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はじめに

・この頁はキャンペーンセッション「ダークネスダンジョン」向けの特設頁。
・DD進行を円滑にするための設定置場になります。

目次


ダークネスダンジョンの基本設定

 「底に行けばどんな夢も叶うと言うよ」

 ・冒険者の自主的な挑戦。報われる保証などない探索行。
 ・誰に頼まれたわけじゃない、仕事とは異なる、自分自身のための冒険。
 ・それがダークネスダンジョンの探索になります。

ダークネスダンジョンとは

 「闇の底には恐るべき力が眠る
  しかし忘れる事なかれ
  闇に潜る時、闇もまたお前に潜るのだ」

・巨大な地下空洞世界の通称。
 ・ダンケル島に口を開いた巨大な縦穴。その底に存在します。
 ・日の光の届かぬ闇の世界。そこは穢れたもの達の潜む危険地帯になります。
 ・巨大な地下世界の全貌はまだ判らず、ゆえに冒険の余地が多分に残る場所と言えます。
 ・闇の底には蛮族の王が棲むとも、狂える神が封じられるとも言われ
  最奥に辿り着いた者は、恐るべき“力”を手にする事が出来ると言われます。
 ・しかしその伝説の根拠は薄く、またダークネスダンジョンの探索は
  冒険者各自の自由意志により行われる冒険のため、報酬が発生しません。
 ・ゆえに“力”の伝説に惹かれたもの、未知へ挑む冒険心を抱く者だけが
  己の命を賭け、戻る事すら困難な地下世界の探索に挑みます。
  闇の中を抜け、闇に抗い、闇の底に眠る真実と力を掴む。そのために。

存在しない報酬

 ・ダークネスダンジョンの探索は自由意志による挑戦。
  普通の冒険者の仕事の様に依頼は無く、ゆえに報酬も存在しません。
 ・しかし金銭の獲得は出来ます。それは直接的な宝の発見、または剣の欠片の売却。
 ・冒険者は冒険により得た剣の欠片を売却し、金銭に換えるか
  守りの剣の存在する街に献上し、名声を得るか、あるいは――
  その用途に頭を悩ませる事になります。

欠片は地下の回りもの

 ・ダークネスダンジョンの中は、人族の理の通用しない世界になります。
  それは貨幣にも言え、ガメルは通過の通念のある文明的な種族にしか通用しません。
 ・しかし普遍的に価値を有するものが、地下世界にも存在します。
 ・それは剣の欠片。人族には守りの剣の動力源とされ、蛮族には己の力を高めるものとされます。
  地下世界を上手に渡るためには、欠片をどう扱うか、が重要になります。

ダークネスダンジョンの驚異

 ・ダークネスダンジョンにのみ生息すると言われる存在の設定。
 ・正体、発生原因等、今のところ不明になります。

ダークレイス

 ・日の届かないダークネスダンジョン、闇の世界に生きる謎の人間型生物。
 ・見た目、能力ともに多種多様とされ、蛮族とは異なるとされます。
  どの様に生まれ、どの様な社会に生きるのか、謎の多い闇の住民達。 
 ・これらをダークレイス、または闇族、と総称します。

ダークビースト

 ・その霊魂に穢れを宿し、変異した幻獣、動物、植物の総称になります。
 ・普通の獣に比べ力を大きく増し、穢れの無いもの達に対し敵意を抱きます。
 ・セイクリッドウェポン等、蛮族に対する効果が適用されます。
  ゆえに蛮獣、ともよばれます。

魔動機

 ・ダークネスダンジョンの歴史は古く、入口のダークホールは
  大崩壊の時に蛮族の大群が出現した大穴だと言われます。
 ・人族との大規模戦闘が行われたのか、ダークネスダンジョンの中には
  戦闘用の魔動機が放置され、それらには識別信号を持たない動体を
  排除するべく襲い掛かるという習性が有ります。
 ・また、当時の武具、アイテム類が発見される事例が多く
  ダークネスダンジョンは旧文明の遺跡そのものだ、とも言えます。

