ◇
 
 
 
 
 
  
 
  
  
 
 
      退屈な殿堂入り記念セレモニーが終わり、
      アサメタウンにある実家に帰宅。
      わたしは今、質素な自分の部屋にいる。
      ゾロアをモンスターボールから出す。
      休息をさせても疲弊状態から抜けきれず、
      ほとんど身動きが取れないみっともなくて、
      なさけないゾロアの顔をパチン! と
      思いっきり平手撃ちしたあと、
      みっちり説教をしてやった。
  
      『キャウ……ン……』
 
      『ゾロアッ! あの時、わたしが』
      『的確なサポートをしてやらなかったら……』
      『今頃あの世にいたのよ!?』
      『わたしに感謝しなさいっ!』
 
      ゾロアは、
      『グルルル……!』
      と低く唸り、睨みつけた。
      その鋭い目付きに一瞬、殺意が沸く。
      わたしの怒りの導火線に火が付いた。
     
      『なぁあーに!? そのツラはっ!?』
  
      わたしは顔色一つ変えず、横っ腹を右足で情け容赦無く
      『キャウウウウウウウウウウッ、キャウウウン!』
      足蹴りする。
      ゾロアは、床にへばりながら歯を食い縛り、
      必死にこらえている。
  
      『いい!? 良く聞きなさい!』 
      『身寄りの無いお前を拾って!』
      『チャンピオンに勝てるポケモンに育て上げたのは!』
      『こ! の!! わたしなのよっ!!!』 
      『それなのに、なによ!? その態度はっ!』
 
      溢れる怒りに身を任せるわたしは、
      ゾロアを渾身の力で投げ飛ばし、
      『キャアンッ!』
      壁に叩き付け、髪の毛と耳を強く引っ張ったあと、
      腹を何度も蹴り尻尾を掴んで振り回し、
      再び壁へ叩きつけた。
      ゾロアは、口から泡を吹き、激しく痙攣している。
      弱っちいゾロア。
      こ れ が チャンピオンに勝てたポケモンなの? 
      ハン……信じらんない。
 
      『ハァ、ハァ……!』
      『今日はこれくらいにしておいてあげるわ……』
 
      『キャ……ン……』
 
      右手にモンスターボールを構え、
      『戻れ。クソ狐が』
      ゾロアを戻したあと、家族や友人をシカトし、外出。
      本来、殿堂入りしたトレーナーは
      ポケモン図鑑の完成を目指したり、
      ポケモンバトルに熱中したりするけどわたしは、
      そんな メンド クサイ 事には興味が無い。
 
      わたしには、もっと大きな目標がある。
      殿堂入りなんて比べ物にならないほどの、ね。
 
      自慢の体力をフルに使い、爽やかな汗をかきながら
      カロス地方最大の街、ミアレシティへ向かって
      ひたすら力走を続ける。
      そらをとぶや、自転車に頼るなんて邪道だ。
 
      別に女の子らしくミアレシティで
      オシャレを楽しもうというワケでもない。
      目的は、ミアレシティの『聖地』へ行くことだ。 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
                ◇
 
 
 
 
 
 
 
 
  
      相変わらずバカでかくて迷いやすいミアレシティに到着。
      ミアレシティ南部は今、
      半年に一度の祭りの準備に追われている。
      あたしは、祭りなどというにぎやかなバカ騒ぎが大嫌いだ。
      足早に、ミアレシティ北部へと向かうことにする。 
 
      数日前、ゾロアを育て屋に預けたあと、
      街の外周を汗だくになりながら走って100周したり、
      プリズムタワーを半日以上かけ、
      自転車で走り回ったのはいい思い出だ。
      ミアレシティ北部にある「聖地」が近づいてきた。
      北部は人が少ない。祭りの影響だろう。
 
      千載一遇のチャンスだーー
 
      やっと「聖地」の入口に着いた。
      この細長い路地を進んだ先に、「聖地」がある。
      入口に入ると、通り掛かったBBAが、
      『こんにちはぁ……お嬢ちゃん』
      とウザイ挨拶をしてきた。あたしはスタスタと歩きながら、
      『コンニチハ……(bba)』
      と適当な返事をし、通行人を装って、袋小路へ向かう。
 
      日の光がほとんど当たらないミステリアスな空間。
      この袋小路こそが、「あたし達」の「聖地」なのだ。
      かなり長い間、人が来た跡が無いのを確認すると一瞬、胸が高鳴る。 
      その時は、確実に訪れつつある。
      もう1度、人の気配を入念に確認したあと、独り言を
      『よし……! ついにこの時が、来たのね……!』
      呟き、ゾロアをモンスターボールから出す。
      ゾロアは、ぐったりとしながらも、あたしを警戒している。
      あたしは、見下すように話す。
 
      『ゾロア、虫の息ね。一体誰のせいかしら?』
 
      『キャウ……』
 
      ゾロアはあたしを睨みつつも身を縮こませ、怯えている。
      『……あなたに地獄を見せるのは、もう終わりにしましょう……』
 
      『……!?』
  
      意外な言葉に、ゾロアは唖然としている。
      あたしが優しい口調で話すと、
      ゾロアの表情と貼りつめた空間の空気が一変した。
 
      『今からあたしは、悪魔から天使に生まれ変わるの』
      『こういう、天使としてね……』
 
      『キ!? キャウウウン!?』
 
      ゾロアのじんわりと暖かいワキを掴んでゆっくり抱き上げ、
      ホッペを優しくペロッと舐める。
      そのあと、ニオイを嗅いであげる。
      これは、あたしからゾロアへの愛情表現だ。
 
      トレーナー時代、今までいろーんな
      「狐のポケモン」の体臭を嗅いできたけど、
      ゾロア、ゾロアークの体臭は頭一つ抜けている。
      とにかく、クサイ。クッサイ。言葉では形容しがたいほど、
      クサクて……イイニオイなのだ。
      以前は、このクササに吐き気すらしたけど、
      今のわたしはゾロアの全ての匂いを素直に受け入れられる。
 
      理由は簡単だ。わたしはゾロアを世界一愛しているからだ。
      もう、ゾロアに愛のムチを打つのは止めて、
      ただひたすらゾロアを愛することに決めたのだ。
      とっても愛しいゾロアに一生を捧げることを決めたのだ。
      この聖地を舞台に、ね♪
 
