Top > “竜園”ムッタブラサ詳細

こちらは公式設定のページです。
各GMで追加した設定に関しては“竜園”ムッタブラサ追加を御覧ください。

目次

“竜園”ムッタブラサ

意図と目的

クレイ・ディアと直接的に交戦状態にある蛮族勢力です。
リザードマン族を中心に、湿地に強い勢力で構成されていますが、そうでない勢力も混在しています。
リザードマン族によって様々な種族が力によって優劣種共栄圏に組み込まれますので、不満により異種族同士がつるみ易い環境です。
勢力の中心であるリザードマンの王の意図とは別に、各蛮族(蛮族外種族含む)がそれぞれの思惑で動きます。
単純な侵攻の動機から複雑な勢力争いまで、様々な利害関係で結ばれた異種蛮族たちが行動を共に出来る勢力です。
不自然な蛮族構成や、竜族(他幻獣)と蛮族の共闘などもありえますので、GMの状況負担を軽減できます。

場所

クレイディアの北、ムーラ河を隔てて徒歩2~3日程度。

概要

リザードマン族を中心に湿原の多様な種族で構築された混成勢力です。
竜王という通称で呼ばれるリザードマンの王によって支配され、城砦都市クレイ・ディアと対を成す形で、ムーラ河を超えた先にある砦が本拠地(竜都)となっています。
地形による優位性を十二分に利用して、ムーラ河を超え城砦都市クレイ・ディアを臨む形で野陣を組み、常に侵攻態勢にあります。
竜王の方針により、この勢力に従属したリザードマン以外の種族は侵攻の激戦区に立たされることが多く、恐怖によって戦を支配しようとします。
優勢種である竜族を頂点とした絶対王政の世界を説いていますので、本質的に内部に不穏分子を抱え、結束は必ずしも強いものではありません。
ムッタブラサから出陣した軍がクレイ・ディア近辺に野陣組みますので、本拠地での人族側勢力を含んだ争いは起こり難いです。

地形

周囲を沼地と湿地に囲まれた水捌けの悪い、起伏の多い土地です。
水を嫌う(得意ではない)蛮族たちは高台に身を寄せて暮らすことが多いです。
しかし、そうした高地は幻獣によって縄張りとされていることも多く、しばしば争いの種になるようです。

ムッタブラサの主要人物

 ムッタブラサが1つの勢力として成り立つための主要NPCです。
 これらのNPCが倒された場合、ムッタブラサ周辺の勢力図は大きく変動するでしょう。

"七つの尾を持つ竜王" レプティリアン(リザードマンハイロード)

「我ら竜神の使途たらん。魔剣に魅入られるし世の誤りを正す者なり。征け!これは聖戦である!」
 
 竜王と呼ばれるリザードマン族を束ねる大王です。
 生来の強靭な肉体に加え、竜の力を取り込み、多くの同族を従えて一大勢力を率いています。
 竜こそがこの世の本来の支配者だとして、領土奪還(世界奪還)を是として侵攻を絶えず行なっています。
 人族蛮族の枠を超え、偏った民族主義(種族主義)を主張し、優勢種である竜族(またはリザードマン族)を頂点とした絶対王政の世界こそが本来の世界であるとし、その実現のために邁進しています。
 侵攻に伴い、他種族には死か従属かを選ばせる恐怖の王となっています。
 彼の尾は肥大し、数多の敵を瞬時に叩き潰すとされ"七つ尾"として恐れられています。

"竜の牙(ロードナイト)" リュドミラ(リザードマン・ソードマスター)

「私の剣が折れぬうちは、一指たりとも触れることは許しません。」

 武技を極めた戦闘狂とも思えるリザードマンの戦士で、竜王の専属護衛を率いる隊長です。
 ただし、知能は人並みで兵を統率する能力はあまりありません。
 個としての戦闘能力は群を抜いており、常に竜王の傍に付き従っています。
 竜王に対峙し竜王自身が手を出す必要がない弱き者は、リュドミラの部隊の一部が相手をします。
 リュドミラ自身は竜王より離れることがありませんので、竜王を倒すには彼女も同時に相手にしなければならなくなるでしょう。
 彼女──、そうリュドミラはリザードマンの女騎士です。

"熱き拳の" ゴルディジャーニ (ボガード・セイントグラップラー)

「王は変わられた。だが、古き誓いは変わっておらぬ。」

 よく鍛えられた肉体に加え、指揮能力に長けたボガード族の族長であり、ムッタブラサ軍を束ねる筆頭将軍です。
 かつて竜王の友であったとされ、リザードマン族が幅を利かせるムッタブラサ勢力の中では異例の地位についています。
 竜王に忠誠を誓い、部下を率いて最前線に立ち続けます。
 腹心にボガードコマンダーとスペルジャマーがいますので、彼に肉薄するのは難しいとされています。
 彼自身も強力な拳闘士で、古の流派で鍛錬されたその拳は「光って唸る」といわれます。
 彼と竜王の間に今も友情があるかは定かではありません。少なくとも見える範囲ではお互いに事務的な対応が目立つということです。
 彼に付き従うボガード族は、将軍がいなくなれば今のボガード族の待遇も危ういと考え、彼の命が脅かされることがあればあらゆる手段を取ってくるでしょう。

その他の設定


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Last-modified: Sun, 18 Aug 2013 21:10:18 JST (3926d)