ダークネスダンジョンの舞台

 ・以下は、ダークネスダンジョンの冒険の舞台となる
  ダンケル島、ダークネスダンジョン各部の基本設定になります。

ダンケル島

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 (クリック:原寸サイズ表示)

 ・港街パリアールより北東沖へ渡航船で1日ほどの距離にある大きな島。
 ・ダークネスダンジョンの入口となる巨大縦穴ダークホールが存在します。
 ・ダークホールの南には人口1000人規模の港街ダンケルブルクが有ります。
 ・ダンケル島のサイズは東西、南北ともに100kmほど。
  島の東部は岩山が多く、島の西武は森に覆われ、人族の生活圏は狭め。
 ・島の中央には入り江へ流れこむ川が有り、ダンケルブルグの市民は
  この川を水源に平和な日々を享受しています。

ダークホール

 ・ダークネスダンジョンとダンケル島を繋ぐ、直径10km程の巨大にもほどがある縦穴。
 ・ダークホールの昇降は、この島の冒険者の店が管理するリフトにより行います。
 ・ダークホール周辺は瘴気により汚染された事がある、と言われ
  今は草一本生えない荒野と化しています。

ダンケルブルグ

 ・ダンケル島唯一の街。領土的にはパリアールに属します。
 ・ダンケルブルグ自体は農業、漁業による生活を営む小さな町にすぎず
  高度な工業力を必要とする品物は、本土大陸からの輸入に頼りきりの状態。
 ・守りの剣は存在しますが、その数は1本のみと言われます。  
 ・十の浮舟亭の支店にあたる、十の沈航亭が存在し
  ダークネスダンジョンに挑む冒険者の資格試験を行うと共に
  ダンケルブルグと地下世界を繋ぐ昇降リフトの管理を司ります。
 ・町はずれには、市民権を得た蛮族が少数住んでいます。

亭主 “撃たざる銃”マスケット

 ・ダンケルブルグの冒険者の店、十の沈航亭の亭主。
 ・十の浮舟亭の亭主オリガの海賊時代の元子分。参謀、事務的な役割を担い
  イケイケのオリガのブレーキ役だったとも言われます。
 ・小太り体形。体力はそこそこ有るものの、頭を使う方が得意。
 ・少々弱気ながら、冷静さに定評のある男性。

試練の谷

 ・冒険者の店“十の沈航亭”の所有する私有地。
 ・尾根と尾根に挟まれた谷間にあたり、木々に覆われた森になります。
 ・冒険者の能力を試すための試験会場に用いられるため試練の谷とよばれます。
 ・レッドロック山の山頂がよく見えます。

ダークネスダンジョン第1層

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 (クリック:原寸サイズ表示)

ヘレインガング

 ・ダークホール直下に設立された人族の拠点村。
  その名は“地獄の入口”を意味すると言われます。
 ・ダークネスダンジョンから地上へ出ようとする脅威の排除こそ
  この村の主要な役目とされ、そのための戦士団が常駐します。  
 ・冒険者支援のための宿泊、買い物等の施設が有るものの、規模は極小。
 ・穀物、酒等の食料を含め、生活に必要とされる多くの資源は
  ダンケルブルグからの輸送により賄われます。

地獄亭

 ・ヘレインガング唯一の酒場、兼、宿泊施設。
 ・冒険者よりも戦士団の憩いの場としての意味合いが多きく
  大き目に作られた酒場には、酒と煙草の臭いが充満しています。
 ・宿泊料は一泊20ガメル。剣の欠片払いなら1個で1週間泊まれます。
 ・亭主はヘルマン。落ち着いた性格の初老の人間男性。
  ダークネスダンジョンに挑み、戻らなかった冒険者達の事を
  よく覚えているようです。
  

戦士長 “昼寝”クラージュ

 ・ヘレインガング戦士団の団長。
 ・豪快な性格のダークトロール。人族側の蛮族、すなわち亜人。
 ・人間の街に居難く、ダンジョン内生活が体質に合うため
  進んでヘレインガングの守護を担い、冒険者くずれや、ならず者の多い
  戦士団を統率しています。
 ・日中はだいたい寝ています。