      ゾロアは、ハッとした表情をしている。
      鼻をワキに密着させ、すぅ……すうう……!
      とニオイを堪能。クサイ。とってもケモノクサくて、
      いいニオイだぁ……。感じる……♪そして癒される……♪
      疼く下腹部を中心に広がる高揚感に全身が包まれていく。
      体臭に含まれるフェロモンが、
      わたしの行為をさらに昇華させるだろう。
 
      本音を、ゾロアにブチ撒けた。
      『ゾロア……! 実はわたし……』
      『あなたをこの上なく愛していたの……!』 
      『今まで虐げ続けて、ごめんなさい……』
      『その償いと殿堂入りしたご褒美として……』
      『あなたを味わい尽くしてあげるわ……!』
 
      『キャン!? キャウウウウウン!』
      ゾロアは、ニコッと笑いながら尻尾を激しく振り、大喜び。
      あまりの嬉しさにあたしの顔をレロ、レロ舐めながらーー
   
                出して   
 
              シャアアアアア……!   
 
                しまった。
 
      ゾロアのアソコから勢いよく漏れ出るのは、光輝く黄金水。 
      赤いスカートが濡れ、生暖かさが肌に優しく伝わってくる。気持ちいい。
      体臭すら生ぬるく感じる、鼻を突く素晴らしいアンモニア臭が
      わたしの本能をこれでもかと刺激し、無性に黄金水を飲みたくなる。
      垂れ流し状態のゾロアをそっと地面に寝かせ、
      腰を両手で押さえながらピク、ピク……! 
      と可愛らしく動く黄金水の出口に唇を付け、直飲みを開始。
                
      『あふ……んふ……♪』
      ゾロアの黄金水……を、飲む……♪  
 
      『キャ……、キャアウウウ〜〜〜ン……!』
 
      『んぐ、んぐ……!』   
      我を忘れ、無我夢中で飲む……!
 
      声にならない声を出すゾロアの黄金水は、
      わたしにとって世界一の飲料水そのものだった。
      息継ぎもせず、黄金水を飲み続けていると、
      可愛い肉芽が飛び出て舌に触れた。
      どうやらゾロアの快感も、一線を越えたようだ。
      「ソレ」を優しく舐め回しつつ、黄金水をさらに飲み続ける。
 
      ふぅ……。とても美味しい。ほんのりとした甘さに深い苦味。
      そして、しつこ過ぎない塩味がクセになる。
      いくら飲んでも絶対飽きさせない味わい。
      わたしにとってゾロアの黄金水は
      世界の名水10選より美味しい飲料水。
      全身から汗を滲ませ、飲尿を継続。
      目をトロンとさせ、両脚を気持ち良さそうに動かし
      黄金水を出し続けるゾロア。
      だが突然、黄金水が止まった。どうやら、出し尽くしたようだ。
  
      「ゾロア……! いけない子ね……!」
      わたしは意表をつき、1回だけレロン……とアソコを舐める。
      「キ……キャウン……!」
      たまらず怯んで、体を一瞬ビクンとさせる。
 
      「あなたは、お詫びとしてわたしにゴチソウしなくちゃ、ね……」
      「キャウ!?」
 
      「あなたのデザートを、わたしにゴチソウして……!」
      「キャ!? キャンッ! キャウウウン!」
 
      虚ろな視線を菊華(きっか)に向けたあと、
      妖しく舐め続け、便意を促す。
      ぷっくりと膨れた菊華の中心を舌先で優しく刺激。
      すると、とろ~り柔らかいク……いや、
      茶黒い排泄物が顔を覗かせ、舌先と接触。
      その瞬間、かぐわしいニオイが鼻を直撃。
      一瞬、わたしの目が点になってしまうほどの激臭。
      とにかく、ものすごい激臭が、ものすごい勢いで辺りに爆散していく。
      不定形の排泄物が、ブリ、ブリュ……と小汚い音を出し、
      菊華から漏れ出した。美味しそうだ。わたしは、食欲をそそられる。
 
      ゾロアは、顔を赤らめ恥ずかしそうにしている。
      躊躇(ためら)うことなく排泄物を口に含み、味わう。
      固体と液体の中間という絶妙な食感は味覚を満足させるのには十分。
      舌の上でふんわりと、溶ろけ……。
      黄金水と比べるとこちらの方が苦味と塩味が強い。
      甘さは黄金水の方が上。
      もやもやした思考回路であれこれ考え、味わっている間にも、
      ミチ、ミチィ……と恥音を出しながら次々と出てくる排泄物。
      あたしは顔をグチャグチャにしながら、
      くちゃくちゃ……! くちゃくちゃ……! 
      と汚い音を出し、貪り続ける。ゾロアは、とても嬉しそうだ。
      菊華がしぼみ、ゾロアは排泄物を出し終えた。
      わたしのお腹は食べ過ぎ、飲み過ぎでポコッと膨らんでしまった。
      だが、わたしはまだまだ満足することはない。今度は……! 
  
      「うふふ……♪」
      れぅろん……、んちゅ……、んっちゅ、れろ、れろ……!
      「キャキャ!? キ……キャアアアオンッ!」
  
      菊華に舌をズブズブ……と入れ、マシュマロのように
      柔らかい花道を舐める。
      ドロッドロの舌を出し入れしながら、貪欲に舐める。
      その後、菊華から舌を出し、両手を器用に使って
      より柔らかくなった菊華を拡張。ゾロアは苦悶の表情を浮かべる。
      目の前に、排泄物が付着した花畑が広がる。
      奥にある門がヒクヒクうごめく。
      花畑に唇と鼻を入れ、強烈であり、甘美でもあるニオイを
      直に堪能しつつ、舌を踊らせた。
 
      「うぁふ……! んはふ……! ちゅ、ちゅ、う……ふぅ……!」
      「キャアアアン……! キャアアアアアアアアン……!」
      ゾロアは甲高い喘ぎ声を出し、悶絶。
      この後、ゾロアはわたしにとっておきの贈り物をしてくれた。
      下半身に力を込め始め、花畑を震わせる。
      グュルルル……! と鈍い音がお腹から聞こえ、
      しばらくするとゆっくりと開門し、
      よりニオイが強い水分を含んだ排泄物が溢れ、花畑に溜まる。
      一瞬、慌てて顔を少し離すあたし。
      そのあまりにもスゴすぎるニオイと見た目に悦び、
      打ち震えるあたしを見て、ゾロアは不敵に笑っている。
      排泄物が漏れ出した。急いで口の中へ吸い込み、味わう。
      口内に濃厚な味が広がる。
      頭の中に浮かぶ感想はこの言葉しかなかった。
      美味しい。美味しい。美味し過ぎる。
 
      わたしはついにゾロアの奥の奥まで味わった。
      お礼をしなければ。わたしの今できるお礼とは、
      排泄物まみれの舌で花畑を狂ったように舐め回すことだ。
  
      「んぁふ、うぁ……ふ、んはぁふっ、んふう、はぁふぅ……!」
      「ア……! アオ オオ オ オ オ オオ……、ン、ン……!」
      
      再び、声にならない声を出すゾロア。
      さらに追撃。右手にこぶしを作り、花畑をマッサージ。
      そのまま力強くこぶしを持ち上げ続け、聖器を内部から間接的に刺激。
      ゾロアは、あまりの気持ち良さに体が痙攣し、硬直。
      「愛の中心口」がゆっくりと開き、
 
      びゅ……びゅっ、びゆっ! ……びゆっ! びゆっ……!
 
      ついに愛液を放出ーー
 
      「アウンッ! アウッ! アウウンッ! アウッン! アウン!」
 
      生暖かい純白で綺麗な愛液が、次々と溢れ出る。
      右手で優しく愛液を拾い、
      「美しく……! とても、いい香り……!」
      口の回りに塗ったくりながら、
      
      んぐ、ん……ぐ……♪
      
      味わいながら、飲んだ。
 
      ゾロアは腰を妖しく、リズミカルに運動させ、
      愛液を勢い良くわたしの顔に掛け続ける。
      直飲みしようとするが、あまりにも勢いが強過ぎて
      唇を付けられない。
      愛液が顔からドロドロと、ゆっくり流れ落ち、
      ノースリーブの水色上着がヌルヌルになってしまった。
  
      恍惚の表情を浮かべるあたしとゾロア。地面に溜まっていく愛液。
      手ですくって飲むことにする。
      体をピクピクさせ、涙を流しよだれを垂らす
      幸せそうなゾロアを横目で見ながら、貴重な愛液を味わう。 
      この独特のニオイとヌルヌルした食感が至高。
      味わえば味わうほど、適度な苦さと塩味が口の中に膨らむ。
      わたしの上半身は黄金水と排泄物、愛液にまみれた。
      この混合液まみれの唇でゾロアにトドメを刺す。
      ディープキスという名の、トドメを……!
 
      「ゾロア……! あなたを愛してるぅ……!」
      「キャンッ! キュ……キュア……ン……ン……!」
 
      太く、大きい舌を汚れきった小さい舌で舐め回す。
      すると、ゆっくりと優しく舐め返してくれた。
      お互い気分が高まり、さらに興奮し、
      口を密着させ、より激しくディープキスをする。
      お互い口の中が唾液で溢れ、漏れ出す。
      ここで嬉しい『「おまけ」が、わたし達のディープキスを後押し。
      わたしの乳首と、ゾロアのお腹に付いている「乳首」までもが
      わたし達の動きに合わせてディープキスをしたり、
      離れたりを繰り返す。底無しに高まる興奮。
 
      わたしのゾロアへの愛、ゾロアのわたしへの愛がさらに深い愛を産み、
      互いに目をつぶったまま数時間、ディープキスを止めることはなかった。
 
      気が付くと、日が暮れていた。
      だが、わたし達は休憩をすることは無い。
      なぜなら、これからが本格的な儀式の始まりなのだから。
 
      今度は、わたしがゾロアにめちゃくちゃに攻められ、
      徹底的に犯される番。あたしは覚悟を決めた表情で準備を始める。
      すでに体と衣類は汗やニオイ、ゾロアの出したモノでかなり汚れていた。
      まず、肩掛け式の鞄を地面に投げ捨て、
      白い帽子、黒いリストバンド、ノースリーブの水色上着を脱ぎ捨てる。
      美麗で、引き締まった自慢の上半身をさらけ出す。
      ゾロアは目を大きく見開き、鼻息を出しながら生唾を飲み、見入ってる。
      主にこの、豊満な胸をね……。
      次に、ランニングシューズとルーズソックスを脱ぐ。
      8人目のジムリーダー戦の頃から取り替えてない
      汗まみれのランニングシューズとルーズソックスを
      ゾロアは鼻を密着させ、興味津々で嗅ぐ。
      わたしの足から甘酸っぱい子供臭が漂ってくる。
      ちなみに、わたしはお風呂と洗濯が祭りの次に大嫌いだったり。
      だって、メンドクサイだけじゃん。
      最後に、赤いスカートと薄黄色と薄茶色のシミがハッキリと
      前後に付いた白いパンティを脱ぎ、ついに産まれた時の姿になった。
       
      再び高まるあたし達の欲望。
      ハァハァしながら、尻尾を激しく振るゾロア。
      わたしは仰向けになり、横に大きくM字開脚をしてアソコを露出し、
      トロンとした目付きと甘い声でゾロアを誘惑しちゃう……♪
 
      『さあ……ゾロア……!』 
      『どこからでもいいから、わたしをめちゃくちゃにして♪』
 
      『キャン! キャオオンッ!』
 
      悦び一杯の顔でゾロアは、汗でベトベト、子供臭ムンムンの
      ワキから舐め始めた。
      ほほう? ここから攻めてくるか。わたしは、ちょっと以外な表情。
      ああ……とってもくすぐったくて、気持ちいい……。
      ゾロアは本能に従い、よりニオイが強い箇所から
      舌なめずりを開始したのだろう。
      大きな声じゃあ言えないが、わたしのワキは程よく匂う(小声)。
      最近、ぜんぜんお風呂に入ってないから、当然と言えば当然だけど。
      どうやら、ゾロアから見て左のワキの方がお気に入りみたい。
      確かに、わたしから見て右のワキの方が左より香ばしい、と思ったり。
 