北の森、南の森

 ・ダークホールの下に有るため、
  日光の恩恵により草木が生い茂り、森林を形成する地域になります。
 ・ダークネスダンジョン内における最も自然の恵みの豊かな地域と言え
  森に棲む獣、ロタス湖に棲む魚はヘレインガングに住む人族の重要な蛋白源。
  ライトライン川は水源としても重要とされます。
 ・しかし自然が豊かゆえの危険は多く、襲撃を繰り返す蛮族は勿論のこと
  ダークネスダンジョン内部独自の動植物は、未知の脅威と言えます。

ロタス湖

 ・巨大な地底湖。ライトライン川に連なるヘレインガングの大事な水源。
 ・水流のゆるい水域には底に泥濘に貯まり、蓮の土壌になります。
 ・蓮の生えた地域は蛙、ナマズ等の生息する場所にもなり、
  ダンジョン内に暮らす者の、絶好の釣りスポットともされます。

監視塔

 ・雨の沼地からのアンデッドの流出、ギルマン湖の魚人らに対応するため設置された
  砦の機能を有する見張り塔。ヘレインガング戦士団が交代制により駐屯します。
 ・ダークネスダンジョン内の、人族の占領する地域の最先端に位置します。
  すなわち、監視塔より先は人ならぬ者達の領域とされ
  最早、誰に護られる事もない、本当の危険地域と言う事になります。

雨の沼地

 ・ダークネスダンジョン第1層、南西部に位置する一帯。
 ・天井より常に水滴が滴りまくるため、それが雨の様な状態に見えます。
  その雨により土壌がぐちゃぐちゃにされ、名前の通り沼地の様な状態の場所。
 ・雨の沼地には常時、アンデッドが出現し、じわじわと増え続けています。
  更にそのアンデッドの撒き散らす瘴気が沼の水と湿気に毒性を与えるため
  この沼地の探索は非常に困難とされます。
 ・定期的にアンデッドの討伐のための遠征が行われますが、
  根本的な解決には至らず、アンデッドは今もなお湧き続けるとされます。
 ・南西端の岩山はほぼ未探索の地域になります。  

ギルマン湖

 ・名前の通りの場所。ギルを略したら死にます。
 ・蛮族のギルマン種の縄張り。人族との小競り合いを繰り返しています。
 ・南部にある島に集落が有り、そこにギルマン達の指導者が居ると言われます。
 ・ダークネスダンジョン北東部に抜けるためには、この湖の端を通るため
  ギルマン達による監視の目を潜り抜ける必要が有ります。

ブラッドライン川

 ・ギルマン湖よりロタス湖へと流れる地底の川。
 ・ヘレインガング戦士団と、蛮族らの戦いにより時折血に染まるため
  ブラッドラインと名付けられました。

トラウト湖

 ・ダークネスダンジョン第1層の水源。
 ・ギルマン湖、ロタス湖へ流れる水はここから溢れたもの。
 ・非常に綺麗な水質を誇り、マス科の魚が多く棲むとされます。
  尤も、その魚達はギルマン達の食料でもありますが…。

根の森

 ・ダンケル島、ホールルーフ山中に生えた巨大樹の根が
  ダークネスダンジョンの天井を貫通し、第1層の地面にまで届いたもの。
 ・根の密度と、その根を糧とし生きる様々な生物の楽園。
  特に根に寄生した茸の温床とされ、その茸を食べる者らも出現します。

ドワーフの廃都

 ・ドワーフ族のものと思われる採掘基地の跡。
  既に住む者はなく、鉱石の採掘も行われていません。
 ・人族の領域より遠く離れているため、探索しきれた場所とは言えないものの
  第2層へ降りるための装置が存在するのは確定しています。


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Last-modified: Sun, 10 Dec 2017 20:13:03 JST (2351d)