      イイ気分に浸っていると、クソゾロアが
      アセにまみれる谷間舐めにシフトしやがった!
      チックショウ! 存分に嗅がせてやる! 舐めさせてやる!
      この魅惑のフェロモンに溢れた、自慢の胸をなっ! 
      「……あ、あ……♪ ああん……! 感じるぅ……♪」
      
      「………………♪」
      谷間を舐められる度、プリンのようにプルン、プルン……と動く巨乳。
      わたしは歯を食いしばり、
      「うっ……く……!」
      漏れ出る喘ぎ声を無理矢理我慢。
      快感により、固くなった乳首を遠慮せず、満遍なく攻めてくる。
      なんとも言えない快感でわたしは再び全身が汗まみれ。
      胸全体がゾロア製ヌタヌタの唾液でふやけてしまった。
 
      ゾロアの次のターゲットは足だった。
      ゾロアから見て左の足をいきなり、しゃぶり始める。
      恐らく、ワキと同じ理由で攻めるのだろう。
      同時に、ゾロアが自分のアソコをペトペトと左足にくっ付ける。
      猛烈な快感が全身をほとばしる。こらえきれない。
      どうやら、足には胸やアソコにひけを取らないほどの
      性感帯があるようだ。我慢の限界だ。
      わたしはついに根を、いや、喘ぎ声を上げた。
 
      「あんっ……! ああ、んっ…… ! あっ、あんっ……!」 
      「キャウン! レロゥ……、レロゥウ……!」
      
      まるで、まな板の上のコイキングみたいに体を痙攣させる。
      この快感が、後にさらに大きな快感を招くことになる。
      両脚の周辺が疼いたあと、それはだんだんと気持ち良くなり、
      アソコにある小っちゃい唇がゆっくりと開く。
      昼ごろからずっと我慢してきたあの液体が、出てしまいそうだ……!
 
       「アンッ……! もうダメ! 漏れちゃう……♪」 
 
             リーフ製純金水を、   
  
           プシャアアア~~~~~!    
 
           ハデにブチ撒けてしまった。
 
         「キャンッ!? キャンンンンンッ!」
 
      ゾロアの目の色が変わり、純金水を放出中の小さい唇にしゃぶり付く。
      舌がアソコにいい感じで吸い付き、ぐにょぐにょと動く感触が
      とてつもない快感を生む。喘ぎ狂う、
 
      「ああん! ああんっ! ああぁ……ん……!』
      「ふんん! ふううん、ふうんんん……!』 
 
      わたしとゾロア。
      夕暮れの暗闇にング、ング……♪ と飲音が響く。
      きっと、ゾロアはわたしと同じように
      味わい深い純金水だと考えながら飲んでいるに違いない。
      わたしは黄金水を出し尽くし、ゾロアにたっぷりと飲ませてあげた。
      もちろん、これでゾロアが満足するハズは無く、
      アソコをさらに舐め続ける。
      巧みな舌使いと快感のコラボが肉芽を勃起。
      ゾロアの口中で舌と一緒に悦びのダンスを開始した。
  
      「ゾロ……ア……! もっと、もっと攻め、て……!』
      『わたしの、デザートを出すから、食べ、て……!』
 
      「キャオン……!」
 
      猛烈な快感がわたしに便意というモノを促す。
      ゾロアのと比べるとぜんぜん小さい菊華がぷくっと膨らみ、
      力を入れなくても勝手に排泄物、いや、リーフ特製ク○が、
 
               ミチ、ムチィ……!
 
      と恥音を立て、出続ける。ゾロアは至福の表情。
      ゾロアの排泄物とよく似たニオイが辺りに充満。
      便秘気味で、ちょっと固めな特製ク○を、
      無我夢中で美味しく食べている。
      顔を赤らめながら、わたしは悦ぶ。
      ゾロアの排泄物とほとんど変わらないわたしの特製ク○を
      幸せそうな顔をしながら飲食してくれている……。
      わたしは本当に、嬉しかった。
      ポケモンリーグでチャンピオンに勝った時よりも、100倍嬉しかった。
      ゾロアの顔と口が特製ク○でベトベトになると、
      菊華を激しく舐めてきた。
  
      「アフウウン! フアフンッ! フンアフフ……ン……!」
      「うあん……! はうあああ……、ん……! あ、ああ、ん……!」
 
      激烈な快感が襲いかかる。止まらない体の震えと痙攣……。
      もう、我慢出来ない……。両手が勝手に、動き自分の菊華を大きく拡張。
      ゾロアは目が血走しり、
      「フンンンン! フウンンンンン!」
 
      「あ、あああ、あ、ああ、あああ……う……!」
      花畑を貪る。もはや、言葉では形容し難い快感。
      無意識に下半身に力を込める。鳴り響くお腹の音……。
      門が開く。次々と溶けた特製ク○を生み出す。
      驚いたゾロアは花畑舐めを中断し、夢中でこぼれた排泄物を暴食。
      食べ終えると再び花畑を襲う。
      ついに限界突破が訪れた。お腹の中が、お腹の中が熱いっ……! 
      あたしの腰が妖しい動きを始めた!
 
      「ゾロアッ……! もうダメェ! で、出るうぅ! アアアウウッ♪」
 
      ビュ! ビュッ! ビュッ! ビュッ……ビュッ、ビュッ!
 
      純白の愛液がアソコから噴き出したーー
       
      「アフンッ! アフンッ! アフウウウンッ!」
 
      まるで火山噴火のような凄まじい勢いでゾロアの顔に掛かり続ける。
      ゾロアは、ひるむ事無く大きな口でアソコを舐め、愛液を飲み続ける。
      それでもフォローしきれず、ゾロアの上半身、
      あたしの下半身が天使な色に染まっていく。
      あたしとゾロアの快感がピークを迎え、
      愛液を出し終えるとお互い全身の力が抜け、グダグダになった。
      あたし達の快感の波が引いていったあと、急に来た疲労感と睡魔。
      抗うことも出来ず、そのまま一緒に眠ってしまう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
             ◇
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
&color(white,#000099){ここは……? 夢の中、だ……?       };
&color(white,#000099){宇宙空間のような不思議な世界の中心に      };
&color(white,#000099){ゾロアと裸のあたしが浮き立ったまま向き合ってる。};
&color(white,#000099){「ゾロア、あなた……!?」           };
&color(white,#000099){「ご主人様……!」               };
&color(white,#000099){「えっ……!?」
&color(white,#000099){あたしは驚愕する。
&color(white,#000099){ゾロアが喋った。テレパシーではなく、本当に喋っている。
&color(white,#000099){ゾロアが、真剣な表情で話し始めた……!

「ボクはご主人様に虐げられ、苦しい思いをしてきました」
「でも、そのおかげで一緒にカロス地方のチャンピオンを倒しーー」
「殿堂入りすることが出来ました」

「そのあと、ミアレシティでご主人様と楽しい思い出をいっぱい作りました」
「ボクは、とっても嬉しかった」
「これは、ボクからご主人様への恩返しです」

「ゾロア!?」
ゾロアの姿があたしへと変化していく!
ゾロアは、あたしと瓜二つに化けた。
何から何まであたしとそっくりにイリュージョンをした。
胸がまた高鳴り、下腹部が疼く……! 
ゾロアがキュートな脇見せポーズを撮り
ウインクをしたあと、こう言った。
「さあっ! ボクと戯れましょう! ご主人様っ!」
無意識にあたしの右手が勝手に動き出す。
ゾロアのアソコへと……!
「ゾロア……! ありがとう……!」
ゾロアの右手もあたしのアソコに掛かり、
そのままいい感じにもたれかかって……! 始まった。
無限に沸き上がる愛と欲望。
夢の中の行為とは思えない肉体と肉体のリアルな感触。
あたし達は本能で体を動かし、夢から覚めるまで、戯れた。










               ◇










      「は……!?」
      「ア……!? アウ? ン……!」
 
      あたし達が目を覚ますと、空がうっすらと明るくなってる。
      ゾロアは、再び眠りに落ちる。
      ふと自分の体を見ると、大量の寝汗をかいていた。
      回りの地面に汗染みが出来ている。
      さらに、わたし達の出した色々なモノで汚染されてる。
      まさか、眠りながら行為を続けるとは思わなかった。
      わたし達の出した液体の混合臭が漂い、鼻を付く。
      2度寝したゾロアを起こす。目の焦点が合わず、ボーッとしている。
      どうやら、わたしと同じ夢を見ていたようだ。
      いや、見させてくれたと言った方が正しい。
      さっきの夢は、ゾロアの見せてくれた幻影なのだろう。
      まだ寝ぼけているゾロアに、感謝の言葉を言った。
     
      「ありがとね……! ゾロア! 最高に、楽しかった……!」
      ゾロアは、恥ずかしそうに照れ笑い。 
      「キャ……! キャウンッ……!」
 
      ドロドロのゾロアの汚れをバスタオルで拭き取ってあげ、
      その後モンスターボールに戻す。
      ついでに、わたしの体も拭く。
      拭き終わったあと、ベトベトのバスタオルのニオイを嗅いでみる。
      わたしとゾロアのニオイが融合した、
      世界に一つだけの素晴らしい香りが凝縮されている……! 
      他の人やポケモンが嗅いだら一瞬で気絶するかもしれないが、
      わたし達にとっては至高の香水のようなニオイ。
 
      「これは、あたし達の宝物だ……♪」
 
      で、その『宝物』のバスタオルと衣類をバッグにササッとしまい、
      スペアの衣類を取り出し、身に付ける。
      乗り気ではないが、ゾロアと一緒にお風呂に入るため、
      実家に戻ることにする。勇み足で歩き始めたその時ーー
 
      異常なまでの体のだるさが、わたしを襲う!
      産まれてから経験したことの無い体のだるさ。
      全身から変な汗が滲み出る。
      わたしは、ゾロアとの戯れが原因と決めつけ、再び歩き出す。
      その直後、さらに重いだるさが襲う。
      ダメだ……! これじゃ走って家に戻ることなんて出来ない……! 
      予定を変更し、だるさと闘い、アセだくになりながら
      ゆっくりと歩いてミアレシティの夜間病院へ向かう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
              ◇
  
 
 
 
 
 
 
 
 

      病院に着き、入口にいた女性看護師に症状を説明。
      すると、ニオイを感じたのか複雑な表情をする女性看護師から
      診察前にシャワールームに入るようにと言われる。
      不本意だがわたしは、しぶしぶ指示に従い、
      女性看護師に付き添われながらシャワールームへ。
      何故、体がこんなに臭っているのかと尋ねられると、
      だるさを押し殺しつつ、
      「ポケモンを捕獲しようとしたら肥溜めに落ちてしまった」
      とウソをつき、なんとか誤魔化す。
      衣類を備え付けのランドリーに入れたあと、シャワールームに入る。
      また一段と体がだるくなる。
      体を洗うついでにだるさをまぎらわすため、
      カロス地方に住む9割の女性が
      シャワールームに入ると実行するというアレを試す。
 
      シャワールームに響き渡る水の音。
 
      もちろんこれは、
 
      わたしの「みずでっぽう」だ。
  
      勢いよく、排水口に吸い込まれていく純金水。
      ああ、スッキリした。ゾロアとのプレイには遠く及ばないが、
      シャワーを浴びながらのホーニョーは気持ち良かった。
      一時的にだるさも忘れてしまうほど。
      恍惚感に浸りながら、シャワーのスイッチを入れ、
      体を洗い流そうとした時、頭の中にゾロアが浮かぶ。
      このちょっとだけケモノ臭い素晴らしい純金水のニオイが、
      可愛い可愛いゾロアを思い浮かばせたのか。
      体が震え、無意識に自慰に走る。
      右手でアソコと菊華を、左手で豊満な胸を弄くり回していた。
      肉芽が飛び出し、ソレを弄くり続けると
      純金水と特製ク○が自然に出てくる。
      触れば触るほど、だるさから解放され、気分が高揚。
      ヨダレをダラダラ垂れ流し、目をトロンとさせる。
      愛液が噴き出るまで、自慰を続けてしまった。
      出した愛液を体に塗りまくる。
      ああ……! もうずっと、ずーっと
      この愛液を体に付けていたい……!
  
      「リーフさん!? まだシャワーを浴びているんですか!?
      「はっ!?」

      女性看護師のバカでかい声で、あたしは我を取り戻す。
      同時にだるさも戻って来た。
      やりきれない思いに包まれ、シャワーで体を洗浄したあと、
      エアーシャワーで体を乾燥。
      だるさと、体を洗浄したことによる不快感が心と体に交錯。
      舌打ちしながらランドリーから衣類を出し、身に付け、
      急いで診察室へ向かう。
      医師の診察を受け、控え室でだるさに耐えながら結果を待つ。
      数分後、看護師に呼び出され、診察室に入る。
      そして、医師の発言に、わたしは愕然とする……。
 
      わたしは、「ゾロア症」と診断された……。
 
      医師によるとゾロア症とは、
      ゾロアとゾロアークの体内にのみ生息している
      寄生虫が人間と接触した際、
      ごくまれに移ることがあるという感染症の一種。
      不治の病であり、余命は3ヶ月から半年。 
      末期には寄生虫が内臓に住み着き、その内臓を喰らい尽くす。
      だがーーごくまれにこの病を克服する人もいるらしい。
      その場合、例外なく行方を眩ませてしまうそうだ。
      ショックを隠し切れないあたしに医師は、
      入院をして出来るかぎりのことをやるべきだと促す。
      わたしはポケモントレーナーとしてやるべきことをやってから
      入院すると言い、断わったあと病院を出る。
 
      冗談じゃない! 入院なんてしたら、
      家族や知人にゾロアとの関係がバレる。
 
 まさか、まさか世界一大好きなゾロアと戯れて、
 こんなことになるなんて……! 
 このまま、だるさと闘いながら死を待つぐらいなら……! 
 あたしは、とある決意をしたあと力を振り絞り、あの場所を目指し歩き出す。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
               ◇
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      白く濁った空の下。荒ぶる高波。肌寒い海風。切り立ったガケ。
      ここは、カロス地方にある有名な自殺の名所。
      ポケモントレーナーとして限界を悟った者が多く訪れるらしい。
 
      わたしの場合、命の終わりを悟って、ここを訪れた。
      わたしは、ゾロアと一緒にこのガケから飛び降り、
      運命を共にすることにした。
      その時が来る前に、もう1度、ゾロアと最後の行為をするんだ。
      夜になるまで、近くの森で休息をしながら日が暮れるのを待つ。
      安静にしていると、一時的にだるさは収まる。
      オナニーでもしながら待ちたいところだが、
      ここだと、明るい内は人に見つかる恐れがあるため、
      悔しいけど我慢するしかなかった。
      不安な気持ちを抱え、
      ポケモンフーズをカリコリ……と食べながら待ち続ける。
      やっと森全体が暗くなってきた。 結局、人はこなかった。
      ヤってればよかったと、後悔しても遅かった。
 
      今日は満月。そろそろゾロアを出してもいいだろう。
      モンスターボールからゾロアを出そうとすると、
      ボールから嗅ぎ慣れたニオイを感じる。
      まさか……!? あたしのテンションが高まる。
      ゾロアを出した瞬間、辺りにあの素敵なニオイが充満し、
      目の前に自分の出したモノにまみれたゾロアが
      ニッコリと笑いながら座っていた。
      ゾロアも、わたしとのプレイを待ち切れず、
      モンスターボールの中でオナっていたようだ。
      ああ……、このニオイ、本当に最高。
      興奮したわたしは、急いで衣類と荷物を投げ捨て、
      ゾロアを思いっきりハグする。
      この子特製の液体があたしの体に付着する感触がたまらない。
      ゾロアは、ちょっと苦しそうだが、とても嬉しそう。
      しばらくゾロアをハグし続け、終えると同時にゾロアに現状を説明。
 
      「……そういう訳なの、ゾロア……」
      哀しそうなゾロアの表情。見ていて辛い。
      「キャウ……ン……」
      声に、あの張りのある元気が無い。
 
      「でも、あなたを恨んだりはしない」
      「あなたは最高のパートナーだもの」
 
      「キャアアアン!」
      ゾロアの哀しい声にあたしは切なくなる。
      でも……、でも! あたしは切なさを押し殺し!
  
      明るく! 楽しく声を上げ!! ゾロアに、こう言った!!!
 
      「さあ! 海に身を投げる前にあたしと!」
      「思う存分最後の戯れをしよう!」
  
      「キャウン!」
      この声から察するに、ゾロアは最後の最後まで
      あたしと付き合ってくれるようだ。
   
      それじゃあ、最後の儀式を始めよっか、ゾロア……!
 
      昨日以上に体を動かし、お互いを味わい尽くす。
      戯れている時は、不思議と体がだるくならない。
      互いに数時間戯れ続け、体が再びドロまみれに。
      最高に気分が高まったあたしは、 
      今までとは比べ物にならないほどの究極のプレイを
      ゾロアに教えてあげることにした。
 
      「ゾロア! これが本当に最後の遊びよ!」 
      「あなたに今までとは比べ物にならないくらいの……!」
      「気持ち良さを与えてあげるわ!」
 
      「キ、キャンッ!?」
 
      「これはね、残念だけどあたしは体験することが出来ないの」
      理由は、わたしとゾロアの体格差だ。
      「キャウン……」
      しょんぼりと、落ち込むゾロア。 
  
      「体験出来るのは、あなただけ!」
      「あなたは、世界で唯一この気持ち良さを体験出来る……!」
      「最高に幸せな、選ばれしゾロアなのよ!」
 
      ゾロアの目が、輝き始める。
      「キャン……!」

      「あなたは特に何もしなくてもいい」
      「ただ、このまま仰向けでじっとして耐えるだけ」
      「あたしが主に使うのは、このか細い左手とあたし達の愛液よ!」
 
      「キャウ!」
      ゾロアが、「わかりました」と言ったように聞こえた。
      いや、間違い無く、そう言った。
      あたしは、真剣な表情でゾロアに問う。
 
      「さあ……! 行くわよ、ゾロア! 覚悟は、いい?」
      「キャウウウン!」
      ゾロアは、気合が直に伝わる声を上げた。

ついに始まったゾロアへの施し。まず、
左手にあたし達の体と回りに大量に残っている
黄金水、排泄物、アセ、よだれ、天使な液体を
ベットリくっつけ、
あたしの顔、ワキ、胸、足、アソコに混合液を塗る。
その後、ゾロアにも同じようにして塗ってあげる。
混合液のニオイと感触でお互いの気分を高め、
ディープキスを繰り返しながら
右手でゾロアのアソコを愛撫し、
左手をゆっくりとゾロアの菊華に入れていく。 
今までのプレイとは比べ物にならないほどの
激しい高揚感があたし達を包む。
左手を妖しく動かしながら、
さらに奥へ入れて行くと、門に当たる。
その禁異の扉を開き、
花道のカーブへ到達。
その時、
あたしは左手の先に『違和感』を感じる。
その『違和感』を手掴みし、
左手を花道から出す。
左手に握り締めていたのは……!
「……! これが、ゾロアの寄生虫……!?」
あたしとゾロアの表情が固まった。
「キ……!? キャウ、ン……!?」
ドス黒い寄生虫が手のひらの上で子踊りをしている。
内、数匹がニュル、ニュルリ……! とうごめき、
黒ずんだ卵を生んでいる。
この忌々しい寄生虫どもがあたしに死をもたらし、
ゾロアとの関係を終わらせるのだ。
あたし達に計り知れない怒りと憎しみが
マグマのように沸き上がる。
わたし達は、とうのとっくに寄生虫どもに感染してる!
と、なれば、わたし達の取る行動は一つ!
「ゾロアッ! コイツらを食べるわよ!」
「アウンッ!」
寄生虫を半分に分け、怒りに身を任せ、食べることだ!
ニュルッ、プチプチ……とした食感……。
とても苦くて、まずい……。
ゾロアも浮かない表情で食べている……。
こんな忌々しい下等生物が
愛しいゾロアに住み着いているとは。
世の中の不条理さを感じてしまう。
あたし達は気を取り直し、
究極のプレイを再開。
先ほど寄生虫に邪魔された
花道のカーブのさらに奥へ左手を進める。
左手の先にヒダのような何かに触れる。
その瞬間! 
ゾロアに異変が……!
「ゾロア? どうしたの? ウフフ……♪」
ゾロアの瞳孔(どうこう)が、おかしな動きを始め……!
「キ……、キャ、キ、キ、キキ、キャ……………キャアアアアアンッ!」
ゾロアは発狂。
あたしはついに、
ついに究極の快楽の入り口にゾロアを誘(いざな)った! 
そう! 
今触っているヒダこそがゾロアの急所そのもの! 
ゾロアは身震いを始める! 
あたしとゾロアは狂気に満ちた表情を浮かべ! 
激しく、
激しく! 
激しくっ! 
ヒダを触り続ける……! 
究極、
いや、
それすらも超えた快感で
ゾロアの発狂はエスカレートする!
アウッン! 
ウウア! 
アアンンッ! 
ほとばしる黄金水が左手にかかり、
……!
キッヤン! 
キャア、アン! 
左手と花道の隙間から激しく漏れ出る排泄物。
ウアア! 
アアッンッン! 
ウアアア、ン! 
ゾロアは今、
わたしには体験できない、
未知の快楽を味わっている。
喘ぎ苦しむサマは、とても素晴らしく、そして、うらやましい。
……………!
ア、ウ! 
アンンッ!
残像が見えるほどの震えと痙攣。
本来汗などかかないハズのゾロアから
滝のように流れ出るアセのようなモノ……。
激しく振動する尻尾。
踊り狂う肉芽。
未知の快感により脳がアソコに誤った指示を与え、
無垢な黄金水と天使液が大量に作られては、
噴水のごとく溢れ出る。
垂れ流しにするのはもったいないから
直飲みしてあげる。
ゾロアは目を見開き口をパックリ開け、
涙とよだれをダラダラ流す……。
月の光が射す暗い森に轟く、
ほうううぅあああああああああ~~~~~♪
ゾロアの咆哮。
あたしは約5分程度、
ヒダを触り続け、
たっぷりゾロアをイジメてあげた。
ヒダ触りはここまでにする。
これ以上続けると、
ゾロアが確実に死んでしまうから。
「どうだった? ゾロア? 
究極の『オーガズム』は?」
「…………………………」
「気絶してる。
ま、ゾロアなら30分で覚めると思う。
あたしも、少し休もう……」
ゾロアのとても可愛い顔を
じっと眺め休憩をするあたし。
もうすぐ、
永遠のお別れ……。
混合液で作った泥だんごをこねたり、
自分の体に塗ったり
美味しく食べたりしながら
ゾロアが起きるのを待つ。
予想通り、
30分足らずでゾロアは起きた。
相当疲れているハズなのに、
ピンピンしている。
いや、
むしろ体力は回復しているように感じる。
視線が合うと、
お互い何も言わず最後のディープ・キスを行う……。
あたし達は自害するという強い信念のおかげで
睡魔と疲労感に耐えた。
夜が明けるまでにゾロアと一緒にガケへ向かう。

 










あたしは衣類と荷物を全てガケへ投げ捨てたあと、
ゾロアと最後の会話をするーー
「ゾロア、今まで本当にありがとう……!」
「キャウン……」
「あたしの最後のお願い、聞いてくれる……!?」
「キャウ……!?」
強い口調でゾロアに言う。
「あたしに化けて!」 
……と。
「キャウウウン!」
うなずいたあとゾロアは、
あたしとそっくりそのままに化けた。
「もう1度、ハグを、してくれるかな……!?」
ゾロアは何も言わず、
再びハグをしてくれた。
不思議な暖かさがあたしの体を包み込む。
「ゾロアって、あたしに化けても
ニオイはそのままなんだね……」 
「キャウ!」
ゾロアは恥ずかしそうな表情を浮かべる。
でも、
よくよく考えてみると
あたしとゾロアのニオイはほとんど同じなんだ。
本当に、何から何まであたしそっくり! 
いや、ゾロアは、あたしそのものだ! 
ゾロアは、リーフなんだ! 
ハグの余韻に浸りながらあたしは
右手をゾロアの左手に繋ぎ、荒れる海を眺める。
覚悟を決めたあたしとゾロア。
「さあ、飛び込むわよ……! ゾロアッ!」 
「キャウウウウウン!」
せーのーー
次の瞬間、飛び降りたのは、
あたしだけだった。
身を投げた瞬間、
ゾロアは手を離した。
落下しながら、
ゾロアの表情を目視する。
邪悪な笑みを浮かべ、
右手を振っていた。
何故? 
何故なの……!? 
ゾロア……!? 
<<ザパーーーーーーーーーーン!>>
暗い海に沈み、
冷たい海水に命の灯し火を奪われながら、
あたしは、
こう考えていた。
そうか。
あたしは化かされていたんだ。
ゾロアという、
わるぎつねに。
あたしは、
なんてバカだったんだろう……。
荒れ狂う海をガケの上から見下ろすゾロア……!};
キャハハハハハ……! いい気味だわ! リーフ!}; 
まさかボクと戯れて奇病にかかり! 絶望し! 自害するとはねぇ!};
カロス地方のチャンピオンに勝ち、殿堂入りするというくだらない目的のために};
ボクを虐げ続けるから天罰が下ったのさ!};
キャハハハ……!};
そうだ? このままリーフになりすましてカロス地方に住み続け、};
ボク好みの狐ポケモンを犯したりっ!};
バカな人間をゾロア症候群に感染させたりしてっ!};
人生をエンジョイしちゃおうかなぁ?};
笑いが止まらないっ! でも、その前に……!};
ゾロアは両脚をハの字に広げ、満月を眺めながら
<<うおおおおおぉおおお~~~~~~~~~~ん………………!>>
遠吠えを始める。すると、下半身と秘所が震え出し、大量の寄生虫を含んだ排泄物を<<ブブ!ブブブブブ!ブッ!ブブブビビビィ~~~~……!>>垂れ流すーー 出し終えると、その場でしゃがみ、うごめく寄生虫を眺めるゾロア。そして……。;
キャハ……! 可愛いっ! キミ達! ボクのお腹に戻っておいで!};
ゾロアは寄生虫ごと排泄物を両手で掴み、そのまま丸飲みする……! そのあと、口と両手を黄金水を用いて勢いよく洗い、綺麗に舐め取ったあと、満足そうに舌舐めずりをしながらガケ際に立ち、さらに荒れ狂う海を眺め、再び邪悪な笑みを浮かべ高笑いを始める。}:
キャハ……!};
キャハハハ……!};
キャハハハハハハハハハハ…………………………!};
高笑いを続けるゾロア、いや、ゾロアリーフ……! 夜が明け始めると、ガケに引っかかっていたリーフの衣類と荷物を驚異的な身体能力で回収し、身につける。自分を縛っていたモンスターボールを憎しみを込め叩き割ったあと、発声練習を始める。
「あ! い! う! え! お~~……フフフ……♪」 
「わたしは、リーフ!」
「リーフとして、生まれ変わったのよ!」
「わたしこそホンモノ! ニセモノはもう、いない!」
「キャハハハ……!」
その姿と声は、本当にリーフそのものだった。そして、夜明けと同時にリーフになりきった
ゾロアリーフは何処かへ消え去った……。};

一方ーーここはミアレシティの夜間病院。
リーフを診断した医師が、取り乱していた。
先生? どうしました?
私としたことが……
え?
リーフちゃんを診断したあのデータは、別患者のものだったんだ!
そ、そんな……!?
間違ったデータを元に、あの子に誤診をしてしまった……!
「……!?」

私のしたことが、こんな初歩的なミスをしてしまうとはなっ!

「あの時、無理にでも引き止めておけば……クッ!」

「あの子、大丈夫かしら……!? 心配だわ……」


1週間後……。};
カロス地方各地でゾロア症候群の感染者が発生したり、};
猥液にまみれた野生の狐ポケモンが多数発見されたりした……!};
そしてさらに1週間。108人目のターゲットがゾロアリーフの目の前に現れた。
容姿端麗な絶世の美少年だった。美少年は、積極的に自らゾロアリーフにアピールを行った。
胸ときめくゾロアリーフは美少年を受け入れ、ミアレシティのーーゾロアがリーフと戯れた袋小路で乱交を開始する。
凄まじい乱交は、明け方まで続いた。
濡れ場と化した袋小路でゾロアリーフはーーゾロアの姿で腹上死していた。
幸せに満ちた表情で。
ゾロアを見下ろしたまま美少年は、ニヤリと笑っていた。
美少年の姿が、変わっていく。ゆっくりと、変わっていく。豊満な胸を持つ少女へと、変わっていく。
リーフの姿へと。
美少年の正体は、リーフだった。
彼女は、極寒の海の中でゾロアとなり、生き延びていたのだ。
リーフは、楽し気にゾロアに話し掛ける。

素敵な男の子に化けてのゾロアとのエッチ……♪
一生忘れられないほど、気持ち良かったわ!
フフフッ! でもまさか、あの時自分がゾロアに変身して、助かっちゃうなんてね。ゾロア症候群になった一部の人が行方不明になったという話は、ゾロアとなって野生化したからなのね。本当に今までいろいろとありがとう!ゾロア!あなたのおかげで、こういう形で恩返しをすることが出来た。でもね、恩返しはまだ、終わっていないのっ!」

突然、狂気の表情でリーフはゾロアを貪り始めた。太陽が顔を出すまでに、
ゾロアを骨まで喰らい尽くしてしまった。リーフのゾロアへの愛と憎しみが、彼女をそうさせたのである。
「ごちそうさま! これで、いつまでもあたしと一緒だね♪」

「愛してるよ! ゾロアアアアアアアアアアッ!」

「きゃははははははははははーーーーー!」

ゾロアの鮮血にまみれたリーフの高笑いが、夜明けのミアレシティに轟いたーー




 この出来事から1ヶ月ーー  
ゾロアと「一緒」になったリーフは暴走していた。
彼女の中に流れるゾロアの血が、リーフゾロアを狂わせる。

腹上死した女性や、メスの狐ポケモンの死体が、カロス地方各地で発見され続ける。


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